寺田稔の発言 (決算行政監視委員会)
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○寺田(稔)委員 ややすりかえの答弁ですね。
基盤整備費がかかるのは当たり前です。当然、基礎研究費、あるいは今大臣が言われた新射場の調査費、建設費、これはまさにプロジェクト関係予算なんですね。
私が問題にしているのはそうじゃなくて、それに対して投入されるマンパワー、人件費あるいは物件費、いわゆるランニングコストとしての運営経費の比率が余りに高過ぎる。一般の独立行政法人あるいは調査研究機関、プロジェクト実施機関に比して二・五倍であるという厳然たる事実であります。
その他、JAXAについては、実はいろいろな問題があるわけです。縦割り行政の弊害も出ております。今回の宇宙基本法の眼目は、まさにそうした縦割りを排して、政治主導、内閣主導、内閣、内閣官房そして内閣府、これが一体となって宇宙基本計画を策定し、縦割りの弊を排し、正しい方向でもって、税金、血税を使うわけです、宇宙開発を実施、推進していく。そして、利用サイドの活性化を図っていくことでございます。ぜひとも、そうした趣旨に合致した方向に持っていかなければなりません。
この点については、これから行われる分科会、集中的な審議で、さらなる掘り下げた濃密な議論を展開させていただきたいと思いますし、また、人的問題も浮上してきております。さまざまな人的問題、行為規範の問題等についても、さらに深めた議論を行っております。ぜひとも、大臣、この分科会の方も御出席をいただきたいというふうに思います。
時間の関係で、まことに駆け足ではございますが、きょうは、お忙しい中、二階経済産業大臣にもお越しをいただいております。
太陽光発電、大変重要な政策であります。人と自然と環境に優しいエネルギーの開発と、そして低炭素社会を実現する京都議定書に沿ってCO2の六%削減を実現するためにも、これは推進をしなければならない政策であり、今年度予算においても相当な力点が置かれている。担当課長も認めるところであります。
しかし、まことに残念ながら、その政策の実施の仕方において極めて問題もあるわけです。一たん、これは四年間、何とストップしてしまったわけですね。私もびっくりしました。四年前、NEDO、新エネ機構の補助金がストップをする。私、当時の担当課長にもお伺いをしたら、いやいや、もう十分補助金の効果は上がったんだ、太陽光はもう必要な分だけ普及がなされたという、本当にびっくりするような説明もお伺いをしました。
確かに、四年前の時点で、我が国はソーラーシステムにおいては最先端でありました。しかし、この四年間のブランク、欠缺によって、世界的にも極めて劣後した、諸外国が一生懸命継続的な予算投入と政策展開を行う中で、この四年間のストップというのは致命的であります。
やはり継続は力であります。もちろん、今回の予算で必要な予算づけが行われたことは評価をいたしますが、いきなりブレーキを踏んでまたアクセルを吹かすような、政策の継続性、統一性あるいは論理的整合性のないやり方について、大臣いかにお考えか、御所見をお伺いいたします。