岩永浩美の発言 (予算委員会)

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○岩永浩美君 それでは、二十一年度の予算案について御質問をしたいと思います。
 総理は今まで、来年度の予算を生活防衛のための大胆な実行予算と呼びたいと、また国民生活を守るための予算だと今まで再三再四にわたって御説明をされてきました。再三指摘されているように、世界が百年に一度と言われる不況の中にあり、経済には異常な経済対策、あるいは異常な経済には異常な対応が私は必要だと思います。今までの常識では考えられない対応をしていかないと私はいけないと思います。
 基本的には、当面は景気対策、中期的には財政再建、中長期的には改革による経済成長の三段階で経済政策を進めていく決意を総理はお示しになりました。当面は、二十年度の第一次補正予算、二次補正、二十一年度の予算案と切れ目のない三段ロケットとして進めると申されました。二次補正も成立をし、そして二段ロケットは発射され、その事業規模は七十五兆円で諸外国でも最大の規模となり、景気刺激を最優先と位置付け、緊急対策として財政再建路線をひとまず棚上げして歳出拡大で景気を下支えするという姿勢を前面に出してこられたことに、私は経済に強い総理の一つの今のお気持ちを表していると思って、高く私どもは評価をしています。
 今回は、いわゆる今まで活用したことのなかった埋蔵金も活用しています。これも、非常事態であるから、あくまでもこの件については緊急措置として私どもは了解をしています。先週も、バブル崩壊後、株価が最低となりましたが、臨機応変、機動的な対応を政府に要請をしております。
 いずれにせよ、予算の早期成立や実行こそが最大の景気対策になると私は確信をしています。経済危機から国民生活を守ることができるのか否かは今国会の意思と覚悟が問われていると言っても私は過言ではないと思います。このときにやるべきことは、政府がスピード感を持って財政出動をすべきだと私は思います。二十年度の二次補正、来年度の予算に続いて更なる追加経済対策が必要であり、今そのことを申し上げれば、組替えをすればいいのではないかという野党の皆さん方の御意見もあります。まずは、二十一年度の予算を成立をさせ、それに加えて新たな経済対策をしていくこともあり得ることだと私は思っています。
 もちろん、その過程の中で、今まで議員諸兄から議論をされた大き過ぎる政府や無駄が多い行政、正すべきは正していくことは言うまでもありません。派遣労働に見られる深刻な雇用問題もあります。全国に蔓延する地域間の格差もあります。構造改革路線によってこの問題が発生したと言われていることも事実です。
 私は、財政出動するためにも、今までのこの一つの路線をやっぱり総括をし、あるいは検証をして前に進まなければいけないと私は思いますが、総理の御見解をまずお聞きして個々の問題に入りたいと思います。

発言情報

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発言者: 岩永浩美

speaker_id: 643

日付: 2009-03-06

院: 参議院

会議名: 予算委員会