国土交通委員会
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会
会議録情報#0
平成二十一年四月一日(水曜日)
午後一時二分開議
出席委員
委員長 望月 義夫君
理事 奥野 信亮君 理事 菅原 一秀君
理事 中山 泰秀君 理事 福井 照君
理事 山本 公一君 理事 川内 博史君
理事 後藤 斎君 理事 上田 勇君
赤池 誠章君 猪口 邦子君
今村 雅弘君 江崎 鐵磨君
遠藤 宣彦君 小里 泰弘君
大塚 高司君 太田 誠一君
岡部 英明君 鍵田忠兵衛君
亀岡 偉民君 木村 勉君
北村 茂男君 佐田玄一郎君
七条 明君 島村 宜伸君
杉田 元司君 永岡 桂子君
長島 忠美君 西銘恒三郎君
原田 憲治君 藤井 勇治君
松本 文明君 盛山 正仁君
吉田六左エ門君 若宮 健嗣君
石川 知裕君 小宮山泰子君
古賀 一成君 高木 義明君
長安 豊君 三日月大造君
森本 哲生君 鷲尾英一郎君
高木 陽介君 谷口 和史君
穀田 恵二君 糸川 正晃君
…………………………………
国土交通大臣 金子 一義君
国土交通副大臣 金子 恭之君
国土交通大臣政務官 谷口 和史君
国土交通大臣政務官 西銘恒三郎君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 梅溪 健児君
政府参考人
(金融庁総務企画局参事官) 飛田 史和君
政府参考人
(財務省大臣官房審議官) 田中 一穂君
政府参考人
(財務省大臣官房審議官) 永長 正士君
政府参考人
(国土交通省大臣官房長) 増田 優一君
政府参考人
(国土交通省総合政策局長) 大口 清一君
政府参考人
(国土交通省道路局長) 金井 道夫君
政府参考人
(国土交通省鉄道局長) 北村 隆志君
政府参考人
(国土交通省海事局長) 伊藤 茂君
国土交通委員会専門員 石澤 和範君
—————————————
委員の異動
四月一日
辞任 補欠選任
稲葉 大和君 今村 雅弘君
亀井 静香君 糸川 正晃君
同日
辞任 補欠選任
今村 雅弘君 永岡 桂子君
糸川 正晃君 亀井 静香君
同日
辞任 補欠選任
永岡 桂子君 猪口 邦子君
同日
辞任 補欠選任
猪口 邦子君 木村 勉君
同日
辞任 補欠選任
木村 勉君 稲葉 大和君
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出第八号)
————◇—————
この発言だけを見る →午後一時二分開議
出席委員
委員長 望月 義夫君
理事 奥野 信亮君 理事 菅原 一秀君
理事 中山 泰秀君 理事 福井 照君
理事 山本 公一君 理事 川内 博史君
理事 後藤 斎君 理事 上田 勇君
赤池 誠章君 猪口 邦子君
今村 雅弘君 江崎 鐵磨君
遠藤 宣彦君 小里 泰弘君
大塚 高司君 太田 誠一君
岡部 英明君 鍵田忠兵衛君
亀岡 偉民君 木村 勉君
北村 茂男君 佐田玄一郎君
七条 明君 島村 宜伸君
杉田 元司君 永岡 桂子君
長島 忠美君 西銘恒三郎君
原田 憲治君 藤井 勇治君
松本 文明君 盛山 正仁君
吉田六左エ門君 若宮 健嗣君
石川 知裕君 小宮山泰子君
古賀 一成君 高木 義明君
長安 豊君 三日月大造君
森本 哲生君 鷲尾英一郎君
高木 陽介君 谷口 和史君
穀田 恵二君 糸川 正晃君
…………………………………
国土交通大臣 金子 一義君
国土交通副大臣 金子 恭之君
国土交通大臣政務官 谷口 和史君
国土交通大臣政務官 西銘恒三郎君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 梅溪 健児君
政府参考人
(金融庁総務企画局参事官) 飛田 史和君
政府参考人
(財務省大臣官房審議官) 田中 一穂君
政府参考人
(財務省大臣官房審議官) 永長 正士君
政府参考人
(国土交通省大臣官房長) 増田 優一君
政府参考人
(国土交通省総合政策局長) 大口 清一君
政府参考人
(国土交通省道路局長) 金井 道夫君
政府参考人
(国土交通省鉄道局長) 北村 隆志君
政府参考人
(国土交通省海事局長) 伊藤 茂君
国土交通委員会専門員 石澤 和範君
—————————————
委員の異動
四月一日
辞任 補欠選任
稲葉 大和君 今村 雅弘君
亀井 静香君 糸川 正晃君
同日
辞任 補欠選任
今村 雅弘君 永岡 桂子君
糸川 正晃君 亀井 静香君
同日
辞任 補欠選任
永岡 桂子君 猪口 邦子君
同日
辞任 補欠選任
猪口 邦子君 木村 勉君
同日
辞任 補欠選任
木村 勉君 稲葉 大和君
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出第八号)
————◇—————
望
望月義夫#1
○望月委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省大臣官房長増田優一君、総合政策局長大口清一君、道路局長金井道夫君、鉄道局長北村隆志君、海事局長伊藤茂君、内閣府大臣官房審議官梅溪健児君、金融庁総務企画局参事官飛田史和君、財務省大臣官房審議官田中一穂君及び財務省大臣官房審議官永長正士君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →内閣提出、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省大臣官房長増田優一君、総合政策局長大口清一君、道路局長金井道夫君、鉄道局長北村隆志君、海事局長伊藤茂君、内閣府大臣官房審議官梅溪健児君、金融庁総務企画局参事官飛田史和君、財務省大臣官房審議官田中一穂君及び財務省大臣官房審議官永長正士君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
望
望
山
山本公一#4
○山本(公)委員 自由民主党の山本でございます。
きょう、ある種の感慨を込めて、大臣、そしてまた道路局長に御質問を申し上げたいと存じます。
昨年の今ごろ、そして現下、きょう、日銀の短観が発表されました。昨年の今ごろと今日、全く状況が一変をいたしております。過去最悪の経済状況。
まずは大臣、今の、現下の経済状況についての御所感を承りたいと思います。
この発言だけを見る →きょう、ある種の感慨を込めて、大臣、そしてまた道路局長に御質問を申し上げたいと存じます。
昨年の今ごろ、そして現下、きょう、日銀の短観が発表されました。昨年の今ごろと今日、全く状況が一変をいたしております。過去最悪の経済状況。
まずは大臣、今の、現下の経済状況についての御所感を承りたいと思います。
金
金子一義#5
○金子国務大臣 我々も経験しましたけれども、単純なる経済、景気循環ではなくて、ファイナンス、金融という部分が入りますと、異常な速さで金融に引っ張られて経済が縮小するということの恐ろしさというのを私は感じておりました。我が国でもそれは経験をいたしました。
そういう意味で、今度のサブプライムということについて、私自身は二年前にアメリカに行きまして連銀に聞いていたところが、余りその重要性の認識を連銀ですら持っていないなと。住宅の、サブプライムといいますか、アメリカの住宅問題、土地問題について、住宅産業というのはたかだかアメリカ経済の五%ですというようなことを連銀の方が言っていた。これに対して不動産関係の皆さんは、いや、そうじゃありません、二五%、アメリカの経済の中を占めていますと。したがって、それが下がっていくということは非常に大きな影響を与える、金融がさらにそれについてきたならば大変なことになるんですという、民間の方がそこをおっしゃっておられましたけれども、それが残念ながら、サブプライムということで顕在化をいたしました。
そういう意味で、長い話になりましたけれども、特に、金融の縮小が伴うときの経済の落ち込みというのは非常に怖いと思っておりました。
それだけに麻生内閣が、先般予算を通させていただきまして、いろいろな対策が盛り込まれておりますので一刻も早くそれを実施していく。さらに、総理が必要な追加経済対策というものも指示されましたけれども、必要なことをきちんと対応していきたいと思っております。
