2008-02-06
両院
津田弥太郎
平成十九年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会
津田弥太郎の発言 (平成十九年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会)
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○津田弥太郎君 民主党・新緑風会・国民新・日本の立場から、平成十九年度補正予算三案に反対した理由を申し上げます。
第一は、財政規律を無視した編成が行われていることであります。
本来、補正予算には、当初予算編成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費など、極めて限定的な経費しか計上できないことになっておりますが、本補正予算には、高齢者医療関係経費や農業活性化策など、十九年度当初予算に計上が可能であった経費が数多く盛り込まれております。シーリングにより当初予算を厳しく抑制したといいながら補正で歳出を積み増す手法は、国民の目を欺くものであり、到底容認できるものではありません。
第二は、甘い税収見積もりにより、つじつまを合わせていることであります。
景気の悪化が懸念されているにもかかわらず、補正後の税収見積もりは十八年度決算を大きく上回っており、極めて非現実的であります。国債の増発を避けるべく税収を過大に見積もったことは明白であり、このような見せかけの財政健全化は国民を愚弄するものであります。
第三は、高齢者医療制度の導入間際になって突如として負担を凍結したことです。
今回の措置により、この制度に根本的な欠陥があることが明白となりました。負担の凍結などという小手先の手法で取り繕うのではなく、制度の実施を取りやめ、抜本的に見直すべきであります。
第四は、原油高対策が極めて力不足で、国民の期待を裏切っていることです。
政府が打ち出した対策は、対象者が限定されているほか、金額も国民経済の大きさから見れば極めて小さなものにとどまっております。暫定税率の引き下げ等により、広く国民全体に及ぶ対策を実施すべきであります。
さて、私は、参議院予算委員会の理事として、補正予算審議のやりとりを最前列でつぶさに見届けてまいりました。
国民注視の年金記録問題に関して言えば、今もって政府の対応は極めてずさんであり、実質二百一億円という貴重な国民の血税を社保庁の不始末に追加することは到底認められないことであります。さらに、道路特定財源の議論では、閣内不一致が明らかになるとともに、国土交通省のでたらめな答弁や対応で昨日の参議院予算委員会の審議が大幅にストップするなど、政府の対応は極めて不誠実でありました。
以上、主な理由を列挙しただけでもこれだけの問題があることから、民主党・新緑風会・国民新・日本は、本補正予算案に反対したものであります。
以上です。