小野寺五典の発言 (外務委員会)

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○小野寺委員 これは、言ってみれば、大臣が今回示された広義の密約、お互いにお互いの解釈をし、相手の政府には深いところで確認をしない、これに当たることになりませんか。結果として、今回調べて、私どもはなるほどなと大きく感心をしました。そして、広義の密約、狭義の密約、こういうことはないようにこれからしようというのが大臣のお考えだと思います。
 でも、現実問題として、では大臣が根拠に挙げられた、私ども日本には非核三原則があるからアメリカ側は持ち込んでいない。それをアメリカ側に聞いても、アメリカのNCND政策で一切オープンにされない。そして、では世界の船から、艦船から核兵器がないかというと、現実的には戦略核、そして戦術核、そしてトマホークの一部には搭載可能ということになっているんですよ。
 ということは、今回これをオープン、明らかにしたということは、大臣はアメリカに確認しなきゃいけない。確認して、アメリカから絶対ありませんという答えを受け取らなければ、結局また、私どもが反省しているこの密約というもの、お互いにここは触れない、密約というものをずっと続けてしまうことになるじゃないですか。結局、密約の上に密約を重ねることになるじゃないですか。
 私が大臣に求めたいのは、非核三原則ということを厳密に言う、それであればアメリカ側に絶対に核は持ち込ませないということを毎回入ってくる艦船に確認をされる、これが密約を本当の意味でなくするための政策だと思うんですよ。決して密約というのは過去の問題、もう既に亡くなった多くの先輩議員のことを今から暴き出して大きな問題にするのではなくて、大臣も同じお考えだと思います、こういう密約はあってはいけない、国民にオープンにしなければいけない、それを明確にすることでしょう。
 そうしたら、今言った、核兵器は現在も現実として潜水艦には積まれ、爆撃機には積まれる可能性があり、トマホークには積まれる可能性がある。それがもしかして有事の際ということで日本の領海を通る可能性だってゼロじゃない、寄港することだってあり得る。こういうことが現実問題としてあるんだったら、大臣は、日本に入ってくる米国艦船について、その都度アメリカに、事前協議の必要はないんですか、本当にないんですか、それを確認する必要があると思うんですが、そのお考えはいかがですか。

発言情報

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発言者: 小野寺五典

speaker_id: 27636

日付: 2010-03-10

院: 衆議院

会議名: 外務委員会