小里泰弘の発言 (農林水産委員会)
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○小里委員 委員長、全く審議が進みません。どうかお取り計らいをよろしくお願いします。
別に、大臣、私はゴルフの話なんてしていませんよ。ちゃんと裏をとった質問をしているわけであります。
連休の期間中に七日間、政務三役は出勤をしていないんです。このことについてのお答えはありませんでした。この連休期間中、我々は何度か農水省へお伺いをし、また役人の皆さんに来ていただいて要請をいたしました。農水省の幹部は、まず三役に相談しなければ、政務三役に相談をして了承をとらなければと、それぞれのお答えでありました。即応できずに、そして決定をすべき、決断をすべき政務三役は持ち場にすらいなかったのであります。政治主導の名のもとに対策がさらにおくれていったことは言うまでもありません。
現地対策本部設置の話もありました。一体、いつ設置したんですか。おくれにおくれたじゃないですか。見かねた私どもが五月十四日の衆議院農林水産委員会で、国が主導して徹底した対策を打つためには現地対策本部の設置が必要であると。そのときに山田副大臣は、今の体制で十分であると答弁をされました。しかしながら、方針を転換して現地対策本部を設置したのは五月十七日であります。発生から一カ月近くを経過していたではありませんか。
この委員会で同僚議員が、江藤議員が、人工授精師、繁殖農家、肥育農家、酪農家の経営の問題、屠畜場の確保、あるいは排せつ物の処理など、具体例を挙げて、今目の前にある現場の窮状を訴え、課題を訴えましたときに、まるで今初めて聞いたかのような答弁でありました。ここに現地との大きな距離があったことは否めないのであります。
現地の状況を目で見て、肌で感じて、東京との温度差を埋める、距離を埋めるために現地対策本部はあるんです。だからこそ、発生と同時に大臣もしくは副大臣が現地本部で陣頭指揮に当たるべきでありました。おくればせながら現地対策本部を設置して、山田副大臣が現地に常駐をするということを私は確認させていただいた。なのに、どうしてここにおられるんですか。いつ東京に帰ってこられたんですか。現地で陣頭指揮をとるはずじゃなかったんですか。全くもって私はこの対応が信じられないのであります。
大きな災害時には、まず国のリーダーが現地に行く。そして、予算も制度もおれに任せろ、全責任はおれがとる、それで初めて現地は奮い立ち、対策が動いていくのであります。初動態勢のおくれは明らかであります。初動態勢のおくれと稚拙な対応がこういう際限なき被害を生んでいったのであります。
現地対策本部の設置、時期的に十分適切であったとお考えですか。では一言、山田副大臣、お答えください。