農林水産委員会
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会
会議録情報#0
平成二十二年五月二十六日(水曜日)
午後一時開議
出席委員
委員長 筒井 信隆君
理事 石津 政雄君 理事 梶原 康弘君
理事 小平 忠正君 理事 森本 和義君
理事 森本 哲生君 理事 北村 誠吾君
理事 宮腰 光寛君 理事 石田 祝稔君
石田 三示君 石原洋三郎君
石山 敬貴君 緒方林太郎君
金子 健一君 京野 公子君
後藤 英友君 佐々木隆博君
高橋 英行君 玉木 朝子君
玉木雄一郎君 津川 祥吾君
道休誠一郎君 中野渡詔子君
仲野 博子君 野田 国義君
福島 伸享君 柳田 和己君
山岡 達丸君 山田 正彦君
和嶋 未希君 赤澤 亮正君
江藤 拓君 小里 泰弘君
金田 勝年君 谷川 弥一君
長島 忠美君 浜田 靖一君
古川 禎久君 保利 耕輔君
山本 拓君 稲津 久君
西 博義君 吉泉 秀男君
石川 知裕君
…………………………………
議員 山本 拓君
議員 武部 勤君
議員 北村 茂男君
議員 永岡 桂子君
議員 長島 忠美君
農林水産大臣 赤松 広隆君
農林水産副大臣 山田 正彦君
総務大臣政務官 小川 淳也君
農林水産大臣政務官 佐々木隆博君
農林水産委員会専門員 板垣 芳男君
—————————————
委員の異動
五月二十六日
辞任 補欠選任
玉木 朝子君 石田 三示君
和嶋 未希君 緒方林太郎君
伊東 良孝君 赤澤 亮正君
長島 忠美君 古川 禎久君
保利 耕輔君 浜田 靖一君
西 博義君 稲津 久君
同日
辞任 補欠選任
石田 三示君 玉木 朝子君
緒方林太郎君 和嶋 未希君
赤澤 亮正君 伊東 良孝君
浜田 靖一君 保利 耕輔君
古川 禎久君 長島 忠美君
稲津 久君 西 博義君
—————————————
本日の会議に付した案件
農林漁業者等による農林漁業の六次産業化の促進に関する法律案(内閣提出第五〇号)
国産の農林水産物の消費を拡大する地産地消等の促進に関する法律案(山本拓君外四名提出、衆法第二一号)
農林水産関係の基本施策に関する件(口蹄疫の発生状況及びその対応について)
口蹄疫対策特別措置法案起草の件
————◇—————
この発言だけを見る →午後一時開議
出席委員
委員長 筒井 信隆君
理事 石津 政雄君 理事 梶原 康弘君
理事 小平 忠正君 理事 森本 和義君
理事 森本 哲生君 理事 北村 誠吾君
理事 宮腰 光寛君 理事 石田 祝稔君
石田 三示君 石原洋三郎君
石山 敬貴君 緒方林太郎君
金子 健一君 京野 公子君
後藤 英友君 佐々木隆博君
高橋 英行君 玉木 朝子君
玉木雄一郎君 津川 祥吾君
道休誠一郎君 中野渡詔子君
仲野 博子君 野田 国義君
福島 伸享君 柳田 和己君
山岡 達丸君 山田 正彦君
和嶋 未希君 赤澤 亮正君
江藤 拓君 小里 泰弘君
金田 勝年君 谷川 弥一君
長島 忠美君 浜田 靖一君
古川 禎久君 保利 耕輔君
山本 拓君 稲津 久君
西 博義君 吉泉 秀男君
石川 知裕君
…………………………………
議員 山本 拓君
議員 武部 勤君
議員 北村 茂男君
議員 永岡 桂子君
議員 長島 忠美君
農林水産大臣 赤松 広隆君
農林水産副大臣 山田 正彦君
総務大臣政務官 小川 淳也君
農林水産大臣政務官 佐々木隆博君
農林水産委員会専門員 板垣 芳男君
—————————————
委員の異動
五月二十六日
辞任 補欠選任
玉木 朝子君 石田 三示君
和嶋 未希君 緒方林太郎君
伊東 良孝君 赤澤 亮正君
長島 忠美君 古川 禎久君
保利 耕輔君 浜田 靖一君
西 博義君 稲津 久君
同日
辞任 補欠選任
石田 三示君 玉木 朝子君
緒方林太郎君 和嶋 未希君
赤澤 亮正君 伊東 良孝君
浜田 靖一君 保利 耕輔君
古川 禎久君 長島 忠美君
稲津 久君 西 博義君
—————————————
本日の会議に付した案件
農林漁業者等による農林漁業の六次産業化の促進に関する法律案(内閣提出第五〇号)
国産の農林水産物の消費を拡大する地産地消等の促進に関する法律案(山本拓君外四名提出、衆法第二一号)
農林水産関係の基本施策に関する件(口蹄疫の発生状況及びその対応について)
口蹄疫対策特別措置法案起草の件
————◇—————
筒
筒井信隆#1
