額賀福志郎の発言 (財政金融委員会)
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○国務大臣(額賀福志郎君) これは、おっしゃるように今、国は五百兆円余り、地方を合わせると七百七十八兆円の債務残高を抱えておりまして、GDP比一五〇%弱である、先進国では最悪の水準であるということはもう委員も御承知のとおりであります。
これがなぜ起こってきたのかということでございますけれども、もうこれは委員もよく分かっていて質問しているわけなんだけれども、バブル経済崩壊後、史上空前の不良債権を抱えて、しかもなおかつ九七、八年にはアジア通貨危機に見舞われて、日本から金融危機を発出するんではないかという危機的な状況にあったことは御承知のとおりであります。その当時、経済を維持し、景気回復を達成するために財政出動をし、金利を下げ、あるいはまた減税をし、そういった措置をとってきたわけでございます。
これを言ってみれば評価的にどういう評価をすべきかということが定まったものがあるとは思いませんけれども、私は、それだけの百兆円余りの金融、財政の措置をとった結果、日本が沈没することがなかったという意味では一定の効果があったんだろうというふうに思っております。しかし、今日の膨大な借金を抱えたことも事実でございます。
したがって、この膨大な借金を我々は今後自分たちの後の世代に残していくことがないように努力をしていくのが現役世代の責任であるということから、日本経済をきっちりと立て直すこと、成長路線を乗せるということと同時に、財政再建も一方の旗を掲げておくことが日本の国家の信頼を、信認を得ていく上で不可欠の要件であるというふうに思っておりまして、そのために今二〇一一年にはプライマリーバランスの黒字化を達成するという当面の目標を掲げて、今努力をしているということでございます。
その意味におきましても、道路特定財源も単に減税をするのではなくて、財政事情だとかあるいはもちろん道路整備があるわけでありますが、今後の課題である環境の問題だとかそういうことを含めて、財政再建の意味も込めてこの暫定税率の水準の維持をお願いをしているということにもなるわけでございますので、我々は責任ある政権与党として将来に今後責任を持っていくために国民に対してつらいことでもお願いをしているということでございますので、参議院側で一方の責任を持っている民主党の先生方にも是非御理解をいただきたいということでございます。