松宮勲の発言 (外務委員会)

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○松宮委員 おはようございます。民主党の松宮勲でございます。
 初めて本委員会で質問をさせていただきます。限られた時間でございますので、要領よく御質問させていただきたいと存じます。
 ふだん、この委員会では、例の密約問題とか普天間問題等々、非常にホットなイシューについての質疑が多うございますけれども、せっかく与えられた時間でございますので、私は、こうした問題は別の委員の先生方にお譲りして、日ごろ余り論じられていない、しかし、日本の外交、あるいは日本の国益増進の観点から無視できない幾つかの懸案事項について、御質疑をさせていただきたいと思います。
 まず最初に、ODAをめぐる問題でございます。
 きょう配付されました日程を見ますと、大臣は本日からアフリカを御訪問されるということで、まことに御苦労さまでございます。きっと、相手国とのお話では、ODAについてもいろいろと御議論をなさるんだろうと御推察いたします。
 全体として、我が国のODAを拝見させていただきますと、非常に残念ながら、このところ、国際社会における日本の外交を展開する上で最も有力な柱の一つとして位置づけられるべきODAが、主として財政制約に伴う予算面から、光彩を放つ機会が非常に少なくなり、具体的には、一般会計ベースで申し上げますと、絶対額でどんどんどんどんつるべ落としのように予算が減退をしているということでございまして、九〇年代は、西暦二〇〇〇年まで、我が国は世界一位のODA実施国、援助国でありましたが、このところ、ここ数年間は、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス等の後塵を拝し、五番目になっちゃった。
 あくまでも一般会計ベースで、しかも当初予算ベースではありますけれども、残念なことに、かつてのトップからこれだけ急減する。約五割近く減退しちゃった。これはある意味で公共事業とほぼパラレルな、際立った減退であります。そのために、多分日本の外交についてもいろいろな面で不都合が生じているのではないかと、正直なところはらはらしながら拝見させていただいているところでございます。
 そしてまた、国民総所得、GNIに占める我が国のODA予算額というのも、もともと低うございました。ピーク時で〇・三四%だったと思いますけれども、これが今や、DAC諸国ではアメリカと並び〇・一九%というまことに不本意な数値にとどまっておるところでございます。
 こうしたODAをめぐる環境の悪化と申しますか、具体的には、何といってもやはり予算が中核でございますが、この予算がどんどんどんどん減退しているということについて、外務省当局としてどう受けとめておられるのか、ぜひお聞かせいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 松宮勲

speaker_id: 5983

日付: 2010-04-28

院: 衆議院

会議名: 外務委員会