岩本司の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○岩本司君 ありがとうございます。
大臣も現地に足をお運びになられたと。私ももう何度も現地に行きまして、県民の皆様と直接触れ合い、御意見も聞いてまいりました。勉強すればするほど、この大学院大学に対する県民の皆様の希望といいますか、夢が膨らんでいるのを実感しているところでございます。
この大学院大学でございますけれども、私がいろんな方から聞いたお話の中に、こういうことを教えていただきました。日本に沖縄が復帰するに当たって、県民の皆様から当時の政府の、与党の幹事長、当時の幹事長は三木武夫さんでございます、その方に、沖縄県民を代表した方々が、上京され、数十項目日本政府に対して要望をされたそうです。その数十項目の中の一つにこの大学院大学が入っていたというふうに伺っております。この沖縄が、もう地上戦どころか、沖縄だけではなく世界中から戦争がなくなるように、世界から学生に沖縄に来ていただいて、それで沖縄で世界の秩序、モラルを学んでまたそれぞれの国に帰っていただく、そして沖縄が世界の平和を引っ張っていくと、そういうような沖縄にしたいという当時の我々の先輩方のそれこそ夢と希望が詰まっている法案であるというふうに私も実感しているところでございます。
大臣、この沖縄の科学技術大学院大学でございますが、アメリカのカリフォルニア州のサンディエゴを参考にしていると伺っております。カリフォルニア大学のサンディエゴ校、ソーク研究所、スクリプス研究所等の国際的にもトップレベルの大学、研究機構が集積しているわけであります。ライフサイエンス分野においてそうした大学、研究機関からスピンオフした企業が約二百社にも及ぶと。
ただ、カリフォルニア州のサンディエゴというのは大きな軍港もありますし、アメリカとは陸続きでございます。しかしながら、沖縄の場合は、周りを海で囲まれているわけであります。サンディエゴのように二百社というような企業がスピンオフする、また大学院大学の近くにそういう研究所が今からどんどん増えてくるという、そういう期待もあるわけでございますけれども、この点につきまして大臣の御所見をお伺いいたします。