この発言だけを見る →そういう意味で、今度のサブプライムということについて、私自身は二年前にアメリカに行きまして連銀に聞いていたところが、余りその重要性の認識を連銀ですら持っていないなと。住宅の、サブプライムといいますか、アメリカの住宅問題、土地問題について、住宅産業というのはたかだかアメリカ経済の五%ですというようなことを連銀の方が言っていた。これに対して不動産関係の皆さんは、いや、そうじゃありません、二五%、アメリカの経済の中を占めていますと。したがって、それが下がっていくということは非常に大きな影響を与える、金融がさらにそれについてきたならば大変なことになるんですという、民間の方がそこをおっしゃっておられましたけれども、それが残念ながら、サブプライムということで顕在化をいたしました。
そういう意味で、長い話になりましたけれども、特に、金融の縮小が伴うときの経済の落ち込みというのは非常に怖いと思っておりました。
それだけに麻生内閣が、先般予算を通させていただきまして、いろいろな対策が盛り込まれておりますので一刻も早くそれを実施していく。さらに、総理が必要な追加経済対策というものも指示されましたけれども、必要なことをきちんと対応していきたいと思っております。
山
山本公一#6
○山本(公)委員 大臣のおっしゃるとおりでございまして、私はきょうの短観の報告を見ていても、いわゆる輸出関連産業、自動車、そしてまた電機の落ち込みがかなり激しい、これは多分、日本に限らず、どの国でも同じような経済対策をとっているんだろうと思います。つまり、外需じゃなくて内需ということを中心にして経済を立て直そうとしているんじゃないかと思うんです。
改めて日本という国も、外ばかり目を向けている経済の対策ではなくて、内へ向けて、内側から元気を取り戻していくという経済対策が必要ではないか、そのように今度の政府の対策についても私は大いに期待をいたしているところでございます。
そういう中で、昨年の通常国会で、私どもは道路特定財源を堅持するという立場で議論をしてまいりました。一年たちまして、今回、一般財源化の法案を今審議いたしております。その中で、一年、二年、議論を聞きながら、野党の皆様方も与党の皆様方も、道路というのは必要なんですということについては、おおよそ共通認識があったんだろうと思います。さまざまな議論の中で、いわゆる特定財源なるものが持つ問題点もさまざま浮き彫りになってまいりました。そして今、一般財源化の議論をする中で、無駄な道路はつくりません、無駄な道路ができる仕組みについても考えますと。随分前進したと私は思っております。
ただ、無駄な道路と真に必要な道路という議論は、これは多分、永遠のテーマに近いのかなと思ったりもいたします。ただ、きのうきょうの議論を聞いておりますと、道路というものが、費用対効果がすべての判断材料であるかのごとき議論がなされてまいりました。
昨日、国交省は、いわゆるBバイCの点検結果を公表されました。
これは、本日の私どもの愛媛新聞の記事です。「地芳道路を一時凍結」「費用対効果改善へ」。この地芳道路というのは、一週間前、そこにお座りになった参考人の地元です。梼原町長は、命の道路と、参考意見を述べられました。一週間たって、凍結です。その梼原町から久万高原町へ結ぶ道路だったんです。久万高原町の建設課長のコメントが新聞に出ています。「正直びっくりだ。集落維持に道路は不可欠で、今まで通りやってもらえるよう国と県へ要望する」と。
よく中山間地と言いますけれども、この梼原町というのは中山間を飛び越えています。深い山山地。深い山山地の道路を一生懸命つくってきた。恐らく、あそこで突然倒れられても、病院に行くのに、診療所に行くのに、下手すると一時間かかる。まともな総合病院に行くには二時間近くかかる。中山間どころじゃない地区の町長さんが参考人にお見えになって、切々と道路の必要性を訴えられた。一週間たったら、凍結。これをごらんになって、多分びっくりしたと思う。
道路局長、BバイCだけで道路というのを考えていいんでしょうか。これは新聞に書いてあるけれども、BバイCが〇・五だった。つくづく去年からの議論を聞いていて、費用対効果だけで道路の建設を考えていたら、救えるものも救えなくなってしまう、悪いところはより悪くなってしまう。道路局長、どう思われますか。
この発言だけを見る →改めて日本という国も、外ばかり目を向けている経済の対策ではなくて、内へ向けて、内側から元気を取り戻していくという経済対策が必要ではないか、そのように今度の政府の対策についても私は大いに期待をいたしているところでございます。
そういう中で、昨年の通常国会で、私どもは道路特定財源を堅持するという立場で議論をしてまいりました。一年たちまして、今回、一般財源化の法案を今審議いたしております。その中で、一年、二年、議論を聞きながら、野党の皆様方も与党の皆様方も、道路というのは必要なんですということについては、おおよそ共通認識があったんだろうと思います。さまざまな議論の中で、いわゆる特定財源なるものが持つ問題点もさまざま浮き彫りになってまいりました。そして今、一般財源化の議論をする中で、無駄な道路はつくりません、無駄な道路ができる仕組みについても考えますと。随分前進したと私は思っております。
ただ、無駄な道路と真に必要な道路という議論は、これは多分、永遠のテーマに近いのかなと思ったりもいたします。ただ、きのうきょうの議論を聞いておりますと、道路というものが、費用対効果がすべての判断材料であるかのごとき議論がなされてまいりました。
昨日、国交省は、いわゆるBバイCの点検結果を公表されました。
これは、本日の私どもの愛媛新聞の記事です。「地芳道路を一時凍結」「費用対効果改善へ」。この地芳道路というのは、一週間前、そこにお座りになった参考人の地元です。梼原町長は、命の道路と、参考意見を述べられました。一週間たって、凍結です。その梼原町から久万高原町へ結ぶ道路だったんです。久万高原町の建設課長のコメントが新聞に出ています。「正直びっくりだ。集落維持に道路は不可欠で、今まで通りやってもらえるよう国と県へ要望する」と。
よく中山間地と言いますけれども、この梼原町というのは中山間を飛び越えています。深い山山地。深い山山地の道路を一生懸命つくってきた。恐らく、あそこで突然倒れられても、病院に行くのに、診療所に行くのに、下手すると一時間かかる。まともな総合病院に行くには二時間近くかかる。中山間どころじゃない地区の町長さんが参考人にお見えになって、切々と道路の必要性を訴えられた。一週間たったら、凍結。これをごらんになって、多分びっくりしたと思う。
道路局長、BバイCだけで道路というのを考えていいんでしょうか。これは新聞に書いてあるけれども、BバイCが〇・五だった。つくづく去年からの議論を聞いていて、費用対効果だけで道路の建設を考えていたら、救えるものも救えなくなってしまう、悪いところはより悪くなってしまう。道路局長、どう思われますか。
金
金井道夫#7
○金井政府参考人 先生御指摘の地芳道路でございますが、特に、非常に峠部で線形が悪い、防災上問題がある、また、冬期の交通の確保に非常に難があるということで、かなり大規模なトンネルを掘りましてそういったものを解消しようとして始めた事業でございます。
御指摘のとおり、BバイCの値、現状の点検結果ではいい数字が出ておりません。理由は、多分、あのトンネルの施工に非常に水が大量に出まして、想定していた事業費を大変上回ってしまったというのが一つの理由かなと思っております。
今後の扱いでございますが、きのうも御説明しておりますとおり、再評価をいたしまして、コスト縮減であるとか、いろいろ事業の内容、事業の性格を見直しまして、整備局の事業評価監視委員会にかけて今後の方針を決めたいと思っております。
御指摘のとおり、例えば、あの効果についても、今有名になりました三便益しか考えていないわけでございますけれども、御指摘の命の道であるとか防災効果であるとか、特に冬期の交通の問題、そういった問題、非常に多く指摘をいただいておりまして、四国のあの自治体の方々からも、こういうことを検討すべきだという具体的な提案もいただいておりますので、そういったことも加味いたしまして、ぜひ、私どもの事業評価監視委員会の方で議論をしていただいて、いい方向を見出せればなというふうに考えておるところでございます。
