赤松広隆の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(赤松広隆君) おはようございます。岩永先生には農林水産副大臣として、大変これまでも農林水産行政前進のために頑張ってこられた、またこうした行政にも大変精通をしておられる方でございますので、今後ともよろしくまた御指導いただきますように、冒頭、お願いをしておきたいと思います。
さて、先生のまた御地元でもありますこの諫早問題については、大変地域の直接的なあれであります、長崎県ばかりではなくて、佐賀、熊本、福岡、有明海に面する四県の皆さん方が、非常に熱心に今日までお取り組みをいただいてまいりました。
そして、私自身も、いろんな方がいろんな発言をされておりますけれども、まず基本的な考え方といいますか姿勢として、是非御理解をいただいておきたいと思うんですが、私ども民主党も、マニフェストではなくて、政策集インデックスの中で、このちょうど選挙の前でございますけれども、皆さんにお示しをしておりましたのは、「諫早湾干拓事業については、干拓事業と有明海の環境変化との因果関係について科学的知見を得た上で、地域の意見によって有明海の再生に向けた取り組みを推進します。潮受堤防開門によって入植農業者の営農に塩害等の影響が生じないよう万全の対策を講じ、入植農業者の理解を得ます。」というのが、民主党としての党の公式な見解でございます。
しかし、今先生もおっしゃいましたように、農水行政全般もそうかもしれませんけれども、とりわけこの諫早問題については、自民党とか民主党とかいうよりも、むしろ非常に地域的な、長崎県とか佐賀県とか、そういう非常に地域性の方が前に出た実は問題でございまして、これはもう、別に自民党だってばらばらじゃないかみたいなことを私は言おうとしているんじゃなくて、我が党に振り返っても、長崎県出身の議員の皆さん方と、佐賀県あるいは福岡県、熊本県の出身の議員の皆さん方と、これはもう先生御承知のとおりですけれども、明確に考え方も違います。そしてまた、同じ県の中でも、同じ党に属しながら若干考え方の違うという先生方も実はお見えでございまして、私は、この問題についていつまでも放置しておいていいということではありませんので、一番実は早い解決方法は何なのかということをずっと大臣就任以来考えてまいりました。
それにはやはり、何といっても、まずそれぞれの党の中で、そしてまたそれぞれの、もっと必要なのは地域の中できちっと考え方をまとめて、そして少なくとも、少なくとも、それぞれの県がまず地元で話合いをしてもらうということが私は必要なんじゃないかと。
驚いたんですけれども、この諫早問題について当事者である長崎県と佐賀県は、知事ばかりじゃなくて事務レベルも話したことがないと、一度も話したことがないと。しかし、そんなことで、農水省がどんな方針決めてもそれぞれ地元の了解を得ながらやっていくわけですから、現地が、それぞれの県が、担当者が、知事が一度も顔を合わせてこの問題について話したことないなんということで本当に問題の解決ができるのかというのが私の基本的なまず考え方でございまして、そして、私は最初から開けるとか開けないとか結論を先に持って進めるのではなくて、むしろそういう、早くスムーズに納得の上で問題を解決できるためには、まずその関係の人たちがきちっと話し合える場をつくっていくことがまず第一なんじゃないだろうかというふうに思いまして、実はなるべく公平に皆さんの意見を聞きたいということでやっておりまして、結論を申し上げますと、先生御指摘のように、なぜ県会議員や地域のあれと会わなかったんだと、知事と国会議員だけじゃおかしいじゃないかというお話もありましたけれども、その実は直前に長崎県知事ともお会いしていまして、そのときも長崎県知事さんの方は育樹祭のお礼に行きたいということでお見えになって、そしてお礼は、確かにお礼の言葉はありましたけれども、ほとんどは諫早湾の話で終わっちゃったと。そうすると、長崎だけの話を聞いて佐賀の話を聞かないというのもこれおかしいことなので、元々知事が会いたいと言われておりましたので、今御指摘のこの十月二十一日の日に佐賀県知事とお会いをしたということでございます。