甲村謙友の発言 (国土交通委員会)
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○政府参考人(甲村謙友君) お答え申し上げます。
洪水災害による被害を軽減させ、国民の安全で安心できる暮らしを実現するためには、新しく計画的に堤防整備など治水施設を行うということと併せまして、既にでき上がっております河川あるいは河川管理施設の状態等を適切に維持管理して、いざ洪水が起きたときに効果を発揮させる必要がございます。
そのために、まず直轄河川についてでございますけれども、水門、ゲート等の老朽化の状況を踏まえまして、直轄河川については平成二十年四月に、河川用ゲート設備点検・整備・更新検討マニュアル案及び河川ポンプ設備点検・整備・更新検討マニュアル案を策定いたしまして、これらに基づきまして施設の設置条件等に応じた長寿命化対策及び最適な更新設備の取組を行っているところでございます。
さらに、都道府県が管理する河川管理施設におきましても、新たに平成二十一年度から、長寿命化計画の策定経費やこれに基づく保全対策等の補助制度を設けたところでございます。
また、こういう河川管理施設以外にも、河川に土砂が堆積している、あるいは河川に樹木が繁茂しているというようなことで、洪水時に降水が流れる阻害になるというケースが間々ございます。直轄河川については、計画的に堆積土砂の掘削、樹木伐採を行っておりますし、補助河川につきましても、平成二十一年度から、緊急的に治水安全度を向上させるための河道掘削等に対する経費の補助制度を設けているところでございます。