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件、特に口蹄疫の発生状況及びその対応について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。古川禎久君。
この発言だけを見る →農林水産関係の基本施策に関する件、特に口蹄疫の発生状況及びその対応について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。古川禎久君。
古
古川禎久#2
○古川(禎)委員 前回に引き続きまして、本委員会におきまして質問の機会をお与えいただきまして、ありがとうございます。委員長初め委員各位にお礼を申し上げます。
そしてまた、昨日の衆議院本会議におきまして、鳩山総理・口蹄疫対策本部長が、与党、野党の別なく、一緒にこの事態に立ち向かおうという力強いお言葉をいただきました。また、先ほど参議院本会議におきましても、鳩山総理が、議員立法等の動きがあるようだが、力を合わせてこの難局を乗り越えるようにというようなことを発言されたやに聞いております。詳しくはまだ確認しておりませんが、NHKニュースでやっておりました。大変、大変ありがたいことだと思っております。
まず、発生地を代表して選出いただいております議員の一人として、心から感謝を申し上げるとともに、今後この非常事態を一刻も早く収束させるために力を合わせていきたい、このように思っておるところでございます。
山田副大臣におかれましては、昨日も、東京、そして一たん地元に、宮崎の方に入られ、そしてまた本日上京されてということで、大変お疲れさまでございます。
ここで一つ感謝を申し上げなければなりません。
ワクチン接種の対象エリア、これが日向の耳川以南ということで、地勢に沿った形で設定をいただいておりましたものが、きのう急遽、何だかそれがずっと北の方に延びるというような話がありまして、現場は大変心配をいたしました。本当に心配をいたしました。
これはもう三千頭近くの牛、豚がおるわけで、この一カ月来、いろいろな方が紹介をしておられますとおり、家畜というものは農家にとっては家族同様のものなんですね。その命が一方的にワクチンのエリアに組み込まれてしまい、やがて命を奪われてしまうのかということで、大変現場は心配をされたわけでしたけれども、きちんとこの実態を見ていただいて、地形を見ていただいた上で的確に御判断をいただいたというふうに今情報をいただいたところです。大変ありがたく思っておるわけです。
ただ一方で、副大臣、急遽、突然このような大事なことが、ある電話一本でワクチンの対象になりますよというようなことで、現場は大混乱があるわけですね。こういうことは慎重にお願いをしておかなきゃいけないと思うのですが、何かコメントがありましたら、お願いいたします。
この発言だけを見る →そしてまた、昨日の衆議院本会議におきまして、鳩山総理・口蹄疫対策本部長が、与党、野党の別なく、一緒にこの事態に立ち向かおうという力強いお言葉をいただきました。また、先ほど参議院本会議におきましても、鳩山総理が、議員立法等の動きがあるようだが、力を合わせてこの難局を乗り越えるようにというようなことを発言されたやに聞いております。詳しくはまだ確認しておりませんが、NHKニュースでやっておりました。大変、大変ありがたいことだと思っております。
まず、発生地を代表して選出いただいております議員の一人として、心から感謝を申し上げるとともに、今後この非常事態を一刻も早く収束させるために力を合わせていきたい、このように思っておるところでございます。
山田副大臣におかれましては、昨日も、東京、そして一たん地元に、宮崎の方に入られ、そしてまた本日上京されてということで、大変お疲れさまでございます。
ここで一つ感謝を申し上げなければなりません。
ワクチン接種の対象エリア、これが日向の耳川以南ということで、地勢に沿った形で設定をいただいておりましたものが、きのう急遽、何だかそれがずっと北の方に延びるというような話がありまして、現場は大変心配をいたしました。本当に心配をいたしました。
