冨岡勉の発言 (厚生労働委員会)

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○衆議院議員(冨岡勉君) 考えがぶれているというのは当たらないんじゃないかということを、またこの場で御説明いたします。
 先日来、委員もお読みいただいていると思いますけれども、再三御説明申し上げているところであります。つまり、脳死臨調の最終答申において、脳死は人の死であることについておおむね社会的に受容されている、また近年のアンケート調査においても多くの方が脳死を人の死と認めてよいとする結果が出ているのは委員も御存じのとおりだと思います。
 例えば、七月一日の読売新聞では、六一・五%が賛成され、一九・二%が反対されております。また、最近のFNNの報道では、六九・四%が賛成され、二一・四%が反対されています。ただし、注目されるべきことは、分からないと答えられた方が、以前は三割近くおられたのが、今九・二%まで下がってきています。十分議論がこういう場で伝えられているのかなと思うところであります。
 私たちは、A案提案者は、このような事情を背景に、脳死は一般に人の死であるという考え方を前提として確かに提出させていただいているところではあります。ただし、脳死は一般に人の死であるということは、あくまでも前提となる考え方にすぎないということを御説明申し上げているわけであります。
 すなわち、臓器移植法は、臓器移植に関連して脳死判定や臓器摘出の手続等について定める法律であって、臓器移植以外の場面について一般的な脳死判定の制度や統一的な人の死の定義を定めるものではないので、法律上の効果として臓器移植法に定める脳死の概念が臓器移植以外の場面に及ぶということにはならないと考えております。このように、A案の前提となる考え方の問題とA案で定める条文の法的効果の問題とは区別して議論していただくことが必要ではないかと考えております。
 したがいまして、先生が御指摘の、提案者の間で発言がぶれているという御指摘があったところではありますが、このことは一貫して申し上げているところであり、決してぶれているというわけではないと御理解いただければと思います。

発言情報

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発言者: 冨岡勉

speaker_id: 14316

日付: 2009-07-09

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会