江利川毅の発言 (議院運営委員会)

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○江利川参考人 二点御質問がありましたが、なかなか答えにくいところもございます。
 私が人事官の要請を受けましたのは、電話であったわけでありますが、正直、驚いたところであります。一晩考えさせてもらいたいということで、あれこれ私も自分の進退について考えました。
 私は、厚生労働省をやめた後、埼玉医科大学に勤めました。これは、地元の埼玉県のつながりと、もう一つは、若い人たちと接触をして自分の経験をいろいろな形でお伝えするというのは意味があるだろうと思って選んだ職であります。その職をわずか一カ月でやめるという話になってまいりますので、そういうことも含めて考えたわけであります。
 私は、役人時代に、中曽根内閣、竹下内閣のころでありますが、内閣参事官を務めております。官房、官邸で三年やりました。それから、橋本内閣、小渕内閣、森内閣のころですが、首席内閣参事官、官邸で仕事をしました。その後、中央省庁再編がありまして、内閣府で、また小泉総理のもとで仕事をしました。
 私は、この仕事を通じながら、当初の、私が厚生省を選んだのは公害問題とかやりたいということで選んだわけでありますが、違った仕事を託された。ただ、そういう仕事をやっていく中で、私は一生懸命仕事をしたつもりでありますが、一方で、内閣においてそういう仕事をしたというのは、何か要請があったときに内閣の役に立つような人材として教育をされているんではないかという気持ちも、少し買いかぶった言い方ではありますが、そういう気持ちも若干ありまして、内閣からの御要請であれば、これは、自分が内閣で育てられた人間でありますので、受けるのがしかるべきかというふうに思った次第でございます。
 それから、公務員の人生設計の関係であります。
 私も、先ほど申し上げましたように、公害問題をやりたいと思って厚生省に入ったわけでありますが、そのときには、退職のこととか、そんなことは全く考えておりませんで、まさにこの仕事をしたいということで選んだわけであります。
 しかし、確かに、家庭を持ち、生活をしていくと、自分の生涯、バランスを考えていかなければいけませんし、家族のこともあります。そういう意味では、安心して公務員が働けるということも大事であります。これから年金の支給開始年齢が延びていくという中で、退職管理というのは大変重要な問題だと思います。
 公務員が職務に専念できるというのは、ある意味で、自分の生活に不安を持たずに仕事ができるということが大事だと思います。そういうことを総合的に考えて、これからの、今ある課題、少子化、働き方と家庭のバランスの問題もありますし、年金を受給するまでの問題もあります。そういう全体のライフ設計をきちんとできるように、人事院として役割を果たしていく必要があるのかなというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 江利川毅

speaker_id: 28456

日付: 2009-11-10

院: 衆議院

会議名: 議院運営委員会