加納時男の発言 (国土交通委員会)

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○副大臣(加納時男君) 社会資本ストックの総点検、維持が大事だと、どのように考えるかというお尋ねでございます。全く同感でございます。
 先ほどもこれ、山本先生の御質問の中にあったと思いましたけれども、アメリカにおいても社会的なインフラ、特に道路ですとか橋梁のメンテナンスが非常に悪かったために、大きな落下事故が起きたり人命が失われております。あれはアメリカの話で、日本は別よということではございません。日本も、かつて高度成長期等に大量に造ってまいりました道路、河川、下水道、港湾等の社会資本でございますけれども、これから二十年ぐらいたちますと、建設後五十年以上を経過する割合が大変多くなってきます。ちょっと事務局に試算してもらったんですけれども、それで見ますと、例えば道路と橋と書いて道路橋とも言っておりますけれども、道路橋については、平成三十八年度には約五〇%のものが建設後五十年という大変に老朽化してくるものでございます。古くなるから手が打てないというんじゃなくて、これも前もってきちんと点検をし、補修をしていくと。つまり、事後の手当てじゃなくて事前の予防、こういうことによって寿命が長もちする、高寿命化ということができると思います。
 この社会資本全体の老朽化については、建設も非常に華やかなんですけれども、地味ではあるけれども大事なのが点検、維持補修というのはまさに鰐淵先生御指摘のとおりでありまして、それを強く意識しながら私どもは対策を取ってまいりたいと思っているところでございます。
 元々、社会資本整備は、国民生活の安全、安心の確保など重要な役割を持つとともに、これまた御指摘がありました地域の雇用の拡大が図られるという大きな効果があります。アメリカのグリーンニューディールというので一生懸命読んで、太陽と何だか風力だけやっているのかと思って読んだら、全然違いまして、一番肝心な予算、すぐ付ける予算はインフラであります。インフラも、建設もありますけれども、同時に整備もしっかり入っておりまして、これによって数十万の雇用を生み出すというふうにオバマさんの演説それから予算書見たら載っておりましたので、非常に今先生の御指摘とアメリカと、オバマさんと共通しているかなというふうに思いながら質問を伺っていたところでございます。
 そこで、新規整備とともに維持管理を戦略的に進めていくということが我が省としましては非常に重要だと思っているところでございます。例えば、道路橋については、本年度の第二次補正予算から、点検に係る費用を新たに国庫補助の対象としたところであります。機動的かつ重点的に維持管理の対策を実施していく所存でございます。

発言情報

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発言者: 加納時男

speaker_id: 31599

日付: 2009-03-17

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会