小野次郎の発言 (外務委員会)

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○小野(次)委員 この年の六月に日朝実務者協議で、北朝鮮側は、拉致問題は解決済みとの立場を改め、拉致問題に関する調査のやり直しなどを表明しているんですね。
 次に、福田改造内閣だったと思いますが、そのときに中山恭子さんを拉致問題担当大臣ということで、そういう見出しがついた大臣を初めてつくったわけでございます。
 その直後に、二〇〇八年八月の日朝実務者協議においては全面的な調査の具体的態様等について合意しているわけです。このときには中山大臣が、直接テーブルには着かなかったけれども、かなり陣頭指揮で取り組まれたというふうに私は事務方から聞きました。調査対象は政府認定の被害者だけではなくてその他行方不明者などにも及ぶ、権限が与えられた委員会をつくって、生存者が発見された場合には、その後の段取りについても協議、合意しましょうということを北朝鮮側が言ってきたという話になっています。
 ところが、九月一日に福田総理が退陣を表明されたら、九月四日に北朝鮮から、今触れた合意事項を履行するという立場なんだけれども、政権交代があったから、新政権がどういう対応をするか見きわめるまで調査は見合わせますというふうに一方的に言ってきた。
 それに対して日本政府はどういう対応をとったかというと、麻生内閣が発足すると同時に、このせっかくついていた拉致担当大臣というのをまた官房長官の兼務にしてしまった。これが、これは私の勝手な思惑かもしれませんけれども、北朝鮮からすれば、どういう対応をするか見きわめた対応が大臣なくなっちゃったというのが、向こうにしてみれば、そういう理解をしているんじゃないかなと思いますけれども、こういう認識についてはどうお考えでしょうか。

発言情報

speech_id: 117103968X01520090612_165

発言者: 小野次郎

speaker_id: 26000

日付: 2009-06-12

院: 衆議院

会議名: 外務委員会