山下芳生の発言 (総務委員会)

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○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。
 提案者の皆さんに敬意を表したいと思います。
 去る一月二十三日に発表された総務省の地方公務員の短時間勤務の在り方に関する研究会報告書によりますと、市町村の非常勤職員の時給は九百円、臨時職員の時給は八百円、月収にしてそれぞれ十五万円ないし十四万円という状態にあります。とてもまともな生活ができる賃金ではないと思います。
 公共サービスを実施する非正規労働者の劣悪な労働条件は、もはや放置できない状況にあると私は考えます。しかも、自治体で働く非正規職員は、従来考えられていた臨時的、補助的な業務ではなくて、正規職員と同じように責任のある基幹的業務を担っている場合が大変多いと思います。例えば、公立保育所の保育士の五〇%が非正規という自治体もあります。保育士という同じ国家資格を持って、クラス担任など責任も全く同じだけ担い、当然、本来均等待遇でなければならないにもかかわらず、非正規の保育士の賃金は正規の大体二分の一から三分の一、年収にして二百万円以下。まさに官製ワーキングプアという実態にあります。これは私はもう差別だと言わざるを得ないと思っております。
 鳩山総務大臣に伺いますが、今回の法案は、公共サービスを担う労働者の労働条件の改善、労働環境の整備を求めておりますけれども、この法案の趣旨を踏まえて官製ワーキングプアをなくすお考えはおありでしょうか。

発言情報

speech_id: 117114601X01620090512_016

発言者: 山下芳生

speaker_id: 9284

日付: 2009-05-12

院: 参議院

会議名: 総務委員会