麻生太郎の発言 (予算委員会)
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○内閣総理大臣(麻生太郎君) 今の目下の急いでやるべきことは景気対策だと思っております。私はこの経済対策は、今国民どなたも望んでおられるのがこの景気対策、これに一本に私は集中しておると思います。雇用の話にしても何の話にしても、不況とかいうものの状況が続けば難しい。したがって、不況対策、経済対策というのは短期的にはこれが一番、私は基本的にそう思っております。
したがって、これは大胆にやらねばならぬところなのであって、全治三年と申し上げたのも、大胆にこの状況から脱却するためにはということで、事業規模七十五兆円というものを組まさせていただきました。
しかし、こういった取組によって経済状況が好転をするということになった段階で、今度は、先に金を使っているわけですから、そのお金というものは、きちんとした形で今度はそれを返済をするということをしないと財政は健全化しません。
そういうことを考えた場合においては、きちんと財政を好転させるために、なかんずく、この国というものを持続的な成長とか発展というものを考えるんであれば、少なくとも日本という国の中においては、やはり今は年金、社会保障、介護、福祉などなどいろいろな社会保障関係費というものに対して最大の関心があります。したがって、ここのところを安定したものにしていく、加えて、傍ら少子高齢化は進んでおるという前提に立ちました場合は、そのところをきちんと安定したものにしないと安心できる社会にはならないのではないかと。したがいまして、そこの部分を考えますと、しかるべき財政収入というものがないと安心した財政出動もできないと、無責任なことはできないというのが基本的な考え方の根本であります。
したがって、二〇一一年までに我々は景気をきちんと立て直して、財政の無駄とか行政改革とかいろいろなものをやった上で二〇一一年に中福祉用負担をやらしていただく、中福祉をやるというんであれば中負担はお願いせざるを得ないということを申し上げておるんであって、しゃにむに二〇一一年になって消費税だけ上げるというのは、ずっと前提はもう書いてありますけれども、その話は皆されないのが今何となく行われておりますことを御心配いただいておるんだと思いますが、きちんとそういったものを閣議決定させていただいたときも、そこの前提条件はきちんと書いた上で今回の話をさせていただいておるつもりであります。