これはもう三千頭近くの牛、豚がおるわけで、この一カ月来、いろいろな方が紹介をしておられますとおり、家畜というものは農家にとっては家族同様のものなんですね。その命が一方的にワクチンのエリアに組み込まれてしまい、やがて命を奪われてしまうのかということで、大変現場は心配をされたわけでしたけれども、きちんとこの実態を見ていただいて、地形を見ていただいた上で的確に御判断をいただいたというふうに今情報をいただいたところです。大変ありがたく思っておるわけです。
ただ一方で、副大臣、急遽、突然このような大事なことが、ある電話一本でワクチンの対象になりますよというようなことで、現場は大混乱があるわけですね。こういうことは慎重にお願いをしておかなきゃいけないと思うのですが、何かコメントがありましたら、お願いいたします。
山
山田正彦#3
○山田副大臣 現場においては、いまだに埋却をしなきゃいけない頭数が、患畜、疑似患畜を合わせまして六万頭、それがそのまま残っているものですから、まだ感染を続けております。仮にワクチンを打っていましても、本当に効くのは一週間と言われていますから、やはり感染は続きます。そうしますと、必然とこの円が少しずつ外側に広がってくるわけでして、ワクチンを接種する範囲がそれだけ外側に向かってくるということになってくるか、それが今、古川委員がおっしゃったことだと思うんです。
今回、まずは、最初にワクチンを決めた、その最初の、そして、ここが本当に北限の地域だと防衛線を張ったあの耳川のところとか、それと南のところ、その辺で、最初にワクチン設定して決めた枠よりも内側の方をまず終わらせてしまうということをさせていただきたい。そして、様子を見まして、これ以上感染の拡大が広がりそうであれば、そのときに、すべての十キロの範囲内まで行くかどうかはもう一回考えさせていただければと考えておりまして、今のところ、そういう線で、完全にやらせていただきたい、そう思っているところです。
この発言だけを見る →今回、まずは、最初にワクチンを決めた、その最初の、そして、ここが本当に北限の地域だと防衛線を張ったあの耳川のところとか、それと南のところ、その辺で、最初にワクチン設定して決めた枠よりも内側の方をまず終わらせてしまうということをさせていただきたい。そして、様子を見まして、これ以上感染の拡大が広がりそうであれば、そのときに、すべての十キロの範囲内まで行くかどうかはもう一回考えさせていただければと考えておりまして、今のところ、そういう線で、完全にやらせていただきたい、そう思っているところです。
古
古川禎久#4
○古川(禎)委員 今後、さらに広がりそうな情勢が新たに発生をした場合にはということですよね。新たに飛び火をするとかという、新たな展開であればまたワクチネーションのエリアも当然変わってくるでしょうし、そのような意味でよろしいですね。
というのは、この全頭殺処分を前提としたワクチン接種というものは、現行法、家畜伝染病予防法の枠内ではありません。ですから、あくまでも所有権、財産権との絡みでの個別の話が前提になっておりますので、そこは慎重に御検討もいただき、また御発言もいただきたいと思っております。
本当に、ワクチンの接種という、もうこれは痛恨のきわみではありますけれども、しかし、いや、これは今が胸突き八丁で、日に日に厳しい状況が続いているけれども、何とかここを乗り越えることによって口蹄疫を退治しなきゃならぬのだ、そういう思いでおるところでございます。
そして、この一カ月余り、口蹄疫と取っ組み合いをする中で、これは私の個人的な思いではありますけれども、現在の家畜伝染病予防法、昭和二十六年の法律なんですが、これが現代の畜産、あるいは情報通信が発達した現代において本当に体のサイズに合ったものになっているのかどうか、そういうふぐあい、迅速的確に対応しなければならないのに、この法律の枠組みが必ずしもそれに適したものになっていないのではないかというもどかしさ、実は、そういうものを感ずることが少なくありませんでした。
十七日に政府に対策本部を設置いただいて、即日、山田副大臣は現地チームのリーダーとして現場に入っていただいたわけでございます。これは、遅かったけれども、大変感謝をいたしております。そして、現場で本当に頑張っていただきたいと思っております。
ここで、現場で格闘していただいております副大臣の率直な今の感想として、やはり家畜伝染病予防法というものが今の畜産の実態に必ずしも即していないのではないか、危機管理において必ずしも使い勝手がいいものではないのではないか、そういう感想を持っておられませんか。率直なところをお聞かせいただければと思います。
