石破茂の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(石破茂君) 基本的に委員のおっしゃるようなことだと思います。
じゃ、それをどうするんだということについて、みんな七転八倒しながら何かいい答えはないかなと思っているわけで、おっしゃるように、参加しない方が得なんだということになると、まじめに参加した人はばからしくてやっていられないわけで、正直者がばかを見るというのは、これはやっぱりまずかろうと思っております。それではもっともっと減反を強化というか、参加に強制力を持たせて、極端な話、減反に参加しなければ懲役だとか、そういうことをやることが本当に正しいのかといえば、それもそうでもないだろうと。
では一体どうすればいいんだろうねということが私の問題意識の根本にはあるわけでございます。そして、担い手としてもっともっと規模を拡大して、コストダウンを図ってやりたいねという人にも生産調整は掛かってくるわけで、本当にこれで規模を拡大しコストを下げるということのインセンティブが効いているかというと、それもそうではないであろうということでございます。
さはさりながら、一、二の三でみんなやめということになると本当に大規模から倒れていくので、ここを一体どうするかという、問題点は分かっているんですが、それを全部整合性を取って解決する方法というのがなかなか見当たらぬ。かつ、どうすれば財政負担が一番少なくて済むか。そのとき、つまり財政負担はずっと将来まで同じわけではないのであって、何らかの方法を取るとこのように米生産の構造が変わって財政負担は今後どうなって消費者の利益はどうなってというような多くの試算をしてみないと、これはいいというものは出てこないのだと。すべての人がもう本当にうれしくてハッピーで、これで良かったねというのは、私は恐らく今の時点でこれだというのを見出すことは難しいんだろうと思っています。
ただ、将来的には、米生産の構造がどうなっていくのかということ、そして何が消費者の利益になるかということを念頭に置きながら、生産調整の総括というものはしていかねばならないのではないかと思います。