富岡由紀夫の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○富岡由紀夫君 田村先生の質問にお答えします。
 受動的か能動的かという問題は、二〇〇五年にインドに行かれたとき田村先生も一緒の団で視察させていただきましたけれども、そのとき田村先生も御理解したと思うんですけれども、インドの場合は、どちらかというと向こうが全部ODA案件を要求してくるんですね。それ以外のものをこちらから提案しても、インドは要らないよということで、そういう提供国をまず選別したり、それとあといろんなプロジェクト自体も選別するということで非常に、援助を受けるんですけれども、立場的には比較的優位な立場に立って、嫌だったら受けないよというぐらい強気な態度を取っているというのは御存じだと思います。
 そういった中で、どういったものを日本として提案して援助していくかというのは非常に難しい問題だというふうに思っております。その国、その地域によって、そこは対応をやっぱり変えていく必要があるのかなという感じします。すべて受動的に受けるんじゃなくて、ここは今言ったように、余り自分たちで効果的な利用ができないというのであれば日本から提案をさせていただいて、どうでしょうかという形で日本から提案型のODAをやっていくという必要性もあるかと思います。それは、国によって、地域によって対応は別々にやっていく必要があるのかなと私は思っております。
 あと、二つ目の特定目的会社をつくって日本からの投資を誘致するという話は私は存じ上げないんですけれども、ただ、インドの場合は、やはり日本との今経済交流というか日本からの投資をたくさん促進しようという思いはありまして、その中でやはりインフラ整備というのが非常に大きな地位を占めているんじゃないかということをインドは理解しております。
 今、交通渋滞が非常に、三年前行かれたときより更に激しくなっておりまして、都市のインフラなんかも非常に厳しい状況になっております。そういった意味で、デリーメトロみたいな地下鉄とか、自動車じゃない交通手段を整備する案件に日本が協力するとか、あと橋を造って交通渋滞を緩和するとか、そういったことは非常に有効な手段かなと、日本が投資する環境整備という観点からいっても非常に有効かなという感じがしております。
 そういった意味で、提供する側とそれを受ける側がよく話合いをして、どういう形がお互いにメリットがあるのか、お互いに本当にニーズを満たせるのか、よく話し合ってやることが一番重要かなというふうに私は感じておりました。
 以上です。

発言情報

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発言者: 富岡由紀夫

speaker_id: 25163

日付: 2008-04-02

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会