坂本哲志の発言 (決算行政監視委員会第二分科会)

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○坂本分科員 これは自治体では絶対受け入れられません。受け入れられないというか不可能ですね。
 実費だけですので、五百六十円とか五百八十円とか、一日大体六百円以内で学習が行われるんですよ、宿泊費というのは余り取れませんので。ですから、これをもし自治体に移管してしまったら、当然、自治体としては財政が破綻してしまうわけですので、これはぜひ川端大臣に踏ん張っていただきたい。そして、ナショナルセンターとしての機能をやはりしっかりと保って、より国家が責任を持って青少年を育成する、あるいは高校生も大学生も育成する、そういう役割を果たしていただきたいというふうに思っております。
 先日、文化庁が主催をいたします平城京遷都千三百年、第一次大極殿の落成式に行きました。中川文部副大臣がお見えでございました。
 七一〇年にああいうものがつくられて、そして、国家というものをどうやって運営していくか、あるいは国家の権威をどう見せるか、そして中国のもの、中国の制度、こういったものを取り入れながらどういうふうにして今後の日本というのをつくり上げていくかという、そのものを目の当たりにしたときに、本当に、子供たちにこういったものを見せて、地域とは何か、そして国家とは何か、国家の中で国民と国家が一体になるということはどういうことかということをやはり学ばせなければいけないなということをつくづく感じました。こういった古代の歴史的な文化財というものは本当に大切だなというふうに思います。
 その大極殿をさかのぼること五十年ほどでありますけれども、九州の方でも、これは国家をつくるということではなくて、国家を守るということで、古代山城というのが四史跡あるいは五史跡残っております。
 白村江の戦い、六六三年、百済と日本の連合軍がとうとう新羅の連合軍に負けました。そして、当時、唐がまた攻めてくるのではないかということで、大宰府を中心に、長崎の金田城、佐賀の基肄城、そして福岡の大野城、熊本の鞠智城、こういったところに古代の山城をつくりました。本当に、皆さんたちがそこで訓練をし、常に緊張感があったということで、これはやはり元寇の前の国家の危機に備えたものだと思います。こういうものは、ぜひ特別史跡にして、やはり小学生、中学生あるいは高校生も含めて学習をさせなければいけないというふうに思います。
 その中で、これは要望、陳情になりますけれども、熊本の鞠智城だけは特別史跡というふうになっていません。かなり整備をされておりますし、ここは一番の兵たん分野そして後方基地ということで、百済の人たちと一緒になって生活した、あるいは訓練をした、そういったものが残っておりますし、百済系の菩薩像というものも出てまいりました。
 ですから、こういった貴重なものをやはりもう一度精査していただいて、平城京と同じように、九州の守りあるいは国家の守り、こういうふうにしてやったんだというようなことを子供たちに教えるためにも、ぜひ特別史跡というものにお願いをしたい。それは政府でできるようなものではありません、審議会の方を通していかなければなりませんが、その大切さというものはぜひ認識していただきたいと思いますけれども、いかがですか。
    〔主査退席、柚木主査代理着席〕

発言情報

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発言者: 坂本哲志

speaker_id: 471

日付: 2010-05-20

院: 衆議院

会議名: 決算行政監視委員会第二分科会