寺田稔の発言 (決算行政監視委員会)
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○寺田(稔)委員 今大臣、複数年度にまたがった、あえてでしょうか、広いタイムスパンで言われましたけれども、二十一年度だけ見ると全く統合もありません。そしてまた、確かに予算額の縮減においては若干の前進も見られますが、むしろ後退、すなわち歳出の大幅な拡大も見られるわけでありまして、この特別会計改革、ぜひとも強力に推進をしていただきたい。一般会計に対して三倍の純計ベースの規模があるわけです。やはり純計ベースで縮減をすること、これは大変に重要なことでございます。引き続き意を注いでいただきたいと思います。
時間の関係で、まだまだお伺いしたいわけですけれども、次に文部科学大臣にお伺いをいたします。
私も宇宙基本法の提案者の一人でございます。現内閣においては、河村官房長官あるいは石破農水大臣、浜田防衛大臣初め多くの宇宙基本法の提案者、これはしかも野党との共同提案でありまして、宇宙の開発と利用を推進していくこと、しかもこれを効率的にやっていくことは国家戦略上でも極めて大事な点ですが、当然のことながら、効率的な効果的なお金の使い方をしなければならないわけでございます。
そういった観点から独立行政法人JAXAを見た場合、プロジェクト実施機関としても、また研究機関としても極めて問題の多い機関であると言わざるを得ない。
大臣、御存じでしょうか、JAXAのいわゆるプロジェクト実施の費用に対する運営費の割合、極めて異常な数字となっております。一般的な比率は約二割なんですね。例えば百のプロジェクトを実施するときに、そのオーバーヘッドコストやランニングコストは大体その二割、二〇であるというのが一般的なプロジェクト実施機関の姿であります。JAXAについて見るとどうでしょう。一つのプロジェクトを実施するための運営経費は、その比率は五〇%、二・五倍なんですね。このことを、大臣、事務方から知らせてもらっていましたですか。
あるいは、一人当たり人件費は御存じですか。一千万近いんですよ、JAXAの一人当たり人件費。国家公務員の平均給与も御存じかと思いますが、これについて一体どういうふうに考えるか。
そしてまた、データ処理経費。財務省全体のデータ処理経費は約二百億です。JAXAのデータ処理経費は幾らか御存じでしょうか。それに匹敵する数字なんですよ、百九十五億。これはどう考えても、しかも、データ処理するのはいいんですよ、データ処理するなとは言いません。しかし、その画像データが全く成果物として見えていない。説明責任も果たされていない。一体、処理したデータはどういうふうになっているのか、その開示もないというのが実態でございます。
大臣、こういうJAXAの実態にかんがみて、JAXAの合理化、効率化、また冗費の削減を強力に進めていただかなければならないと思うわけですが、まずもってこの点について御認識があったかどうか、そして御所見をお伺いします。