福田康夫の発言 (決算委員会)

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○内閣総理大臣(福田康夫君) 年金記録問題につきましては、政府に対する国民の信頼にかかわることでございますので、その解決に向けて国を挙げて取り組むよう進めておるところでございます。
 現在、未統合記録の解明を進めるために、本年十月までにすべての受給者、現役加入者の方々にねんきん特別便をお送りするとともに、住民基本台帳ネットワークを活用したり、旧姓を届け出ていただき確認作業を行うなど様々な手段を通じて丁寧に作業を進めているところでございます。
 ねんきん特別便につきましては、御指摘のように、高齢者の方々にとって分かりにくい、対応が不親切といった問題もございまして、当初回答率が低く、また訂正なしとの回答も多かったところでございます。これらの反省に立ちまして、その後、相談を受けた際に記録に関する具体的な情報を提供する、分かりやすい資料を同封する、また、訂正なしと回答した受給者の方のうち御本人の記録である可能性の高い方について電話や訪問による入念照会というのを行っております。そういうような様々な改善を行ってきたところでございます。
 その結果、回答率は、受給者の方は当初の三割から七割に、現役加入者の方は当初の五%から四割に上昇しております。また、回答いただいた方のうち訂正ありの割合は、受給者は一割強から三割に増加するとともに、加入者は七割と高い水準となってきております。今後は、さらに、いまだ回答のない方に対してはがきにより再度回答のお願いをする、また、市町村、企業、労働組合、福祉関係者など多くの関係者に御協力をいただきまして回答の促進を図る、それから、入念照会を計画的に進めるといったきめ細やかな対応を進めながら、できるだけ早くより多くの記録を結び付けてまいりたいと思っております。
 このねんきん特別便は、すべての受給者と現役加入者に対し年金記録をお送りし御確認をいただく壮大な作業でございまして、年金記録問題の解決に当たりまして最も重要な取組であると考えております。まずは十月には予定どおり送付を完了し、今年度中に確認作業を終えることができるように、社会保険庁の体制強化とともに市町村、企業を始め多くの関係者の御協力もいただきながら、国を挙げて取り組んでまいる所存でございます。

発言情報

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発言者: 福田康夫

speaker_id: 5556

日付: 2008-06-09

院: 参議院

会議名: 決算委員会