与謝野馨の発言 (財務金融委員会)
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○与謝野国務大臣 まず先生に御理解いただきたいのは、当初予算を審議している最中に補正の話というのは、いわば国会でのタブーでございまして、補正の話をした途端に当初予算の審議自体がとまる、これが過去の例でございますから、その辺は、民主党もいずれ政権をとられるということでございますから、ぜひ御理解、お許しをいただきたいと思っております。
三月十日の時点で、私の周りで補正予算の話をしている者はいないというふうに答弁しましたが、そのとおりですが、私だけは補正予算が必要だと思って、ひそかに準備をしておりました。周りにはそういうことを言う人は一人もまだその時点ではおりませんで、実際は、二月の初めから徐々に準備をして、いわゆる賢いお金の使い方は一体どういうものか、あるいは日本の社会が本当に必要としているものはどういうものか、こういうことは数人で勉強をしておりましたけれども、いわゆる閣僚のレベルとか党の責任者のレベルで補正予算の話をしている者はおらなかったというのは真実でございます。
二十一年度の当初予算が欠陥予算じゃないか、欠陥と言わないまでもそれに近いのではないかという先生の御指摘は、それは確かに、去年のシーリング、概算要求基準、十二月の予算編成、その時点で実はわからないことはたくさんあって、十二月に予算編成した後に我々が知ったのは、去年の十月、十一月、十二月の日本のGDPの落ち込み、一二%という数字を知ったときに、やはり二十一年度の補正予算を組まないと日本の経済が底割れをする可能性がある、そういう危機感を持って実は補正を考えていたわけでございます。
ただ、三月十日の時点で、私の周りで補正予算などといって私のところに言ってくる人は一人もおらなかったというのは真実でございますから、ぜひ御信用をいただきたいと思います。