鈴木寛の発言 (文教科学委員会)
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○鈴木寛君 この長期債務の問題は、運営費交付金の充実とともに、長期債務をやはりどれだけその負担をやっぱり軽減するのかと。あるいはその負担を、もっと国立大学附属病院で負っていくということではなくて、まさに地域の中核、あるいはまさに人材を育てるのは大学附属病院ですから、そういう観点から改めて私どもはその長期債務軽減、抜本的な軽減について考えるべきだというふうに思っておりますので、そこは是非改めて御議論を、御検討をいただきたいと、こういうふうに思います。
それで、資料の二を御覧いただきたいんですけれども、結局、診療報酬改定で何が起こったかということなんです。結局、これは一番上の米印の線がありますが、これは資格を持っていないあるいは資格を必要としない医療機関での従業員の従事者数でございます。つまりは、診療報酬改定で病院収入が減りました。今や一割ぐらい減りましたと。一方で、看護師さんは七対一看護とか、あるいはお医者さんはちゃんとその病床数に応じてお医者さんは何人以上確保しなきゃいけないということがこれは決まっていますから、そうするとそこは減らせないと。
そうするとどうなるかというと、結局、そういうふうな規制のない職種、しかしこれもチーム医療の中で極めて重要な役割を担っている職種でありますが、その職種の方々を切らざるを得ないと。したがって、これが約十万人ぐらい雇用を削減されているわけであります。この中には、まさに看護補助をしていただいた方々とかあるいはそのお医者さんや看護師さんたちの、特にお医者さんですが、いろいろなそのドキュメントワークといいますか、文書作成とかあるいはそのカルテ管理の手伝いとか、そういう極めて重要なお手伝い、医師の直接的なサポートをしていた、いわゆるクラークと言っていますけれども、そういうクラーク、そうした方々がここでばさっと切られちゃったわけですね。
そうすると、医療崩壊がなぜ起こっているかというと、今までこの看護補助さんのやっていた仕事を看護師さんがやらなきゃいけなくなってしまう、あるいは今まで医療クラークの方にお願いをしていた仕事を医師自らがやらなければいけない、あるいはその玉突きで、今まで看護師にお願いしていた仕事を医師自らがやらなければいけないという中で、医師の多忙が更に悪化して、そして医師の立ち去りにつながっていると、こういうことでございます。
私は、国立大学あるいは大学附属病院立て直すためには、きちっとやっぱり医師数、コメディカル数あるいは職種別の人数あるいはその平均年齢あるいは勤続年齢あるいは給与、そして、それぞれの診療科別にどういうチームが必要で、どういう医療をやっているのかという辺りをきちっと把握をして、そしてこの大学病院の問題についての議論をしていきたいということで、今どういうふうに文科省はその実態を把握しておられるんですかということを伺ったんですけれども、余り私が求めていたものを全部いただけたわけではないんですが、これちょっと、今どうでしょうか。あるいは、今後きちっとそういうところを把握していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。