赤松広隆の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(赤松広隆君) 櫻井委員からの、どうやっていわゆる雇用という立場から農業政策を進めていくのかという御質問だと思います。
農村に雇用を創出をしていく、そしてそれをもって地域を活性化していくということは極めて重要でありますし、今この農水分野も、菅国家戦略大臣の下に入りまして、大きな雇用を創出する分野ということで取組をさせていただいております。
一つは、今農業の持続性を回復することが重要でございますし、それから何よりも、今お話のあったように、農業に従事しても採算に合わないとか、いわゆるこれでは食っていけないとか、そういうことでは困るわけで、ある意味でいえば、成長産業にそれを育てていくということが重要だと思っております。
その意味で、来年から始まります戸別所得補償制度では、農業に意欲のある人たちが、規模の大きい人であれ、あるいは中山間地のような比較的農業条件が悪いところでもちゃんと成り立っていける、しっかりと岩盤部分は補償していく。その意味で、どうぞ多くの皆さん方が、農業の分野にもどんどんと新規の雇用として、新しい従事者として入ってきてくださいというのがこの政策のポイントでもございます。
それからもう一つは、農山漁村の六次産業化ということで、単に今まで、米さえ作っていればいいんだと、消費者のニーズもあるいはこれからの農業の方向、そうしたものも考えずにただ作ればいいという時代ではもうないというふうに思っております。
その意味で、こうした消費者ニーズにも対応しながら、あるいは、今度は作るだけではなくて、加工する、あるいは農村地帯で加工なり流通が共にやっていけるという意味での六次産業化という言葉がありますけれども、そういう六次産業化に向けての応援もしていきたいし、そのことによって担い手が、販路の拡大や地産地消というような形で、自らの創意の工夫によって所得そのものも増えていくと、付加価値のより高いものを作ることによって所得、収益が増えていくというようなことにも是非取り組んで今おるところでございます。
今、緊急の問題といたしましては、農の雇用事業ということで、今約三十六億円ですけれども、こうした農業法人等が新規就農者を雇用する形で受け入れる場合にはそこに対して応援をしていく、補助をしていくという事業もやっていますし、先日発表しました緊急雇用対策では、一部厚生労働省所管の基金も使いながら、更なる雇用創出、就業促進に向けて、例えば、今、はやりでありますけれども、道の駅なんというのがありますが、そういう道の駅の設置でありますとか、あるいは地域ブランドを立ち上げてもらう、この地域ブランドでどんどんと売ってもらうという形にも、そういうことについても是非応援をしながら、農業分野における雇用の確保にも努めてまいりたいと、このように思っております。