この発言だけを見る →というのは、この全頭殺処分を前提としたワクチン接種というものは、現行法、家畜伝染病予防法の枠内ではありません。ですから、あくまでも所有権、財産権との絡みでの個別の話が前提になっておりますので、そこは慎重に御検討もいただき、また御発言もいただきたいと思っております。
本当に、ワクチンの接種という、もうこれは痛恨のきわみではありますけれども、しかし、いや、これは今が胸突き八丁で、日に日に厳しい状況が続いているけれども、何とかここを乗り越えることによって口蹄疫を退治しなきゃならぬのだ、そういう思いでおるところでございます。
そして、この一カ月余り、口蹄疫と取っ組み合いをする中で、これは私の個人的な思いではありますけれども、現在の家畜伝染病予防法、昭和二十六年の法律なんですが、これが現代の畜産、あるいは情報通信が発達した現代において本当に体のサイズに合ったものになっているのかどうか、そういうふぐあい、迅速的確に対応しなければならないのに、この法律の枠組みが必ずしもそれに適したものになっていないのではないかというもどかしさ、実は、そういうものを感ずることが少なくありませんでした。
十七日に政府に対策本部を設置いただいて、即日、山田副大臣は現地チームのリーダーとして現場に入っていただいたわけでございます。これは、遅かったけれども、大変感謝をいたしております。そして、現場で本当に頑張っていただきたいと思っております。
ここで、現場で格闘していただいております副大臣の率直な今の感想として、やはり家畜伝染病予防法というものが今の畜産の実態に必ずしも即していないのではないか、危機管理において必ずしも使い勝手がいいものではないのではないか、そういう感想を持っておられませんか。率直なところをお聞かせいただければと思います。
山
山田正彦#5
○山田副大臣 今までの家畜伝染病予防法は、どうしても、牛を飼ったり豚を飼ったりしている農家というのは、かつては、それほどの頭数を飼っていたわけでもなかったし、一万頭とか二万頭豚を飼うとかということはあり得なかったことですし、そういう意味では、周りに埋却地があるんだということを前提にしておって、埋却地に心配がないという形での家畜伝染病予防法であったんじゃないか。
今回、本当は七十二時間以内にはぜひとも埋めてほしかったものが、もう十日も十五日もさらされてしまった、これが本当に爆発した原因だと思っておりますが、埋却地がなかった。埋却地の選定に、あるんだったらもっと公共用地を使えばいいじゃないか、こう私は言って、すぐ知事さんにも町長さん方にも申し上げたんですが、家伝法がそうなっているし、既に自分の土地に埋めた人、それから土地を購入して新たに埋めた人、いろいろな形の公平感云々だとか、隣からの不平不満とか、悪臭とか、あるいはガスが出るとか、いろいろな形でなかなか一たん決まった土地も決まらなかったりとか、そういう埋却地の問題でこうなってしまったという気はいたします。
この発言だけを見る →今回、本当は七十二時間以内にはぜひとも埋めてほしかったものが、もう十日も十五日もさらされてしまった、これが本当に爆発した原因だと思っておりますが、埋却地がなかった。埋却地の選定に、あるんだったらもっと公共用地を使えばいいじゃないか、こう私は言って、すぐ知事さんにも町長さん方にも申し上げたんですが、家伝法がそうなっているし、既に自分の土地に埋めた人、それから土地を購入して新たに埋めた人、いろいろな形の公平感云々だとか、隣からの不平不満とか、悪臭とか、あるいはガスが出るとか、いろいろな形でなかなか一たん決まった土地も決まらなかったりとか、そういう埋却地の問題でこうなってしまったという気はいたします。
古
古川禎久#6
○古川(禎)委員 ありがとうございました。
今回の事態が収束をして振り返ったときに、拡大の、蔓延の大きな要因の一つに、埋却地を確保できなかったがために、殺処分をしてすぐ埋却という対応がおくれてしまったために、拡大につながったのではないか、恐らくこれが大きな反省点になるだろう、そのように思っております。
私は、地元が都城でございます。都城は日本一の畜産基地でございまして、私は初当選までに八年かかりましたが、毎月、家畜市場で競りが行われるときは、白いゴム長を履いて競り場を歩いておりました。
