舛添要一の発言 (厚生労働委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(舛添要一君) まず、社会保障の前に、日本全体でどうしてこの国際社会で生き抜いていくかということを考えたときに、やはり成長戦略が片一方で必要なのは、江戸時代のように三千万人ぐらいの人口なら何とか自給自足できますけれども、どうしても自給自足は不可能です。石油も買わないといけないし、食料もそうだと。でも、この前は、骨髄移植のバクスターのキットがなくなって、これで、何とかバイオアクセスから輸入するということで、そういう一つのデバイスを見てもそうなんですね。
 そうすると、国の大きな戦略としては、みんなが食っていくためにやっぱり外貨を稼がないといけない、これは一つ忘れてはならないと思います。そこを押さえた上で、したがって医薬品とか医療機器とか、こういうものも輸出産業に育てたらどうかと。この発想で、今、自動車や家電がこういう状況であるものですからもう雇用の問題は大変になっている、だから成長戦略は必要で、これはみんなで考えましょうと、新しい経済成長のモデル、それが一つ。
 その上で、今おっしゃったように、必ずリターンの大きな投資であると、これは私ももうそのとおりだというように思っています。
 もう一つ、財政再建至上主義論者というか、私はそうじゃないのは、財政再建至上主義論者というのは日本人の可能性、日本人の能力についてペシミスト過ぎるというふうに思っています。
 具体的な例を挙げますと、例えば今病に倒れた人がいると。このときに、借金を返していかないといけない。だから、まあ、お父さんだったらお父さんの薬代、おいしいものを食べて元気になってもらう食費、そういうものをとにかく毎月幾ら、財政再建でというんでカットする、カットすると、死んでしまうじゃないですか。
 私はそうじゃないと。もう少し借金してでも構わない。まず元気にその倒れた人をする。仮に、それは一家の大黒柱だったら、その人が元気になったら、能力あるわけですから、そんな借金ぐらい働いてすぐ返せますよ。日本全体でいったときに、これだけすばらしい日本国民がいて全力を挙げてやれば、そんな借金ぐらいすぐ返せますよ。そして、これは国の借金であり、その国の借金を持っているほとんどが日本国民ですから、外国が持っているわけじゃないんです。そういうことを考えれば、いつもその政策でいいとは言いません。今のようなときにはきちんとした有効需要を生み出すような政策をやる。そして、それは借金、例えば今、麻生総理がおっしゃっているような経済政策も、赤字国債も辞さないと言っている。私はそれは賛成です。その赤字国債増えたって、働いて戻せばいいんで、働く前に死んじゃったらどうしようもないでしょうというのが基本的な認識でありますので。
 ただ、もう一つは、二千二百億円を堅持しろという立場の人が常に批判をするのは、まだまだ効率化する余地があるじゃないかと、まだまだ厚生労働省いっぱい無駄使っているんじゃないかと。それは独立行政法人とか天下りの問題も含めて真摯にやっぱりやらないといけないと思いますが、そういう点はあるとしても、今のような考え方でいきたいと思います。
 森田さんと話していると長くなって済みません、どうも。

発言情報

speech_id: 117114260X00720090402_018

発言者: 舛添要一

speaker_id: 6496

日付: 2009-04-02

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会