大田弘子の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(大田弘子君) まず、経済ちょっと御説明させていただきたいんですが、経済演説では、GDPという規模を挙げて、もはや一流と呼ばれる状態ではなくなったと申し上げましたが、重要なのは、規模だけではなくて成長の中身、これから伸びていける力を持っているかどうかが重要だと考えております。
成長の中身について、一流と呼ばれるには何が必要か。一つは質の高いものを生み出せる経済であるかどうか、それから力強い経済であるかどうか、この質とパワーというのが重要であると考えております。この点で、今、日本は物づくりは優れておりますけれども、サービス産業の生産性が低いといったような問題がございます。
ただ、今先生が読んでくださいましたように、日本の中にはまだ優れた潜在力たくさんございます。人材、技術力、それから一千五百兆円を超える国民金融資産、こういったものを今のこの大きく変わった新しい世界経済の構造の中で生かしていく努力が必要なんだと、それが今求められている構造改革だと考えております。
じゃ、一流の経営者、労働者、消費者ということでございますが、私の考えでは、一流の経営者というのはリスクに挑戦して企業価値を常に高め続けることができる経営者、そして質の高いものを生み出せる労働者、その質の高さを判断できる消費者ということが大事だと考えております。
その意味で、今経営者がこの世界経済の変化に必ずしも十分に対応できていないという側面がございます。それから、労働者については潜在力を持ちながら十分に生かし切れていないという面がございます。この点を踏まえて、生産性の向上ですとか、それからすべての人が能力を発揮できるように新雇用戦略というものを策定中でございます。