また、私の政治活動のスタート地点は、とある養豚場に住み込んでの話でした。朝五時に起きまして、豚はブーブー、犬はワンワン、鳥はコケコッコーと大変騒々しい中を、豚小屋の世話をして、それから一日の政治活動が始まったわけでしたけれども、当時の豚小屋というのは、つっと中を歩くだけで体ににおいがしみつくんですね。もう今はそんなことはありません。今はいろいろな工夫がありましてそんなことはありませんが、当時はそういうこともありまして、子豚はかわいいなと思いながらやっておりました。
この一月余りの間に、私は都城の家畜市場に何度か行きました。もちろん競りはやっておりませんよ、閉鎖をしておりますから。畜魂碑に手を合わせるために行くのであります。そして、その畜魂碑の前で手を合わせているときの胸のうちたるや、これは敗北感といいますか、喪失感といいますか、何とも言えない違和感をぬぐい去ることができないんですね。一生懸命、口蹄疫と格闘し頑張っているんだけれども、何万頭という牛や豚を殺さなきゃならない。一生懸命やっているんだけれども、やればやるほど、何となくこの数がふえていく、そういうニュースばかり。何ともいたたまれないような、人間は一体何をやっているんだろうか、そんな思いに駆られてしまうことがあるんです。
そういうもやもや感を、私、自分の胸のうちに持っておりますときに、ある方からメールをいただきました。ちょっと紹介をさせていただきたいと思います。
口蹄疫の件ではご心痛の事と存じます。今夕のニュースで、
これは五月二十三日、三日前です。
県がすでにと殺処分しているはずの種牛を処分していなかったことを農林副大臣が非難しているのを見ましたが、思考停止しているのではと怒りを覚えました。これからの新たな発想の口蹄疫対策を志向するならば、固定観念の全てを殺すという発想を見直して、生かしてその後の病態を注意深く慎重に観察しようという発想もあって当然だと私はずっと思っておりました。全てを殺しては何も新たな対策は生まれようがありません。獣医学会がこのことを真剣に取り組んでいただきたいと心から願わずにはいられません。いくら感染力が強くとも、経済的影響力が甚大であっても、数十年前と進歩のない、とにかく全てを殺して蔓延を防ぐという発想が将来にわたってまかり通ることが、本当に正しいことなのでしょうか!?
これは、いろいろな御意見があります。賛否がありますから、今この場でこの是非を扱うつもりはありません。
しかし、このメールを送ってくださったのは、私が尊敬するあるお医者さんです。獣医ではなくてお医者さんです。人格的にも立派な方です。この方が送ってくれたこのメールを読んで、私は、何となく胸のうちにあったもやもや感みたいなもののある側面を表現してくれているような気がしたんですね。
きのうの本会議でも、冒頭に、ある養豚農家の詠んだ短歌を紹介させていただいたんです。これは地元の新聞、宮日新聞に紹介された歌なんですが、もう一度紹介をします。
養豚の音なき終わりにすべもなく只ありがとうの感謝あるのみ
そして、これはもう一つ実は掲載されていたんですね。
近日に命絶たれる母豚あり日々出産をするもあわれぞ
いろいろな委員会等の場でさまざまな方が報告をしておられますけれども、やはり畜産農家にとって家畜というものは家族であり、牛、豚の命なんですよね。
先ほどの御紹介をさせていただいたメールにもあるんですが、四十九頭の種牛の話なんです。
きょうの参議院の本会議でも、質問に対して総理が、口蹄疫対策本部長たる総理が、それはできないというようなことをおっしゃった、それは承知しております。
そしてまた、この場でまた私が改めてこのことを申し上げること、自分が何を申し上げているかということについて、自分自身よく承知をいたしておるつもりでございます。承知いたした上で、あえて申し上げたいのですが、この四十九頭、これが今、口蹄疫にかかって今現在ばんばんウイルスを発生しているということであれば申し上げませんが、そうでなければ、県が今順番に、殺処分という言葉は悲しい言葉だけれども、順番にやっておるわけですが、そちらを今優先してやっておるわけでして、この事態そのものは、やはり現実として御容認をいただきたいと思うんです。
私は、大臣や副大臣に対して、特例を設けてくださいとか、この種牛だけは特別扱いをしてくださいとか申し上げるつもりはありません。ここで何らかのコメントをいただこうとも思いません。ただ、今すぐ処分せよというようなことはあえておっしゃらずにおいていただきたいなということを切に願うのであります。
