麻生太郎の発言 (予算委員会)

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○麻生内閣総理大臣 恒例のダボスにおいて開かれました世界経済フォーラムの年次総会において、特別講演という機会をいただきました。
 百年に一度という経済危機でありますので、世界というのは総じて悲観論に陥っておりますが、少なくともそういうことではなく、この悲観論が覆っている中で何をなすべきか、その中で日本の役割などについて自分なりの考えを訴えたというところであります。
 具体的には、経済的繁栄というものと民主主義を求めていく先には人々の平和と幸せがある、これは日本が戦後追求してきた歩みでもありますし、私の信念でもありますので、その上で、現下の世界情勢を踏まえて、金融危機に対しましては、世界のいわゆる市場安定のための方策、また、何となく野放しみたいになっていたものをある程度規制する必要があるので、金融の規制なり監督をする上で、一国ではできませんので、国際協調でこれをやっていく必要があるのではないか。
 また、金融危機に端を発して経済自体の本体も傷んでおりますので、世界経済を、金融改革だけではなくて、これは財政もやらないと、金融政策だけで今回の経済危機には対応できませんというのはかつて日本がやった経験でもありますので、財政政策が必ず要りますという話。
 また、今、気候変動の話が出ておりますので、気候変動に関して、日本としては遅くとも六月までには中期目標を出したい。それは、きちんと科学的な裏づけを持って、言い値で、言うだけじゃなくて現実問題としてやっていきたいということで、中期目標を示したいということを申し上げております。
 日本としては、世界で日本だけが景気が回復するというわけではなくて、世界の経済成長のセンターとも言われておりますアジアの国々、ともにいかないとなかなかと思っておりますので、そういったことを申し上げさせていただいて、多くの方々の共感をいただきました。
 こういった機会に日本の考え方なり日本の今やっていることなりをきちんと発信していくということは、改めて非常に有意義かつ必要なものではないかと思った次第です。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2009-02-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会