この発言だけを見る →御指摘のとおり、BバイCの値、現状の点検結果ではいい数字が出ておりません。理由は、多分、あのトンネルの施工に非常に水が大量に出まして、想定していた事業費を大変上回ってしまったというのが一つの理由かなと思っております。
今後の扱いでございますが、きのうも御説明しておりますとおり、再評価をいたしまして、コスト縮減であるとか、いろいろ事業の内容、事業の性格を見直しまして、整備局の事業評価監視委員会にかけて今後の方針を決めたいと思っております。
御指摘のとおり、例えば、あの効果についても、今有名になりました三便益しか考えていないわけでございますけれども、御指摘の命の道であるとか防災効果であるとか、特に冬期の交通の問題、そういった問題、非常に多く指摘をいただいておりまして、四国のあの自治体の方々からも、こういうことを検討すべきだという具体的な提案もいただいておりますので、そういったことも加味いたしまして、ぜひ、私どもの事業評価監視委員会の方で議論をしていただいて、いい方向を見出せればなというふうに考えておるところでございます。
山
山本公一#8
○山本(公)委員 ぜひ、いわゆる一般財源化という、一つの今までと違った道路の予算の仕組みになるわけでございますけれども、政治というのは、よくおっしゃいますけれども、やはり人々の生活を守る、生活の利便性を向上させていくところに政治の原点があるというふうに私は思っております。都市部で渋滞を起こす、道路を改善する、あかずの踏切を改善していく、大事なことです。しかし、人々の命が地方にはあるんです。ぜひ、そのことを忘れないでいただきたいなと思います。
この梼原町があるかいわいに、三けた国道があります。百九十七号線というんです。行くな国道というんです、行ったらえらい目に遭うと。行くなというのは全国であそこだけです、百九十七号線。そういう国道にもぜひ配慮をしていただきたいなと思います。
その上で、私は、四国で今も住んでおります。東京には、私は出張に来ているつもりです。四国で住んでいるんです。国会議員になりまして十六年、初めて国会に来て、ある人に言われました。山本君、四国はもう三本橋をかけてやったから、何にもしなくていいだろうと言われました。いいだろうと。さも三本の橋が無駄かのごとく自民党の国会議員の先生に言われました。
今、三本の橋がやっと生きようとしています。あれは、最初に、向こう岸に渡るためだけにつくった橋じゃないんです。あっち側、あっち側というのは本州側、そして四国側、ある種ネットワークが完成して初めてあの橋は意味をなしてくるんです。つながらなければ全く意味がない。無駄と言われてもいたし方なかったかもしれない。今、やっとつながりかけている。
我々四国の島民、島民という言葉は余り使いたくないですけれども、四国の離島性というものを解消することは、四国の人間の悲願であると同時に、この狭い日本国の国土形成の上においても大切なことだと私は思っているんです。四国の離島性を解消することによって、日本国全体がある意味で再生されていくというふうに私は信じています。九州は、関門トンネルである種つながっています。もう九州は島じゃありません。北海道もつながっています。四国に三本の橋。ぜひ今後、そういう意味において、四国のための橋じゃないんです、日本国のための橋であるという思いで。
道路局長、今回、千円に下げていただきました、千円に。借金は返していかなきゃいかぬ。受益と負担の話は、借金がある限りにおいては私は当たり前だと思っている。だけれども、千円にして交通量がふえたことも間違いない。どういう御認識をお持ちですか、道路局長。
この発言だけを見る →この梼原町があるかいわいに、三けた国道があります。百九十七号線というんです。行くな国道というんです、行ったらえらい目に遭うと。行くなというのは全国であそこだけです、百九十七号線。そういう国道にもぜひ配慮をしていただきたいなと思います。
その上で、私は、四国で今も住んでおります。東京には、私は出張に来ているつもりです。四国で住んでいるんです。国会議員になりまして十六年、初めて国会に来て、ある人に言われました。山本君、四国はもう三本橋をかけてやったから、何にもしなくていいだろうと言われました。いいだろうと。さも三本の橋が無駄かのごとく自民党の国会議員の先生に言われました。
今、三本の橋がやっと生きようとしています。あれは、最初に、向こう岸に渡るためだけにつくった橋じゃないんです。あっち側、あっち側というのは本州側、そして四国側、ある種ネットワークが完成して初めてあの橋は意味をなしてくるんです。つながらなければ全く意味がない。無駄と言われてもいたし方なかったかもしれない。今、やっとつながりかけている。
我々四国の島民、島民という言葉は余り使いたくないですけれども、四国の離島性というものを解消することは、四国の人間の悲願であると同時に、この狭い日本国の国土形成の上においても大切なことだと私は思っているんです。四国の離島性を解消することによって、日本国全体がある意味で再生されていくというふうに私は信じています。九州は、関門トンネルである種つながっています。もう九州は島じゃありません。北海道もつながっています。四国に三本の橋。ぜひ今後、そういう意味において、四国のための橋じゃないんです、日本国のための橋であるという思いで。
道路局長、今回、千円に下げていただきました、千円に。借金は返していかなきゃいかぬ。受益と負担の話は、借金がある限りにおいては私は当たり前だと思っている。だけれども、千円にして交通量がふえたことも間違いない。どういう御認識をお持ちですか、道路局長。
金
金井道夫#9
○金井政府参考人 御指摘のとおり、二回前の土日から、本州四国連絡橋、土曜、日曜、祝日、乗用車に限り千円という施策をさせていただきました。
事前に四国四県の知事さん方に随分御協力をいただきまして、観光キャンペーンであるとか、いろいろ観光施設との連携その他のものを物すごく知事さん方に御協力をいただいて、大変な連携施策をとっていただきました。おかげさまをもちまして、大体交通量で倍ぐらい、それから地域のいろいろ観光施設の入り込み客も、場所によって違いますけれども、五割程度伸びているところが非常に多いように聞いておりまして、その意味で大変有効な施策であったというふうに考えております。
御指摘のとおり、道路、採算性、これは先生おっしゃるとおり、受益と負担の関係でもちろん重要でございますが、なるべくその範囲で、なるべく多く利用していただいて、地域の振興に使っていただくということも大変重要でございますので、そのつもりでいろいろまた努めていきたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →事前に四国四県の知事さん方に随分御協力をいただきまして、観光キャンペーンであるとか、いろいろ観光施設との連携その他のものを物すごく知事さん方に御協力をいただいて、大変な連携施策をとっていただきました。おかげさまをもちまして、大体交通量で倍ぐらい、それから地域のいろいろ観光施設の入り込み客も、場所によって違いますけれども、五割程度伸びているところが非常に多いように聞いておりまして、その意味で大変有効な施策であったというふうに考えております。
御指摘のとおり、道路、採算性、これは先生おっしゃるとおり、受益と負担の関係でもちろん重要でございますが、なるべくその範囲で、なるべく多く利用していただいて、地域の振興に使っていただくということも大変重要でございますので、そのつもりでいろいろまた努めていきたいというふうに考えております。
山
山本公一#10
○山本(公)委員 値段を下げたから交通量がふえたでは、私は最終的には寂しいなと思っているんです。これをきっかけにして、さっきから申し上げていますように、四国の離島性を解消して、本州の一部として経済活動、物流活動ができるような姿になっていくことこそが私は最終的な姿だと思っております。
そういう意味において、四国の三本の橋というのは決して無駄な橋ではない、これから生かしていく。そのためには、四国の島内における道路ネットワークの完成をぜひ早くやっていただきたいなと。これも、いわゆるBバイCの世界ですと、数字が出てこない箇所があることも承知をいたしております。だけれども、何回も申し上げますように、全体がつながって初めて一つの道路政策が完成していくんです。