また宮日新聞なんですが、これはおとといの新聞です。四十九頭について、副大臣が、示しがつかないからというようなことをおっしゃったときの後の、翌日の新聞なんですね。何と見出しがあるか。「「先が見えなくなった」 心の支え奪われ農家落胆」
「宮崎の畜産をつぶすのか」「何のための政治主導だ」。東国原知事が種雄牛四十九頭を特例で「助命」するよう求めていた問題で二十四日、国は早々と殺処分の方針に鳩山由紀夫首相のお墨付きを得た。
云々と続いていくんですけれども、見出しにあるとおり、心の支えなんです。
御存じのとおり、宮崎の畜産は打ちのめされて、そして打ちひしがれておるんです。今最も必要なのは、再起に向けた希望、望みなのだと僕は思うんです。
ですから、特例を設けてくださいとは私は申し上げません。けれども、わかっていただきたい。わかっていただいて、じっと見守っておっていただきたいということを切に申し上げたいと思うんです。
今、現場の対策のリーダーとして務めておられる副大臣、あるいは宮崎県の知事である東国原知事、お二人とも、この宮崎の畜産農家にとっては親みたいなものです。親が、今打ちひしがれて自信を失って悲嘆に暮れている我が子に対して、追い打ちをかけるように、望みを奪うようなことをおっしゃらないようにしていただきたいと思うんです。
これはお願いです。よろしくお願い申し上げておきます。
この発言だけを見る →今回の事態が収束をして振り返ったときに、拡大の、蔓延の大きな要因の一つに、埋却地を確保できなかったがために、殺処分をしてすぐ埋却という対応がおくれてしまったために、拡大につながったのではないか、恐らくこれが大きな反省点になるだろう、そのように思っております。
私は、地元が都城でございます。都城は日本一の畜産基地でございまして、私は初当選までに八年かかりましたが、毎月、家畜市場で競りが行われるときは、白いゴム長を履いて競り場を歩いておりました。
また、私の政治活動のスタート地点は、とある養豚場に住み込んでの話でした。朝五時に起きまして、豚はブーブー、犬はワンワン、鳥はコケコッコーと大変騒々しい中を、豚小屋の世話をして、それから一日の政治活動が始まったわけでしたけれども、当時の豚小屋というのは、つっと中を歩くだけで体ににおいがしみつくんですね。もう今はそんなことはありません。今はいろいろな工夫がありましてそんなことはありませんが、当時はそういうこともありまして、子豚はかわいいなと思いながらやっておりました。
この一月余りの間に、私は都城の家畜市場に何度か行きました。もちろん競りはやっておりませんよ、閉鎖をしておりますから。畜魂碑に手を合わせるために行くのであります。そして、その畜魂碑の前で手を合わせているときの胸のうちたるや、これは敗北感といいますか、喪失感といいますか、何とも言えない違和感をぬぐい去ることができないんですね。一生懸命、口蹄疫と格闘し頑張っているんだけれども、何万頭という牛や豚を殺さなきゃならない。一生懸命やっているんだけれども、やればやるほど、何となくこの数がふえていく、そういうニュースばかり。何ともいたたまれないような、人間は一体何をやっているんだろうか、そんな思いに駆られてしまうことがあるんです。
そういうもやもや感を、私、自分の胸のうちに持っておりますときに、ある方からメールをいただきました。ちょっと紹介をさせていただきたいと思います。
口蹄疫の件ではご心痛の事と存じます。今夕のニュースで、
これは五月二十三日、三日前です。
県がすでにと殺処分しているはずの種牛を処分していなかったことを農林副大臣が非難しているのを見ましたが、思考停止しているのではと怒りを覚えました。これからの新たな発想の口蹄疫対策を志向するならば、固定観念の全てを殺すという発想を見直して、生かしてその後の病態を注意深く慎重に観察しようという発想もあって当然だと私はずっと思っておりました。全てを殺しては何も新たな対策は生まれようがありません。獣医学会がこのことを真剣に取り組んでいただきたいと心から願わずにはいられません。いくら感染力が強くとも、経済的影響力が甚大であっても、数十年前と進歩のない、とにかく全てを殺して蔓延を防ぐという発想が将来にわたってまかり通ることが、本当に正しいことなのでしょうか!?
