石破茂の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(石破茂君) これは、いい知恵があったら是非教えてくださいということなんでありまして、一部の論説にありますところの資産保有的な価値があってと、だから農地を農地として利用しない、そのことに一番の問題があるのではないかということを、私も首肯するというかうなずくというか、そういう面がないわけではありません。
じゃ、それをどうするのというときに、それが、農地が農地であるがよってに、じゃあなたと、これを利用しないんだから手放してちょうだい、所有権を放棄してちょうだいと言ったとしましょう。じゃ、その人の期待権というもの、これがやがて高速が通るかもしれない、もちろん公共施設へ転用するということは今回かなり抑えているはずなのですが、そういうものをどうしましょうかという話をこれは議論しなければいけないことなのです。
それは別に高速に限りません、宅地でもいいですし、商用地でも何でもいいです。そこになることに対して期待を持っていたとしましょう。それに対して、あなたは農地を農地として利用していないのだからというところまでは仮に議論を進めたとして、そういう人たちに対する補償というものをだれがどのような根拠に基づいてどのように行うのかというところになると、かなり議論が止まってしまうところがあるのです。そこを乗り越えていかないと次の話にはならないだろう。
じゃ、日本の土地の在り方と、ヨーロッパの土地の在り方とどう違うか。農地の価格が何でこんなに違うのかというところは、前も申し上げたかもしれませんが、いろんな国の法制というものをよく調べながら、大陸法系とあるいは英米法系とどのような法体系になっているのかというところまできちんと詰めた議論をしたいというふうに私は思っております。そこまで私詳細に全部存じ上げておるわけではありませんので、何か考えがあれば述べてみよという御下問に対しては、今のようなお答えしかできないというのが実際のところでございます。