細野豪志の発言 (内閣委員会)

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○衆議院議員(細野豪志君) 三点それぞれについて答弁をさせていただきます。
 まず、宇宙開発担当大臣でございますけれども、この大臣につきましては、内閣総理大臣の命を受けて、宇宙開発利用に関し内閣総理大臣を助けることをその職務とする国務大臣とされておりまして、総理大臣が任命をするという形になっております。
 当然、総理大臣としては、内閣総理大臣が様々なこれまでの宇宙政策の弊害をしっかりと考えて一元化をできる大臣を任命をするということでございますけれども、様々な今、藤谷議員の方から御指摘がありましたような懸念を考えると、提出者としては、防衛大臣を宇宙開発担当大臣に任命することに関しては適切ではないというふうに考えておるところでございます。
 続きまして、宇宙開発利用の予算についての透明性について御質問をいただきました。
 本法案では、宇宙開発利用は我が国の安全保障に資するよう行うものと位置付けておりまして、憲法の平和主義の理念にのっとり、専守防衛の範囲内で防衛目的での宇宙開発利用は行えるというのが提案の趣旨でございます。防衛目的での宇宙開発利用として何が可能かということに関しましては、科学技術の水準であるとか国際情勢に照らしてその都度適切に判断をされるものというふうに考えております。
 また、本法案では、内閣総理大臣を本部長とする宇宙開発戦略本部を設置をすることになっておりまして、宇宙開発利用に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るために宇宙基本計画を作成をすることになっております。また、この宇宙基本計画につきましては、作成をした段階で遅滞なくインターネット等を通じて公開が義務付けられているところでございます。
 この宇宙基本計画でございますけれども、中身といたしましては、宇宙開発利用の推進に関する基本的な方針、宇宙開発利用に関し政府が総合的かつ計画的に実施すべき施策などが定められることになっておりますが、今回、新たに安全保障についてということで防衛目的の宇宙開発利用が含まれるわけでございますけれども、それもこの基本計画の中に定められることになっております。
 これまで、ともすればばらばらに予算計上され、計画もばらばらにされてきたものが、この宇宙基本計画の下に整合的に情報公開をされるということでございますので、むしろ、その面からは透明性が高まるものというふうに考えております。
 また、当然、この宇宙開発基本計画に基づいて予算というのは策定をされることになるわけでございますので、透明性の高い宇宙開発基本計画の下で予算がしっかり提示をされ、それが国会というまさに国民公開の場所で、徹底した情報公開の下で議論されることを提案者としては望むものでございます。
 続きまして、防衛関係の予算についての公開の問題について御質問をいただきました。
 本法案の第二十三条では、宇宙開発利用に関する情報の適切な管理のために必要な措置を講ずる旨規定しているところでございますけれども、これは宇宙開発利用に関する情報を一切公開しないという趣旨ではございません。公開すべきものについては適切に公開するというのは当然前提としているところでございます。
 宇宙に関しましては、軍事転用が可能な技術ございますし、高い付加価値を有する技術等ございますので、情報の公開を制限をする必要があるというのはこれは御理解をいただけるというふうに思うんですけれども、宇宙にかかわる知識の集積が人類にとって極めて重要である、さらには研究開発の成果の活用を図るために重要であるということを考えれば、特に理学等の分野など、可能なものについては広く公開をしていくことが必要であるというふうに考えております。
 衆議院での委員会決議の中でもこの情報公開の問題については議論されてきた経緯がございますし、また参議院の方でも、今回、附帯決議の中でこの情報公開について特段の決議をいただくというふうに承知をしておりますので、この決議を十分踏まえて今後運用されるように、我々としてもしっかりとチェックをしてまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 細野豪志

speaker_id: 7754

日付: 2008-05-20

院: 参議院

会議名: 内閣委員会