これは、いろいろな御意見があります。賛否がありますから、今この場でこの是非を扱うつもりはありません。
しかし、このメールを送ってくださったのは、私が尊敬するあるお医者さんです。獣医ではなくてお医者さんです。人格的にも立派な方です。この方が送ってくれたこのメールを読んで、私は、何となく胸のうちにあったもやもや感みたいなもののある側面を表現してくれているような気がしたんですね。
きのうの本会議でも、冒頭に、ある養豚農家の詠んだ短歌を紹介させていただいたんです。これは地元の新聞、宮日新聞に紹介された歌なんですが、もう一度紹介をします。
養豚の音なき終わりにすべもなく只ありがとうの感謝あるのみ
そして、これはもう一つ実は掲載されていたんですね。
近日に命絶たれる母豚あり日々出産をするもあわれぞ
いろいろな委員会等の場でさまざまな方が報告をしておられますけれども、やはり畜産農家にとって家畜というものは家族であり、牛、豚の命なんですよね。
先ほどの御紹介をさせていただいたメールにもあるんですが、四十九頭の種牛の話なんです。
きょうの参議院の本会議でも、質問に対して総理が、口蹄疫対策本部長たる総理が、それはできないというようなことをおっしゃった、それは承知しております。
そしてまた、この場でまた私が改めてこのことを申し上げること、自分が何を申し上げているかということについて、自分自身よく承知をいたしておるつもりでございます。承知いたした上で、あえて申し上げたいのですが、この四十九頭、これが今、口蹄疫にかかって今現在ばんばんウイルスを発生しているということであれば申し上げませんが、そうでなければ、県が今順番に、殺処分という言葉は悲しい言葉だけれども、順番にやっておるわけですが、そちらを今優先してやっておるわけでして、この事態そのものは、やはり現実として御容認をいただきたいと思うんです。
私は、大臣や副大臣に対して、特例を設けてくださいとか、この種牛だけは特別扱いをしてくださいとか申し上げるつもりはありません。ここで何らかのコメントをいただこうとも思いません。ただ、今すぐ処分せよというようなことはあえておっしゃらずにおいていただきたいなということを切に願うのであります。
また宮日新聞なんですが、これはおとといの新聞です。四十九頭について、副大臣が、示しがつかないからというようなことをおっしゃったときの後の、翌日の新聞なんですね。何と見出しがあるか。「「先が見えなくなった」 心の支え奪われ農家落胆」
「宮崎の畜産をつぶすのか」「何のための政治主導だ」。東国原知事が種雄牛四十九頭を特例で「助命」するよう求めていた問題で二十四日、国は早々と殺処分の方針に鳩山由紀夫首相のお墨付きを得た。
云々と続いていくんですけれども、見出しにあるとおり、心の支えなんです。
御存じのとおり、宮崎の畜産は打ちのめされて、そして打ちひしがれておるんです。今最も必要なのは、再起に向けた希望、望みなのだと僕は思うんです。
ですから、特例を設けてくださいとは私は申し上げません。けれども、わかっていただきたい。わかっていただいて、じっと見守っておっていただきたいということを切に申し上げたいと思うんです。
今、現場の対策のリーダーとして務めておられる副大臣、あるいは宮崎県の知事である東国原知事、お二人とも、この宮崎の畜産農家にとっては親みたいなものです。親が、今打ちひしがれて自信を失って悲嘆に暮れている我が子に対して、追い打ちをかけるように、望みを奪うようなことをおっしゃらないようにしていただきたいと思うんです。
これはお願いです。よろしくお願い申し上げておきます。
山
山田正彦#7
○山田副大臣 古川委員の今の切々と述べていることは、私も、かつて畜産をやっていた者、牛を飼い、豚を飼っていた者としては、本当にその農家の気持ち、そういったものはわかっているつもりでおります。
しかしながら、ここが大変大事なことですが、ワクチン接種は恐らく九五%終わりました。本当に県の皆さん方も町の皆さん方も大いに頑張っていただいて、よかったと思っていますが、その中に、自分で種牛を持っている民間の方がいらっしゃいます。その方は、何としてもワクチン接種に応じてくれません。もちろん殺処分に同意してくれません。
