櫻井充の発言 (予算委員会)

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○櫻井充君 ありがとうございます。
 各国も実は財政決して豊かではなくて、その厳しい中でドイツなりそれからスウェーデンなりはODA予算をきちんと確保しております。それはなぜかというと、自国の利益につながっていくんだという認識があるからです。例えばドイツの方々がおっしゃっていたのは、中国に対してヨーロッパで一番最初にODAで取り組んできていたと、その信用力があって中国に対して輸出入でドイツがヨーロッパでナンバーワンになっていると。つまりは、戦略的にODAを活用してきております。
 私たちが、視察団が行った会社は二十二人しかいないソフト会社でございました。ここは麻薬中毒患者さんからの麻薬中毒の離脱を行っているプログラムを開発しているところでして、今度はインドに行って、そのプログラムを使って麻薬中毒患者さんの更生といいますか、その離脱を行っていきたいということを政府として取り組む、そのときに中小企業の技術があって、それを応用していくわけです。
 そうすると、私が見ていて感じることは、日本政府なりそれからJICAなりが、果たして中小企業が持っているノウハウというのをどれだけ理解しているのかと。これはお金の問題以上にそのJICAの僕は能力というところが問われてくるんではないのかなと、そう思っておりまして、まずそういう分野をきちんと集約していくところから始めていかなければいけないんじゃないかというふうに思っております。
 是非御検討をいただきたいと思いますし、それからもう一点、これも今は違っているのかもしれませんが、ドイツの方に言われたのは、日本のODAの場合に、日本の、JICAの職員なのかどうかちょっと分かりませんが、現地の人たちは非常に熱心に議論をするんだけど、その裁量権が限られていて、最後これでどうですかと言ってほかの国はみんなオーケー出すのに、日本だけはちょっと本省にとか、そういう雰囲気があるんだそうでして、決裁権も含めて現地の人たちにもうちょっと権限を委譲すべきではないかと思いますが、その点についていかがでしょう。

発言情報

speech_id: 117315261X00320091109_022

発言者: 櫻井充

speaker_id: 7865

日付: 2009-11-09

院: 参議院

会議名: 予算委員会