さっき梼原の地芳道路、言ってみれば山間の道路のことも申し上げましたけれども、いわゆる国土形成上に必要な道路の完成というのは、ある意味で別な観点からまた見ていただきたいな、そして、同じような思いでぜひ進めていただきたいなと思っております。
私はきょう、ある種の感慨を持ってこの場に臨んでいるということを申し上げました。この国土交通委員会に在籍をして、いわゆるコストの問題というのを認識させてもらえた一件がありました。姉歯の一件のとき、ある野党の先生がおっしゃった。安心、安全なものをつくるためには、コストということを考えない、この世界が本当じゃないですかと。コストというものが前面に出過ぎてしまうと、やはり姉歯さんの一件につながっていく。せめて、公が発注するものぐらい、コストということを、抜きにしてはとは言わないけれども、安心、安全を優先させるべきじゃないかという御議論があったことを記憶いたしております。
この点について、多分、金子大臣もある種共通の思いは持っていただいておるだろうと思います。道路に限らず、公がつくるものというのは、やはり基本はコストではなくて安全、安心だと、私は改めてあのときに思いました。
大臣、このことについて何か御所感があったら、お願い申し上げます。
この発言だけを見る →そういう意味において、四国の三本の橋というのは決して無駄な橋ではない、これから生かしていく。そのためには、四国の島内における道路ネットワークの完成をぜひ早くやっていただきたいなと。これも、いわゆるBバイCの世界ですと、数字が出てこない箇所があることも承知をいたしております。だけれども、何回も申し上げますように、全体がつながって初めて一つの道路政策が完成していくんです。
さっき梼原の地芳道路、言ってみれば山間の道路のことも申し上げましたけれども、いわゆる国土形成上に必要な道路の完成というのは、ある意味で別な観点からまた見ていただきたいな、そして、同じような思いでぜひ進めていただきたいなと思っております。
私はきょう、ある種の感慨を持ってこの場に臨んでいるということを申し上げました。この国土交通委員会に在籍をして、いわゆるコストの問題というのを認識させてもらえた一件がありました。姉歯の一件のとき、ある野党の先生がおっしゃった。安心、安全なものをつくるためには、コストということを考えない、この世界が本当じゃないですかと。コストというものが前面に出過ぎてしまうと、やはり姉歯さんの一件につながっていく。せめて、公が発注するものぐらい、コストということを、抜きにしてはとは言わないけれども、安心、安全を優先させるべきじゃないかという御議論があったことを記憶いたしております。
この点について、多分、金子大臣もある種共通の思いは持っていただいておるだろうと思います。道路に限らず、公がつくるものというのは、やはり基本はコストではなくて安全、安心だと、私は改めてあのときに思いました。
大臣、このことについて何か御所感があったら、お願い申し上げます。
金
金子一義#11
○金子国務大臣 国土交通省の究極的な役割というのは何かといいますと、我が国の安全と安心を守る、これが究極の仕事だと思っておりますし、一番大事な役割だと思っております。
その上で、今、山本委員から非常に説得力あるお話を承りました。しかし一方で、国会の場で数年かけまして、公共事業、国民の税金を少しでも効率的に使うべし、無駄を省くべしという議論の中で、事業評価というものが行われてきたところでありまして、今のBバイCという三つの便益、私自身は、もとよりこのBバイC、三便益という物差しを今使わせていただいておりますけれども、それがすべてであるとは思っておりません。
そういう意味で、この委員会でも御発言をさせていただいておりますけれども、命の道、それから、私もそうでありますが、中山間地から出てきておられる議員の先生方はみんな一様に、市町村が合併するねと。今まで自分のところの村の学校に通えたんだけれども、しかし、合併しちゃった結果、隣の町の小中学校に行かなければいけない、スクールバスで通わなければいけない、そのスクールバスが通う道が三けた国道であれ、本当に安全と安心が確保されるのかと。こういう部分は大事にしていかなければいけない。命の道だけでもない、そういうものをどういうふうに取り入れてくるかという工夫を我々もしていかなければならない。
そういう意味で、費用三便益で十八の路線は、きのうは点検という形で出させていただきましたけれども、そういう出させていただいた中で、コスト縮減をどこまで図れるのか、今の地芳についてもどういうことが可能なのかというのは、御地元の意見、それから、設計の変更というのでしょうか、私も土地カンがなくて恐縮でありますけれども、トンネルの位置の変更とか、いろいろなことは多分考えられるのだろう。そういう中で、こういう大事な命の道、あるいは学校に通う道等々がきちんとできるように、総力を挙げて、知恵を出し合いながらやっていきたい。
やはり、地域の皆様方、地域事情というものは国会にどんどん届けていただくということも大事だろうと思っておりまして、そういう意味で、安全、安心の話に戻りますけれども、ここを守っていくということが国土交通省としての究極の仕事、役割だと思っています。
この発言だけを見る →その上で、今、山本委員から非常に説得力あるお話を承りました。しかし一方で、国会の場で数年かけまして、公共事業、国民の税金を少しでも効率的に使うべし、無駄を省くべしという議論の中で、事業評価というものが行われてきたところでありまして、今のBバイCという三つの便益、私自身は、もとよりこのBバイC、三便益という物差しを今使わせていただいておりますけれども、それがすべてであるとは思っておりません。
そういう意味で、この委員会でも御発言をさせていただいておりますけれども、命の道、それから、私もそうでありますが、中山間地から出てきておられる議員の先生方はみんな一様に、市町村が合併するねと。今まで自分のところの村の学校に通えたんだけれども、しかし、合併しちゃった結果、隣の町の小中学校に行かなければいけない、スクールバスで通わなければいけない、そのスクールバスが通う道が三けた国道であれ、本当に安全と安心が確保されるのかと。こういう部分は大事にしていかなければいけない。命の道だけでもない、そういうものをどういうふうに取り入れてくるかという工夫を我々もしていかなければならない。
そういう意味で、費用三便益で十八の路線は、きのうは点検という形で出させていただきましたけれども、そういう出させていただいた中で、コスト縮減をどこまで図れるのか、今の地芳についてもどういうことが可能なのかというのは、御地元の意見、それから、設計の変更というのでしょうか、私も土地カンがなくて恐縮でありますけれども、トンネルの位置の変更とか、いろいろなことは多分考えられるのだろう。そういう中で、こういう大事な命の道、あるいは学校に通う道等々がきちんとできるように、総力を挙げて、知恵を出し合いながらやっていきたい。
やはり、地域の皆様方、地域事情というものは国会にどんどん届けていただくということも大事だろうと思っておりまして、そういう意味で、安全、安心の話に戻りますけれども、ここを守っていくということが国土交通省としての究極の仕事、役割だと思っています。
山
山本公一#12
○山本(公)委員 私も若いころ、金子一義衆議院議員の代理として、高山に演説会に行きました。似たようなところがあるなと。新幹線を名古屋でおりて、ディーゼルの電車に乗りかえて、単線。私のところもそうです、ディーゼルの単線。似たようなところがあると思いました。
ぜひ金子大臣、そういうところの代表が国交大臣になられたわけです。地方のといいますか、地方が元気になって初めて日本国はよみがえるんだという思いを強く抱いていただきたい。現下の、百年に一度か二百年に一度か知りません、いずれにしても、日本が元気になるためには、地方の力をもう一回よみがえらす、そのための社会資本整備だと思います。基本は、経済活動がより活発になるための社会資本整備。ぜひ大臣、高山を思い浮かべながら頑張っていただきたいなと心からお願いを申し上げておきたいと思います。
最後に、全委員の皆さん方、小宮山先生もみんな、自分のふるさとを持っています。ふるさとは、それぞれ都会であり、また地方であり、離島でもあります。一人一人が自分の守備範囲において、まずは自分の足元の生活を立ち直らせていく、そういう思いで今後の国土交通政策というものに皆が真剣に議論をしていただきたいなとお願いを申し上げておきたいと思います。
