山本公一の発言 (国土交通委員会)

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○山本(公)委員 大臣のおっしゃるとおりでございまして、私はきょうの短観の報告を見ていても、いわゆる輸出関連産業、自動車、そしてまた電機の落ち込みがかなり激しい、これは多分、日本に限らず、どの国でも同じような経済対策をとっているんだろうと思います。つまり、外需じゃなくて内需ということを中心にして経済を立て直そうとしているんじゃないかと思うんです。
 改めて日本という国も、外ばかり目を向けている経済の対策ではなくて、内へ向けて、内側から元気を取り戻していくという経済対策が必要ではないか、そのように今度の政府の対策についても私は大いに期待をいたしているところでございます。
 そういう中で、昨年の通常国会で、私どもは道路特定財源を堅持するという立場で議論をしてまいりました。一年たちまして、今回、一般財源化の法案を今審議いたしております。その中で、一年、二年、議論を聞きながら、野党の皆様方も与党の皆様方も、道路というのは必要なんですということについては、おおよそ共通認識があったんだろうと思います。さまざまな議論の中で、いわゆる特定財源なるものが持つ問題点もさまざま浮き彫りになってまいりました。そして今、一般財源化の議論をする中で、無駄な道路はつくりません、無駄な道路ができる仕組みについても考えますと。随分前進したと私は思っております。
 ただ、無駄な道路と真に必要な道路という議論は、これは多分、永遠のテーマに近いのかなと思ったりもいたします。ただ、きのうきょうの議論を聞いておりますと、道路というものが、費用対効果がすべての判断材料であるかのごとき議論がなされてまいりました。
 昨日、国交省は、いわゆるBバイCの点検結果を公表されました。
 これは、本日の私どもの愛媛新聞の記事です。「地芳道路を一時凍結」「費用対効果改善へ」。この地芳道路というのは、一週間前、そこにお座りになった参考人の地元です。梼原町長は、命の道路と、参考意見を述べられました。一週間たって、凍結です。その梼原町から久万高原町へ結ぶ道路だったんです。久万高原町の建設課長のコメントが新聞に出ています。「正直びっくりだ。集落維持に道路は不可欠で、今まで通りやってもらえるよう国と県へ要望する」と。
 よく中山間地と言いますけれども、この梼原町というのは中山間を飛び越えています。深い山山地。深い山山地の道路を一生懸命つくってきた。恐らく、あそこで突然倒れられても、病院に行くのに、診療所に行くのに、下手すると一時間かかる。まともな総合病院に行くには二時間近くかかる。中山間どころじゃない地区の町長さんが参考人にお見えになって、切々と道路の必要性を訴えられた。一週間たったら、凍結。これをごらんになって、多分びっくりしたと思う。
 道路局長、BバイCだけで道路というのを考えていいんでしょうか。これは新聞に書いてあるけれども、BバイCが〇・五だった。つくづく去年からの議論を聞いていて、費用対効果だけで道路の建設を考えていたら、救えるものも救えなくなってしまう、悪いところはより悪くなってしまう。道路局長、どう思われますか。

発言情報

speech_id: 117104319X01020090401_006

発言者: 山本公一

speaker_id: 7033

日付: 2009-04-01

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会