富岡芳忠の発言 (財務金融委員会)
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○富岡委員 ありがとうございました。
こういう規制が入る入らないにかかわらず、金融機関たるものは常時資本を厚くして財務の健全性を強くする、こういうことは当たり前のことだと思うので、今までの護送船団の中でまだそういう、当局が言わなきゃ何もしないとかという意識が場合によってはあるかもしれないので、常に先、先にいろいろな御指導をいただければいいのかなというふうに思っております。
さて、今回の法案の中身について若干、細かいところでお伺いしたいと思っております。
今回、デリバティブの方に関しましては、中央に清算機関というものをつくって、そこに一定の取引を集中させることによって、いわばシステムリスク、システミックリスクを防止するということが目的の一つだ、こういうふうに思っております。
金利スワップとCDSということで、CDSそのものは日本ではそもそもそんなにアウトスタンディングがないのでさほど問題にならないと思いますが、金利スワップについては、まずは標準的な取引だけをその集中対象にされる。一応、今伺っている話では、方向性としては、円のスワップの五年とか七年とか十年、こういうタームのものを集中化の対象にされようとしているようでございますが、銀行の立場に立って言えば、集中機関に取引を持っていくというのは、相対で取引した後にブックをそっちの清算機関に移したりとか、また時価評価によっては証拠金をどんどん積み増したりだとか、こういう一種の面倒くさい取引だというふうに私は思うんです。
そうすると、それに集中させないがために、例えば五年物はその清算集中機関の対象になるから四年半の取引にしちゃおうとか、そういうある意味ずるいようなことが起こりかねなくなるんじゃないかと。そうなると、結果として、目的であるシステムリスクを防止するということにはつながらなくなってしまうんですけれども、そういうふうなことにはならないんだよということについて、何か手だてとかそういうことのお考えについて、お聞かせ願えればと思います。