本来、国土交通政策には与党も野党もないはずです。私は、そう思います。ぜひ、お互いが切磋琢磨しながら、よりよい国土交通政策が展開されるように、この二年間、筆頭席に座りながら感じました思いを最後に申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
この発言だけを見る →ぜひ金子大臣、そういうところの代表が国交大臣になられたわけです。地方のといいますか、地方が元気になって初めて日本国はよみがえるんだという思いを強く抱いていただきたい。現下の、百年に一度か二百年に一度か知りません、いずれにしても、日本が元気になるためには、地方の力をもう一回よみがえらす、そのための社会資本整備だと思います。基本は、経済活動がより活発になるための社会資本整備。ぜひ大臣、高山を思い浮かべながら頑張っていただきたいなと心からお願いを申し上げておきたいと思います。
最後に、全委員の皆さん方、小宮山先生もみんな、自分のふるさとを持っています。ふるさとは、それぞれ都会であり、また地方であり、離島でもあります。一人一人が自分の守備範囲において、まずは自分の足元の生活を立ち直らせていく、そういう思いで今後の国土交通政策というものに皆が真剣に議論をしていただきたいなとお願いを申し上げておきたいと思います。
本来、国土交通政策には与党も野党もないはずです。私は、そう思います。ぜひ、お互いが切磋琢磨しながら、よりよい国土交通政策が展開されるように、この二年間、筆頭席に座りながら感じました思いを最後に申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
望
穀
穀田恵二#14
○穀田委員 昨日発表された、費用便益比、いわゆるBバイCの点検結果について私も聞きます。
この間の見直しを踏まえ、十八カ所の事業が、BバイCが一以下の値となったため、〇九年度の事業執行を当面見合わせ、再評価を実施して事業継続の可否を決定するとしました。さらに、BバイCがわずかしか一を超えていないものは、関係地方公共団体の意見を聞いて事業を執行するとしています。つまり、この発表は、各地方整備局等において〇九年度の事業を執行する予定ですと書かれていますように、凍結以外の区間は〇九年度から執行するものと読み取れます。
そこで、一点確認ですが、点検結果に記載されている近畿自動車道名古屋神戸線の関係です。これを聞きます。
大津ジャンクションから城陽、そして城陽から高槻第一ジャンクション区間は、国土開発幹線自動車道建設会議において抜本的見直し区間として含まれていますが、これも執行するおつもりですか。
この発言だけを見る →この間の見直しを踏まえ、十八カ所の事業が、BバイCが一以下の値となったため、〇九年度の事業執行を当面見合わせ、再評価を実施して事業継続の可否を決定するとしました。さらに、BバイCがわずかしか一を超えていないものは、関係地方公共団体の意見を聞いて事業を執行するとしています。つまり、この発表は、各地方整備局等において〇九年度の事業を執行する予定ですと書かれていますように、凍結以外の区間は〇九年度から執行するものと読み取れます。
そこで、一点確認ですが、点検結果に記載されている近畿自動車道名古屋神戸線の関係です。これを聞きます。
大津ジャンクションから城陽、そして城陽から高槻第一ジャンクション区間は、国土開発幹線自動車道建設会議において抜本的見直し区間として含まれていますが、これも執行するおつもりですか。
金
金井道夫#15
○金井政府参考人 お答えいたします。
いわゆる新名神高速道路の大津から城陽まで二十五キロ、それから八幡から高槻十キロにつきましては、平成十八年の二月に開催されました第二回国幹会議において、先生御指摘のとおりでございますが、主要なネットワークの供用後における交通状況等を見て、改めて事業の着工について判断することとし、それまでは着工しないこととされたところでございます。これは御指摘のとおりでございます。
主要なネットワークと申しますのは、基本的には、そのときの説明で、第二京阪みたいな主要な幹線道路が完成した後ということで御説明を申し上げたところでございます。
この路線につきましては、いわゆる抜本見直し区間でございますが、法律上の扱いは事業をしている路線でございますので、とりあえず、BバイCは点検として算出をさせていただきました。
一方、この国幹会議で御説明をした、それまでは着工しないと決められた内容については、現時点において変更はございませんので、そのとおり運用させていただければと思っております。
この発言だけを見る →いわゆる新名神高速道路の大津から城陽まで二十五キロ、それから八幡から高槻十キロにつきましては、平成十八年の二月に開催されました第二回国幹会議において、先生御指摘のとおりでございますが、主要なネットワークの供用後における交通状況等を見て、改めて事業の着工について判断することとし、それまでは着工しないこととされたところでございます。これは御指摘のとおりでございます。
主要なネットワークと申しますのは、基本的には、そのときの説明で、第二京阪みたいな主要な幹線道路が完成した後ということで御説明を申し上げたところでございます。
この路線につきましては、いわゆる抜本見直し区間でございますが、法律上の扱いは事業をしている路線でございますので、とりあえず、BバイCは点検として算出をさせていただきました。
一方、この国幹会議で御説明をした、それまでは着工しないと決められた内容については、現時点において変更はございませんので、そのとおり運用させていただければと思っております。
穀
穀田恵二#16
○穀田委員 現時点ではその国幹会議のあれは生きているということだと確認します。
そこで、いわゆる執行を凍結した十八区間、先ほど山本委員からもお話がありましたが、地方の路線が多いです。私も、これについてはいろいろ意見があります。問題は、では、逆に見てみたらどうかと。首都圏、中部、京阪神の三大都市圏で凍結されたところはありますか。
この発言だけを見る →そこで、いわゆる執行を凍結した十八区間、先ほど山本委員からもお話がありましたが、地方の路線が多いです。私も、これについてはいろいろ意見があります。問題は、では、逆に見てみたらどうかと。首都圏、中部、京阪神の三大都市圏で凍結されたところはありますか。
金
金井道夫#17
○金井政府参考人 これも先生御指摘のとおりで、BバイCが点検で一を割りました十八事業については地方部の路線が大半でございまして、現時点で、三大都市圏の、いわゆる都市部の事業は入っておりません。
この発言だけを見る →穀
穀田恵二#18
○穀田委員 都市圏についてはないと。
先ほど、参考人質疑の話もされました。私も同様に、やはり、せっかく参考人に来ていただいたんですから、その方々の意見をこれに反映させるということが大事だと思います。
この参考人の質疑で、道路公害に反対し、環境や住民生活を守る運動を続けている橋本参考人は、次のように語りました。税金の使い方と、それから予算についてであります。
大型道路に偏り過ぎている、予算もそっちに引っ張られて、実際にやりたい道路の補修などができなくて困っている、それと、余りにも都市部に集中し過ぎている、一メートル一億円もかける外環など、首都圏に三つも環状道路が要るのか、こう陳述しました。
橋本氏も、高速道路そのものに反対しているわけではありません。なぜ、住民の生活や自然環境を壊してまでも環状道路をつくるのか、その必要性をきちんと説明してほしい、さらに、住民の声を聞いて見直しをしてほしいと、切々と訴えておられました。
圏央道の各区間のBバイCを見ると、ほとんどが二以下の数値であります。そういう首都圏を含めた三大都市圏の環状道路こそ見直すべきではないんですか。その辺については政治的な見地をはらんでいますので、大臣がお答えいただければ幸いです。
この発言だけを見る →先ほど、参考人質疑の話もされました。私も同様に、やはり、せっかく参考人に来ていただいたんですから、その方々の意見をこれに反映させるということが大事だと思います。
この参考人の質疑で、道路公害に反対し、環境や住民生活を守る運動を続けている橋本参考人は、次のように語りました。税金の使い方と、それから予算についてであります。
