宮村達男の発言 (予算委員会)
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○宮村政府参考人 おっしゃるとおり、今の分離されているウイルスがあります、それは決して強毒性を物語る情況証拠はありません。
二つのファクターがあります。一つは、今までの流行状況を見て、強毒性と言われるためには、感染した人、病気を発症した人、その中で実際に亡くなった人を全感染者の数で割るわけです。これが致死率でありますが、その致死率は二%とか三%というようなものでありまして、今まだこの感染状態がはっきりと把握されていませんが、恐らくもっともっと大勢の人が実際には感染しているというふうに思われます。それが一つ。
それからもう一つは、分離されたウイルスの遺伝子構造を解析いたしますと、これは強毒性を示すようなエビデンスが全くありません。これは、季節性のインフルエンザと同じような毒性を持って人々の間ではやり始めたウイルスだというふうに考えられます。
しかし、これはまだこの病気が発生したばかりの状態でありますから、これが人の間で広がっている間に変異を起こすということは十分あり得るわけで、それが強毒になっていく可能性もあるわけです。その辺についてこれから厳しい監視と把握が必要であると思われますが、強調したいのは、今広がっている、確かに広がってはおりますけれども、皆さん大勢の人がちょっと心配をした強毒性の新しいキラーウイルスであるというようなエビデンスは全くありません。