原田令嗣の発言 (文部科学委員会)
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○原田(令)委員 政府の修学援助対策を期待していなかったため、ことし合格したのに入学をあきらめてしまった者も多いかと思いますけれども、例えば来年の入試で特段の配慮をすることが可能か、そうしたことも、これは大学側の取り組みが主になると思いますけれども、ぜひ検討をお願いしたいというふうに思っております。
いずれにせよ、意欲ある国民が一時の経済的な理由で教育の中断や中止に追い込まれるようなことがないよう、十分な対策が必要であります。これは、子供たちへの配慮であるとともに、国の成長力の維持のためにも大切であります。大臣を先頭に、ぜひ特別の取り組みをお願いしたいと思います。
政府は留学生三十万人計画を進めていますが、人材立国日本にとって、多文化共生社会をつくり、国際的な人づくりを進めていくことは、日本の国際貢献や国際競争力強化にもつながる重要な課題であり、その中で地域や教育の果たす役割は非常に大きいと考えております。
アメリカは移民国家であり、単純に日本との比較はできないと思いますけれども、定住外国人の中からさまざまな分野のトップリーダーが育ち、世界一の国力の源泉になっています。そして、ケニア出身の父親を持つ、アフリカ系二世であるオバマ大統領を誕生させました。ペルーでは日系二世のフジモリ大統領も生まれています。定住ブラジル人や外国人の子供たちにそうした夢や機会を与えることが、日本の将来にとって大きなプラスになるよう努めるべきだというふうに考えております。
六年前に自力でブラジル人学校を立ち上げた松本雅美校長のお話でありましたけれども、ブラジル人学校の中で、ずっと日本にいたいという子供たちはおよそ三割から四割程度だといいます。やはり、子供たちにとって日本語の難しさが大きな障害になっているようでありますけれども、校長先生は、たとえ彼らが本国に帰国しても、日本はすばらしい国だったということを本国の人々に伝えてもらう、そして、彼らがこれからの日本とのかけ橋になってくれれば本当にうれしいという気持ちで頑張っているというお話がありまして、非常に感銘を受けました。
外国人についても、日本人と一緒になって我が国の経済や社会の担い手として重要な役割を果たしてもらえるよう、教育面から十分な対策をとっていくことが極めて重要だと思います。
文部科学省の一層の取り組みの強化をお願いをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。