大型道路に偏り過ぎている、予算もそっちに引っ張られて、実際にやりたい道路の補修などができなくて困っている、それと、余りにも都市部に集中し過ぎている、一メートル一億円もかける外環など、首都圏に三つも環状道路が要るのか、こう陳述しました。
橋本氏も、高速道路そのものに反対しているわけではありません。なぜ、住民の生活や自然環境を壊してまでも環状道路をつくるのか、その必要性をきちんと説明してほしい、さらに、住民の声を聞いて見直しをしてほしいと、切々と訴えておられました。
圏央道の各区間のBバイCを見ると、ほとんどが二以下の数値であります。そういう首都圏を含めた三大都市圏の環状道路こそ見直すべきではないんですか。その辺については政治的な見地をはらんでいますので、大臣がお答えいただければ幸いです。
金
金井道夫#19
○金井政府参考人 お答えいたします。
これも先生御指摘のとおりで、例えば、地方といいますか中山間地域の道路、非常に過疎化をしておりましても、高齢化社会で、現在その地域に住んでいる方々、例えば八十歳まで運転しなければいけないというような状況でございまして、地方部の道路の安全、安心を確保するということは非常に大きな課題の一つであると思っております。
一方、都市部につきましても、これも御承知のとおりでございますが、例えば東京の環七、環八あたりの慢性的な渋滞を解消するためには、どうしても、将来的に、外郭環状道路であるとか首都圏中央連絡道路であるとか、そういったネットワークを一定部分整備して、いわゆる都心部に入り込む車を外へ回して都心部の負荷を軽減するということも非常に重要な施策であるかなと思っておりまして、御指摘のとおり、地域の住民の方々の可能な限りの御理解を得て、できるだけネットワークを完成していく、いわゆる都市部、地方部あわせて必要なネットワークを完成していく必要があるというふうに考えております。
なお、先日、例えば首都高速道路の中央環状線の一部、例えば王子線であるとか新宿線の一部が開通いたしましたけれども、それによって、都心部の道路は二割、三割交通量が減って、渋滞が非常に緩和したところもございます。
そういう意味で、都市部の環状道路も現時点でかなり大きな効果を有しているというふうには考えておるところでございます。
この発言だけを見る →これも先生御指摘のとおりで、例えば、地方といいますか中山間地域の道路、非常に過疎化をしておりましても、高齢化社会で、現在その地域に住んでいる方々、例えば八十歳まで運転しなければいけないというような状況でございまして、地方部の道路の安全、安心を確保するということは非常に大きな課題の一つであると思っております。
一方、都市部につきましても、これも御承知のとおりでございますが、例えば東京の環七、環八あたりの慢性的な渋滞を解消するためには、どうしても、将来的に、外郭環状道路であるとか首都圏中央連絡道路であるとか、そういったネットワークを一定部分整備して、いわゆる都心部に入り込む車を外へ回して都心部の負荷を軽減するということも非常に重要な施策であるかなと思っておりまして、御指摘のとおり、地域の住民の方々の可能な限りの御理解を得て、できるだけネットワークを完成していく、いわゆる都市部、地方部あわせて必要なネットワークを完成していく必要があるというふうに考えております。
なお、先日、例えば首都高速道路の中央環状線の一部、例えば王子線であるとか新宿線の一部が開通いたしましたけれども、それによって、都心部の道路は二割、三割交通量が減って、渋滞が非常に緩和したところもございます。
そういう意味で、都市部の環状道路も現時点でかなり大きな効果を有しているというふうには考えておるところでございます。
金
金子一義#20
○金子国務大臣 ちょっと個別の路線に触れることは避けますが、大都市部、東京、大阪、名古屋、あるいは福岡も入ってくるんでしょうか、都市の機能をやはり国際的に競争力を持たせるという意味では、これは決して道路だけではなくて、港湾、空港、こういう観点から、将来の我が国の国際競争力を持った都市にするという意味で整備していく必要があると思っているんです。
そういう意味で、少し穀田先生の御質問から離れますけれども、首都圏について言えば、空港でいえば羽田、成田を一体化してハブ空港化していく、あるいは関空も、もっともっと活用できるようにしていかなければならない。それで、大阪についても、道路がまだ必ずしもそれに向けて十分できているとは思いませんので、必要な整備というのが要るだろう。東京についても、それに資するような環状線というのは、そういう意味で地方部とは違った意義づけで、それぞれの主要インフラとして長期的に整備をしていく必要がある。そこは、地方部と、こっちの建設コストが高いんだから要るか要らないかということの議論だけではないことは必要だと思っております。
地方の必要性、これはもう山本委員からお話がありましたように、地方も生活をしている、コスト的に見ればはるかに地方の方が安い、命の道、学校の道、それぞれの必要があると思っておりまして、地方軽視なんてことはさらさら考えておりません。しかし、大都会は、やはり道路、港湾、空港、そういったような意味での競争力を持った機能として、整備の必要はあるんだと思っています。
この発言だけを見る →そういう意味で、少し穀田先生の御質問から離れますけれども、首都圏について言えば、空港でいえば羽田、成田を一体化してハブ空港化していく、あるいは関空も、もっともっと活用できるようにしていかなければならない。それで、大阪についても、道路がまだ必ずしもそれに向けて十分できているとは思いませんので、必要な整備というのが要るだろう。東京についても、それに資するような環状線というのは、そういう意味で地方部とは違った意義づけで、それぞれの主要インフラとして長期的に整備をしていく必要がある。そこは、地方部と、こっちの建設コストが高いんだから要るか要らないかということの議論だけではないことは必要だと思っております。
地方の必要性、これはもう山本委員からお話がありましたように、地方も生活をしている、コスト的に見ればはるかに地方の方が安い、命の道、学校の道、それぞれの必要があると思っておりまして、地方軽視なんてことはさらさら考えておりません。しかし、大都会は、やはり道路、港湾、空港、そういったような意味での競争力を持った機能として、整備の必要はあるんだと思っています。
穀
穀田恵二#21
○穀田委員 論理がちょっと違うんですよ。
私は京都に住んでいて、高速自動車道ができています。二つばかりできましたが、その利用率たるや惨たんたるもので、予定の二割しか使われていないという現実があります。
また、先ほどの渋滞という問題について、一たん道路がふえたら、それは、一定の期間は渋滞は減るんです。しかし、再び渋滞はふえるという傾向が常に起こってくるというのがこの間の経験則です。問題は、渋滞が起こる、つまり、都市部に流入してくるものを減らすということを根本に考えなければ、途中で幾ら、通過交通を減らすという論理を今までやってきて、成功したのは余りないんです。一時的には成功するんです。しかも、その論理で、国際競争力ということでいきますと、それで全国三十五からの港湾をばかすかばかすかつくって、全然船の来ない港をつくり続けてきたという論理の中心は、常にそうでありました。したがって、今、改めて考え直すべき時期に来ているということを根本から私どもは問いかけているわけであります。
そこで、いただいた資料で、二〇〇九年度の高規格幹線道路、地域高規格道路の予算配分はどうなったかということを見ますと、〇八年度に比べて減っていません。三大都市圏環状道路については、三千二百五十五億円から四千百二十七億円になっています。参考人も指摘していましたけれども、予算配分が都市部に集中し過ぎているという指摘は当たっていると思います。こういう予算の使い方こそ問題だと改めて指摘しておきたいと思います。
そこで、角度を変えて少し聞きますけれども、大臣、追加経済対策で高速道路建設を前倒しして促進するという案が出ているという報道もあります。大臣もそういう意向でしょうか。
〔委員長退席、菅原委員長代理着席〕
この発言だけを見る →私は京都に住んでいて、高速自動車道ができています。二つばかりできましたが、その利用率たるや惨たんたるもので、予定の二割しか使われていないという現実があります。
