佐々木憲昭の発言 (議院運営委員会)
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○佐々木(憲)委員 日本共産党の佐々木憲昭でございます。
本日、二人の参考人の意見表明の場が設定されましたが、これは改憲原案を審査する憲法審査会の規程づくりに向けて一歩を進めるためのものであり、私どもとしては、このやり方に賛成できないということを改めて表明しておきます。
ただいま二人の参考人の御意見を聞きましても、今、憲法審査会規程をつくる必要は全くないという確信を改めて深めたところでございます。
改憲手続法は、安倍政権のもとで、自民党などの九条改憲のスケジュールに沿って強行採決で成立させられたものであります。慎重審議を求める圧倒的多数の国民の声を無視し、審議も不十分なまま、与野党の合意のないまま与党が数の力で強行したことは、憲政史上に重大な汚点を残したものであったことは、笠井、辻元両参考人から先ほど厳しく批判されたところでございます。
それを前提として、憲法審査会規程を二分の一ということで押し切るようなことはやってはなりません。法律に定められた憲法審査会規程が未整備である、こういうことを問題にするなら、むしろ、強行成立させられた手続法そのものを見直し、廃止すべきであります。
今、どの世論調査を見ても、憲法九条を変えよという声は極めて少数であり、九条を守れという声が圧倒的多数であります。九条の会、全国で七千以上つくられて、九条を守る、世界に広げる、これが国民的な世論になりつつあるのでございます。
この議院運営委員会でも、憲法審査会の規程を今つくれという与野党の合意は成立しておりません。合意のないまま、また与党は数の力で強行するということを繰り返す、このようなことは絶対に許されません。
今求められているのは、平和と人権の保障を目指す日本国憲法、とりわけ、九条、二十五条の実現を目指すことであります。このことを強調して意見表明といたします。