横峯良郎の発言 (文教科学委員会)

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○横峯良郎君 本当に今、中学校を出て高専に入る、例えば今の子供たちが中学校を出て、私の娘は中学校を出てゴルファーにしようと、それがまんまとちょっと当たってしまったんですけど。なぜかといいますと、私はちょうど鹿屋農業高校、鹿児島の鹿屋というところに鹿屋農業高校ってあるんですよね。そこに、芝を作っていて農業をしている子供が農業高校へ行っているんです。その彼に、あなたのクラスの仲間で農業高校を出て農業を仕事とする人は何人いるのかと言ったら、ゼロだと言うんです、僕以外はゼロだと。私は実家を継ぐと、ほとんどゼロですと。
 それが今、日本の教育の一番出発点の間違いじゃないかなと思うんですよね。全く、例えば高校だけは出ておけよとか、高校になぜ行くのかという意味も分かっていないし、親も分かっていないし、子供も分かっていないし、本当にそういう意味では高専というのは今から、逆に高専の立場は公立高校の立場を有するような方向に持っていった方が将来の日本のためには絶対いいんじゃないかと。
 本当にそういう意味で、私はその言葉を聞いたときに、これは何かの、この子たちが二十歳、大学卒業したときに仕事があるのかなと思ったときに、それはちょうど十五年ぐらい前なんですけど、案の定仕事もなくなってきているという状態ですので、是非これはもう大臣が改革していただければと思います。
 次に入りますけど、高専の人事についてお尋ねいたします。
 今の校長先生の、高専の、三分の一は国立大学からのわたりで占められています。それと、事務方の方にも天下りが見受けられます。今文部科学省にとって、高専の私は体質改善を余り考えていないんじゃないかと思っています。何か結果だけ見れば、天下り先をいかに存続させるかというふうな感じがするんですね。普通の公立高校であれば、教員がどんどん出世を考えて、教頭先生、校長先生と、最終ポストである校長になって退職すると、そういうのが一般的なんですが、ところが高専は、天下って、一回退職金をもらい、更に高専の校長になれば年収一千二百万とボーナス、また辞めるときには退職金をもらい、これはおいしい職場じゃないかと、若しくは本当にもう楽園と言っていいんじゃないかというぐらいの感じがするんですが、これでは本当に現場の教官のモチベーションも絶対下がると思います。
 文科省にお尋ねしたいんですが、大学教授が高専の校長になるのは既定の路線なのかと、そこに天下りという意識はないのかという、文科省の意見をちょっとお聞かせ願いたいと思いますけれども。

発言情報

speech_id: 117115104X00520090330_013

発言者: 横峯良郎

speaker_id: 30504

日付: 2009-03-30

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会