武正公一の発言 (外務委員会)
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○武正副大臣 松宮委員にお答えをいたします。
松宮委員におかれましては、通産省御出身ということで幅広く知見を有されておられますし、また、外務省政務官としても御活躍ということで、改めて、ODAに対する対応、しっかり頑張れという励まし、そういった意味を込めての御質問ということで承らせていただきます。
最新の経済協力開発機構、OECD開発援助委員会、DACの統計、今御紹介ありましたように、二〇〇九年、暦年の我が国のODA支出純額は、九十四・八億ドル、日本円にしまして八千八百五十四億円、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリスに次いで第五位ということで、御指摘のように、九五年から二〇〇〇年にかけて第一位を占めていたところから、順位とすれば落ちているということでございます。
また、対GNI、国民総所得の比率でありますと、〇・一八%ということで、DAC加盟国二十三カ国中第二十一位と承知をしております。
ODAは重要な外交手段であります。ODAを積極的かつ効果的に活用し、途上国の安定と発展や地球規模課題の解決に取り組むことは、日本自身の国益にかなうと考えております。もちろん、国益というとさまざまな議論、いろいろな観点があることでございますが、日本の国益にかなうと承知をしております。
一方、現在、ODAについて国民の皆さんが果たしてどれだけ理解を深めていただいているのか。やはり、この二十年間、日本経済は大変厳しい状況が続いている中で、政府開発援助に対する理解が十分得られていないのではないかという認識のもと、外務省では、ことしの夏までにODAのあり方についての基本的見直しを行っておりまして、それによって、国民の理解と支持のもと、ODAを戦略的かつ効果的に行っていきたいと考えております。