白川方明の発言 (議院運営委員会)
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○参考人(白川方明君) 実は今日、明日、金融政策決定会合が開かれておりまして、それから月末にはもう一度決定会合が開かれます。金利をどうするかということ、それ自体につきましては、毎回の決定会合で情報を精査して判断していきたいというふうに思っております。
ただ、一般的な構えということで申し上げますと、常に相反する二つのことを私、感じまして、一つは、現在起きている変化に対してこれは鋭敏な目を持って観察をして、もし情勢が変化し、必要な政策があれば、それは機動的に実施していくということが一方で大事だと思います。他方で、金融政策のラグというのは、これは一年から二年、かなり長いラグでございます。どうしても、過去の経験からしますと、足下の状況に引きずられやすいという傾向があることもまた一方の事実でございます。この二つをその時々の中で判断をしていくということでございます。
先ほどの金利正常化論との関係でいきますと、現在の実質金利が非常に低いということは事実でございますけれども、しかし、その低いという事実でもって直ちに毎回毎回の決定会合の政策金利の方向が出るというわけではなくて、そこは大きな経済の流れ、傾向というのをしっかり踏まえる必要があるという趣旨でその話を強調している次第でございます。