鈴木克昌の発言 (財務金融委員会)
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○鈴木(克)委員 お役人の持っている能力を生かしてもらうということは、それは国家にとって大事なことであります。しかし、私が申し上げたいのは、何もそれは公益法人や独法でなくても民間で十分能力を発揮していただけばいいわけでありまして、その構図をやはりこの際直していこう、変えていこうというのが今の国民の真に望んでいるところだというふうに私は思うんですね。残念ながら、その部分についてはちょっと私と大臣と考え方が違うようでありますので、これはまたどこかの機会で議論をさせていただきたい、このように思います。
それから、今、天下り先への補助金のばらまきだ、このように申し上げたんですが、箱物の割合が非常に大きいということも今回はっきりしました。今回、十五兆円の補正予算のうち、財源の約半分の七兆三千億円が、いわゆる建設国債の発行によって賄われているわけです。建設国債は、御承知のように公共事業、出資金等に充てられるということになっておるわけでありますが、治山治水などの本来の公共事業というのは一兆八千億しかないんですね。これは全体の四分の一、二五%にしかすぎないわけであります。ところが、その他施設費と言われている箱物に二兆九千億、四〇%が充てられておるわけであります。中小企業等への貸し渋り対策として日本政策金融公庫などへの出資金二兆八千億を上回った金額が、この箱物建設に充当されておるわけですね。
しかも、二十一年の当初予算では、その他の施設費というのは六千四百九十二億円だったわけです。これは御案内のとおりです。しかし、今回の補正では、何とその四・四倍もの巨額の施設費を計上した。なぜこれほど多くの箱物を補正予算でつくらなきゃならないのか、本当に必要があるのか、私はここに非常に大きな疑問を持っていまして、まさしくこれこそばらまきの典型だ、このように思っておりますが、いかがでしょうか。