麻生太郎の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(麻生太郎君) 改革なくして成長なしという言葉が一時期よく言われたものでありました。これまで取り組んできた改革というものは、少なくとも日本の経済が、一九九〇年代後半から、二十世紀、最初、二〇〇〇年、二〇〇一年、こういったときにはやっぱり何となく沈滞していたという雰囲気は否めない事実だったと思っておりますが、それを少なくともこの改革によって経済を活性化させたという点においては一定の成果が上がったものだと思います。
 しかし、改革によるひずみも出ました。いわゆる格差の問題とか地方の疲弊の問題、また新しい課題として世界金融危機というような我々の予想をはるかに超えた規模、スピード、そういったものが課題として生じておりますので、私は改革というのは常にきちんと対応しておくべきものだとは思いますが、いわゆるひずみへの配慮などなどを考えますと、そういったものに対してはしかるべき是正、改革には必ず改悪と改良と二つ出ますので、その場合には良くするための改善という努力はこれは必ず必要なものだと思ってここらは取り組んでいかねばならぬこれからの課題の大きなものの一つだと思っております。
 したがいまして、これは改革というものを否定するものではなくて、この改革を更に進化させていくというために改善といういわゆる手法を今後使っていかなきゃならないものではないかと考えております。

発言情報

speech_id: 117115261X00820090306_009

発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2009-03-06

院: 参議院

会議名: 予算委員会