また、先ほどの渋滞という問題について、一たん道路がふえたら、それは、一定の期間は渋滞は減るんです。しかし、再び渋滞はふえるという傾向が常に起こってくるというのがこの間の経験則です。問題は、渋滞が起こる、つまり、都市部に流入してくるものを減らすということを根本に考えなければ、途中で幾ら、通過交通を減らすという論理を今までやってきて、成功したのは余りないんです。一時的には成功するんです。しかも、その論理で、国際競争力ということでいきますと、それで全国三十五からの港湾をばかすかばかすかつくって、全然船の来ない港をつくり続けてきたという論理の中心は、常にそうでありました。したがって、今、改めて考え直すべき時期に来ているということを根本から私どもは問いかけているわけであります。
そこで、いただいた資料で、二〇〇九年度の高規格幹線道路、地域高規格道路の予算配分はどうなったかということを見ますと、〇八年度に比べて減っていません。三大都市圏環状道路については、三千二百五十五億円から四千百二十七億円になっています。参考人も指摘していましたけれども、予算配分が都市部に集中し過ぎているという指摘は当たっていると思います。こういう予算の使い方こそ問題だと改めて指摘しておきたいと思います。
そこで、角度を変えて少し聞きますけれども、大臣、追加経済対策で高速道路建設を前倒しして促進するという案が出ているという報道もあります。大臣もそういう意向でしょうか。
〔委員長退席、菅原委員長代理着席〕
金
金子一義#22
○金子国務大臣 きのう、麻生総理大臣から景気対策の指示が与党に対してありました。これを受けて、これから検討してまいりたいという、今その段階でありますが、ネットワークとしてもう少しでつながるというような、もうちょっとでネットワークするという、やはり、道路がネットワーク化されれば、先ほど来議論が出ていますように、つながってこそ効果は非常に著しく上がるというのはもう御指摘のとおりでありますので、そういう、あと一息というようなものを支援するということは念頭にあります。
ただ、それが今度の経済対策という中で、用地の問題、地元の調査の問題、住民の問題等々さまざまありますから、そこは枠をとって何かやるということでは今はありません。
この発言だけを見る →ただ、それが今度の経済対策という中で、用地の問題、地元の調査の問題、住民の問題等々さまざまありますから、そこは枠をとって何かやるということでは今はありません。
穀
穀田恵二#23
○穀田委員 今はまだ、簡単にはニュートラルという感じですな。
ただ、私は、念頭にあるということも言っておられましたので、やはり今、さまざま議論してきたことを無にして、とにかく高速道路だけつくればいい、それでそこだけネットワークすればいいという、そうすると、残りのところがまた必要だからと、次々と道路を高速道路を中心につくっていくというやり方は、もはややめなくちゃならぬと。しかも、都市部のど真ん中にそういうものを入れるということは、世界でこれはだめだということについて、みんな外側のところに入れているのはあるんだけれども、中に入れるなんというのは余りないんだよね、このごろ。そういうことはもうやめるべきだと。
そういう意味で、高速道路など道路以外にも予算を回すべきであって、そういう点での一般財源化の趣旨に反することになるということを最初からくぎを刺しておきたいと思うんです。
大きな二つ目に、地域活力基盤創造交付金について聞きます。
この交付金は、地方道路整備臨時交付金の廃止に伴って、いわばそれにかわるものとして創設されたものと考えていますが、私、二つばかり疑問があるんですけれども、では、なぜ法律で規定しなかったか。それと、それをわざわざ法律で規定しないで予算措置で可能だということにもしなるとすれば、国交省の裁量の範囲内ということか。こういう問題はあるわけですが、きょうは、大枠のところと違って、もう少し縮めて聞きたいと思います。
私は、この問題について、臨時交付金というのは地域高規格道路にも使えるものだということを何度も聞いてきたし、指摘をしてきました。これもいただいた資料によりますと、臨時交付金の対象となっていた地域高規格道路は、首都高道路、それから阪神高速道路、京都高速道路のほか、千葉の中環状道路、静岡の南北道路、北九州の新若戸道路など都市部の高速道路が目立ちます。
今度の新交付金、地域活力基盤創造交付金も地域高規格道路に使えるんでしょうか。
この発言だけを見る →ただ、私は、念頭にあるということも言っておられましたので、やはり今、さまざま議論してきたことを無にして、とにかく高速道路だけつくればいい、それでそこだけネットワークすればいいという、そうすると、残りのところがまた必要だからと、次々と道路を高速道路を中心につくっていくというやり方は、もはややめなくちゃならぬと。しかも、都市部のど真ん中にそういうものを入れるということは、世界でこれはだめだということについて、みんな外側のところに入れているのはあるんだけれども、中に入れるなんというのは余りないんだよね、このごろ。そういうことはもうやめるべきだと。
そういう意味で、高速道路など道路以外にも予算を回すべきであって、そういう点での一般財源化の趣旨に反することになるということを最初からくぎを刺しておきたいと思うんです。
大きな二つ目に、地域活力基盤創造交付金について聞きます。
この交付金は、地方道路整備臨時交付金の廃止に伴って、いわばそれにかわるものとして創設されたものと考えていますが、私、二つばかり疑問があるんですけれども、では、なぜ法律で規定しなかったか。それと、それをわざわざ法律で規定しないで予算措置で可能だということにもしなるとすれば、国交省の裁量の範囲内ということか。こういう問題はあるわけですが、きょうは、大枠のところと違って、もう少し縮めて聞きたいと思います。
私は、この問題について、臨時交付金というのは地域高規格道路にも使えるものだということを何度も聞いてきたし、指摘をしてきました。これもいただいた資料によりますと、臨時交付金の対象となっていた地域高規格道路は、首都高道路、それから阪神高速道路、京都高速道路のほか、千葉の中環状道路、静岡の南北道路、北九州の新若戸道路など都市部の高速道路が目立ちます。
今度の新交付金、地域活力基盤創造交付金も地域高規格道路に使えるんでしょうか。
金
金子恭之#24
○金子副大臣 新たに創設いたします地域活力基盤創造交付金についても、地方道路整備臨時交付金と同様に、地方公共団体が地域のニーズを踏まえ作成する計画に対し交付金を交付し、個別事業箇所への配分は、地方公共団体の裁量にゆだねることとしております。
道路のネットワークというのは、幹線道路と生活道路が一体となってその効果を生み出すものでありますので、御指摘の地域高規格道路についても、地域の課題解決のために、地方公共団体が交付金の対象とすることはあり得ることと考えております。
この発言だけを見る →道路のネットワークというのは、幹線道路と生活道路が一体となってその効果を生み出すものでありますので、御指摘の地域高規格道路についても、地域の課題解決のために、地方公共団体が交付金の対象とすることはあり得ることと考えております。
穀
穀田恵二#25
○穀田委員 一言言っておきますと、生活と幹線という意味で、一般論は否定しないんです。京都へ一度来てごらんなさい。あんなところに地域高規格道路の高速自動車道が要るかと。京都の市内のど真ん中に来て、東本願寺の前にあんな格好の悪い排気塔みたいなものが、三十メートルのものが来て、それで京都を壊したと言われぬようにした方がよろしいで。それだけは言っておきたいと思うんです。
私は、高速道路をつくり続けるための援助はする一方で、維持補修や交通安全など、身近な生活道路が実は削られてきたということを、この間、何回も言ってきたわけですね。二月の予算委員会でも指摘しましたが、三位一体改革で予算が削られ、市町村の維持補修費など、これは単独事業とされているわけですね。橋梁などの点検すらできない状態になっている。
市町村の単独事業とならざるを得ない維持補修なども、事業規模に関係なく対象となるんですか。
