白石洋一の発言 (経済産業委員会)

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○白石委員 ありがとうございます。
 それでは、次のテーマ、農商工連携についてお伺いします。
 地元西条にはクールアースプロジェクトという十年来の事業がありまして、これがまさに世に出ようとしております。工業の力で農業を再生させ、加えて低炭素社会化に貢献しようとするものでありまして、工場廃熱を利用して特殊な合金で冷凍システムを構築し、冷えた環境でしか育たない作物、イチゴの周年栽培や魚の周年養殖を行うものであります。工場廃熱は日本じゅう、世界じゅうにありますので、このエネルギーを利用して一次産業を起こすことは、いわば革命的な変化をもたらす可能性のある事業と考えます。西条では、このプラントをシステムとして普及を図ろうと努力しております。
 そこには障害がありまして、二問まとめてお伺いします。
 まず第一に、収穫物の販売であります。
 モデル事業で生産された夏のイチゴがどれだけ、幾らで売れるのか。これは実際に出荷しなければ採算性が確定せず、このプラントを廃熱のある工場に販売しようにも説得力がつきません。国の委託事業としてつくられたモデル事業の施設であっても、最終目的が商業化であるならば、モデル事業の一環として収穫物を販売することは当然可能であると思います。これは西条のモデル事業に限らず、ほかの委託事業についてもそうでありますが、この点についての御所見を伺います。これが第一問です。
 そしてもう一つは、省庁横断の協力についてであります。
 工場廃熱利用でありますから、植物工場は工場敷地内またはその近辺にありまして、その固定資産税というのは工業用地として課税となっており、大変負担であります。農作物を生産しているのに農地としては認められず、高い固定資産税を支払うことになっております。試算によると、プラント一セットで年間百万円からの違いがあるんです。
 この分野は、地方税であります固定資産税及び農地法が関連し、農水省、つまり経産省の御所管ではないかもしれません。しかし、農商工連携あるいは六次産業化というのは、その名前が示すとおり、省庁の縦割りを超えて取り組まなければ進みません。経済産業省におかれましては、ぜひ、省庁本位ではなく、目的本位、プロジェクト本位に、坂本竜馬のごとく、他省への働きかけを進めていただきたいと考えますが、御所見をよろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 白石洋一

speaker_id: 25442

日付: 2010-03-17

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会