大畠章宏の発言 (内閣委員会)
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○大畠委員 今、慎重にいろいろと仕事をしてまいりたいというお話でございますけれども、経済産業省にも私は申し上げているんですが、みんな経済の先行きというのはリスクがあるんですよね。先ほど申し上げたように、桜の咲くころはよくなるでしょうなんというのは、余りにも無責任な話じゃなかったかなと思うんです。
具体的に、自動車関係でも、プリウスというものは二十万台近い受注を抱えて、納車が六カ月、七カ月先になっているという話も聞いておりますが、いずれにしても、今の地域の中小企業からすれば、いわゆるかんばん方式という生産方式があるんですけれども、つくるときにだけ持ってこいと。これは確かに効率的なんですけれども、このように減産のときには部品工場は全部とまっちゃうんですよね。それで、零細企業も含めて部品工場が困っているんですけれども、こういうのは、部品というのはそんなに大きな価格ではないので、今までメーカーも部品工場に世話になったので、少し先行してつくっておいてくれないか、とっておいてほしいということもできないことはないと思うんだよね。
したがって、大臣におかれましては、経済産業省とも連絡をとりながら、具体的な見通しというものを出しながら、そして、それをベースに中小企業が金融機関からお金を借りられる、そういうメッセージを出すように努めていただきたいと私は感じております。
それから、経済産業省もきょう来ていると思うんですけれども、五日の日に「官僚たちの夏」という、民放でテレビの番組が放映されました。今度の十二日もあるそうですが、私も城山三郎さんの「官僚たちの夏」という本は読んで大変感銘を受けまして、今いろいろ言われている官僚の問題とは裏腹に、昭和三十年代、あすの日本をどう築くかというので非常に熱心に行動していた官僚たちの姿が映し出されているんです。
あの当時は、自動車を国産することによって一台当たり四万点の部品をつくる、だから中小企業も含めて仕事ができるんだという方針を示したわけですけれども、今は、余りにも今度は輸出に依存し過ぎた日本の構造になって、これが裏目に出ているわけです。
経済産業省として、この「官僚たちの夏」に映し出されている官僚にかわって、今度はどうやったら安定的な生産体制、日本の構造になるかということをそろそろ打ち出すべきだと考えておりますけれども、経済産業省としてどのような考えを持っているのか、ちょっと関連してお伺いしたいと思います。