この発言だけを見る →私は、高速道路をつくり続けるための援助はする一方で、維持補修や交通安全など、身近な生活道路が実は削られてきたということを、この間、何回も言ってきたわけですね。二月の予算委員会でも指摘しましたが、三位一体改革で予算が削られ、市町村の維持補修費など、これは単独事業とされているわけですね。橋梁などの点検すらできない状態になっている。
市町村の単独事業とならざるを得ない維持補修なども、事業規模に関係なく対象となるんですか。
金
金子恭之#26
○金子副大臣 これまでの地方道路整備臨時交付金と同様に、道路の舗装とか橋梁の補修など道路の修繕については、今回の地域活力基盤創造交付金の対象ではございますが、今言われました除草や路面清掃などの道路維持につきましては、原則としては対象としておりません。しかし、今回、新たな交付金につきましては、地方公共団体から強い要望があったものについて、道路維持のうちの豪雪等の緊急時に行う除雪とか火山灰、降灰除去事業につきましては、地域の安全、安心の確保のために必要な事業であることから、今回、交付金の対象といたしました。
この発言だけを見る →穀
穀田恵二#27
○穀田委員 新たに少し拡大をしつつあるということでありますね。
私は予算委員会で、工事の規模が大きいほど労働者の数が減る、雇用が減るという統計資料を示して、大規模事業よりも小規模事業ほど雇用政策の面から見ても大きな役割を果たすということを指摘しました。そして、維持補修など身近な小規模工事というのは地域の中小企業が受注し、仕事起こしになる、地域の雇用にもなるし、ふえる、したがって、小規模事業への手厚い支援こそ、雇用対策、地域経済活性化にも役立つということを言いました。
さらに続けて、住民の命、安全、暮らしに密着した社会資本整備の維持補修など、小規模公共事業への思い切った投入へ転換することで、内需の拡大、雇用、地域経済活性化を図るべきだと提起しました。つまり、経済対策全般の基本の問題について、内需拡大というのはどうあるべきかということと公共事業の関係を私どもは提起したつもりであります。
この間、聞きますと、ある自治体では、通学路へのガードレールや信号機の設置、道路の段差解消、落石防止対策、河川の防護さくの設置などを対象とするという考え方を、まず対象というものを出して、入札方式についても地域の雇用創出などに配慮した総合評価方式を試行するということで、具体的には、自治体内の下請会社を採用したり、主要資材をそこから調達するということを加点する、加えるということで、公募型安心・安全整備事業といって、住民の安全や安心にかかわる身近な小規模事業に限定して実施する制度を計画しておられます。〇九年度で約六十億円だそうです。
地域活力基盤創造交付金というのであれば、このような取り組みを支援するなど、維持補修など市町村が単独事業でやらなければならない小規模事業に全面的に使えるようにすべきではないかと思っているのですが、見解をお聞きしたい。
この発言だけを見る →私は予算委員会で、工事の規模が大きいほど労働者の数が減る、雇用が減るという統計資料を示して、大規模事業よりも小規模事業ほど雇用政策の面から見ても大きな役割を果たすということを指摘しました。そして、維持補修など身近な小規模工事というのは地域の中小企業が受注し、仕事起こしになる、地域の雇用にもなるし、ふえる、したがって、小規模事業への手厚い支援こそ、雇用対策、地域経済活性化にも役立つということを言いました。
さらに続けて、住民の命、安全、暮らしに密着した社会資本整備の維持補修など、小規模公共事業への思い切った投入へ転換することで、内需の拡大、雇用、地域経済活性化を図るべきだと提起しました。つまり、経済対策全般の基本の問題について、内需拡大というのはどうあるべきかということと公共事業の関係を私どもは提起したつもりであります。
この間、聞きますと、ある自治体では、通学路へのガードレールや信号機の設置、道路の段差解消、落石防止対策、河川の防護さくの設置などを対象とするという考え方を、まず対象というものを出して、入札方式についても地域の雇用創出などに配慮した総合評価方式を試行するということで、具体的には、自治体内の下請会社を採用したり、主要資材をそこから調達するということを加点する、加えるということで、公募型安心・安全整備事業といって、住民の安全や安心にかかわる身近な小規模事業に限定して実施する制度を計画しておられます。〇九年度で約六十億円だそうです。
地域活力基盤創造交付金というのであれば、このような取り組みを支援するなど、維持補修など市町村が単独事業でやらなければならない小規模事業に全面的に使えるようにすべきではないかと思っているのですが、見解をお聞きしたい。
金
金子恭之#28
○金子副大臣 今、道路につきましては、改築それから修繕、維持とあるんですが、穀田先生がお話しになった維持補修ということの定義がよくわかりませんが、今言われたお話の中で、ガードレールの補修とか、例えば陥没したところというものは、修繕事業ということで、この事業の中に含まれております。
この発言だけを見る →穀
穀田恵二#29
○穀田委員 国交省は、いわゆる点検、見回り、維持というものを全体としては分けているんですけれども、私はそこも含めてやるべきだということを言っています。拡大していることについては、そのとおりでいいんだと思うんです。
ですから、今後どこに軸足を置くかということでいうと、やはり点検がされないというのがまずあるんですよね。この間も言いましたように、橋も、市町村でいえば八割が点検できていない、この現実がある。だから、点検ということに対する補助が要るんだ、そういうことを私は言っているわけです。だから、わざと点検、維持補修と言っているわけだけれども、そういうことをよく理解していただければと思っています。そういう拡大する方向についてやっていただきたいと思います。
最後に、国直轄事業地方負担金の問題について若干お聞きします。
国直轄事業の地方負担金をめぐる問題で、道路や河川といった事業以外でも、国道事務所などの庁舎、さらに人件費、退職金までも負担金に含まれていたことが明らかになって大問題になっています。
この直轄事業負担金というのは、国交省関係で見ると、二〇〇七年度で一兆百五十六億円もあります。五年前、二〇〇三年には九千九百三十六億円。ずっと見ますと、やはりふえているんですね。公共事業予算が国も地方も毎年削減が続いている、そういう中で、地方にしてみれば、借金返済、公債費の増額とあわせて、この直轄事業負担金の負担の割合は重くなっていると言わなければなりません。
そこで、報道されていることが事実なのかどうかを確認したいと思うんです。河川国道事務所など庁舎の建設や建てかえなど営繕費、人件費、退職金が負担金に含まれているのかどうか、事実であれば問題があるのかないのかについて、簡潔に明らかにしていただきたい。
〔菅原委員長代理退席、委員長着席〕
この発言だけを見る →ですから、今後どこに軸足を置くかということでいうと、やはり点検がされないというのがまずあるんですよね。この間も言いましたように、橋も、市町村でいえば八割が点検できていない、この現実がある。だから、点検ということに対する補助が要るんだ、そういうことを私は言っているわけです。だから、わざと点検、維持補修と言っているわけだけれども、そういうことをよく理解していただければと思っています。そういう拡大する方向についてやっていただきたいと思います。
最後に、国直轄事業地方負担金の問題について若干お聞きします。
国直轄事業の地方負担金をめぐる問題で、道路や河川といった事業以外でも、国道事務所などの庁舎、さらに人件費、退職金までも負担金に含まれていたことが明らかになって大問題になっています。
この直轄事業負担金というのは、国交省関係で見ると、二〇〇七年度で一兆百五十六億円もあります。五年前、二〇〇三年には九千九百三十六億円。ずっと見ますと、やはりふえているんですね。公共事業予算が国も地方も毎年削減が続いている、そういう中で、地方にしてみれば、借金返済、公債費の増額とあわせて、この直轄事業負担金の負担の割合は重くなっていると言わなければなりません。
そこで、報道されていることが事実なのかどうかを確認したいと思うんです。河川国道事務所など庁舎の建設や建てかえなど営繕費、人件費、退職金が負担金に含まれているのかどうか、事実であれば問題があるのかないのかについて、簡潔に明らかにしていただきたい。
〔菅原委員長代理退席、委員長着席〕