そしてまた、繁殖農家も、よく気持ちはわかるんですが、子牛から飼っていきますから、これから先も何年も何年も一緒に暮らしていく牛がここで殺処分に遭うということになると、まさに自分も一緒に埋めてくれと言う農家もいる、どうしても同意できないと言っている、そういうお話も現場から聞いております。いろいろなことがございます。
しかしながら、若い種牛の四十九頭について何とか残してもらいたい、宮崎の将来の畜産のためには残したい、それは古川委員も私も同じでございますが、ここは家畜伝染病予防法で、直ちにいわゆる殺処分し、直ちに埋却すること、そうなっております。やはり私は、ここは県は率先して、あそこにあれだけの埋却地もあるわけですから、やっていただかないとおかしいではありませんか、そう申し上げてまいりました。それはわかっていただきたいと思います。
この発言だけを見る →しかしながら、ここが大変大事なことですが、ワクチン接種は恐らく九五%終わりました。本当に県の皆さん方も町の皆さん方も大いに頑張っていただいて、よかったと思っていますが、その中に、自分で種牛を持っている民間の方がいらっしゃいます。その方は、何としてもワクチン接種に応じてくれません。もちろん殺処分に同意してくれません。
そしてまた、繁殖農家も、よく気持ちはわかるんですが、子牛から飼っていきますから、これから先も何年も何年も一緒に暮らしていく牛がここで殺処分に遭うということになると、まさに自分も一緒に埋めてくれと言う農家もいる、どうしても同意できないと言っている、そういうお話も現場から聞いております。いろいろなことがございます。
しかしながら、若い種牛の四十九頭について何とか残してもらいたい、宮崎の将来の畜産のためには残したい、それは古川委員も私も同じでございますが、ここは家畜伝染病予防法で、直ちにいわゆる殺処分し、直ちに埋却すること、そうなっております。やはり私は、ここは県は率先して、あそこにあれだけの埋却地もあるわけですから、やっていただかないとおかしいではありませんか、そう申し上げてまいりました。それはわかっていただきたいと思います。
古
古川禎久#8
○古川(禎)委員 お説ごもっともでございます。
ですから、私は、自分がここで何を申し上げておるかというのは重々理解した上で、最後に一言申し上げますけれども、今、宮崎の畜産農家に必要なのは、心の支え、望みなんです。この事態を収束させた後、復興に向けて、再起するために、よし、もう一遍やってみようと、親として、子供が、よし、もう一遍再起しようというそのときのために、やはり望みは残しておいていただきたいと僕は思うんです。
わかります。大臣のお立場として、苦しい胸の思いを持ちながらも、そうおっしゃらなければならないこともよく理解をいたしておりますから、もうこれは御答弁は求めません。
牛に引かれて善光寺参りという言葉がありますけれども、牛は観世音菩薩だったんですよ。種牛だから、種牛ということだけで申し上げているんではないんです。やはり全般的に、先ほどのワクチンのエリアの問題もそうですけれども、大臣や副大臣の言葉は重いですよ。こうだと言ったら、そこでたちまち何万頭の、何千頭の牛や豚の命が左右される。でも、それは命だということをやはり胸に置きながら、御苦労だと思いますが、現場の対応にお取り組みいただきたいとお願い申し上げます。
さて、幾つかあるんですけれども、ちょっと時間がなくなってまいりましたが、一つ、現場の指揮をとっておられる山田副大臣にお願いを申し上げたいことがあります。
実は、これは風評被害と言っていいと思いますが、例えば宮崎ナンバーのトラックが県外に行きますと、追い返されちゃうのです。あるいは、県外のトラックも、野菜を初めいろいろなものを宮崎に運ぼうと思ったら、結局、宮崎に行った車は帰ってくるなというようなことになってしまうということで、なかなか持ってきていただけない。それで野菜が値上がりしたなんということも起こっていまして、宮崎県は今、孤立しております。
この十キロから二十キロの間の早期出荷ということを打ち出していただいております。牛の約一万六千頭だったか、豚の三万二千頭ほどだったでしょうか、これを早期出荷というときに、やはりトラックに積んで運ぶんですね。ところが、宮崎県の畜産農家のみんなが困っているんだから応援してあげたいと思っても、そういう業者だったら取引お断りですよということが、現実の問題として今、目の前にあるんです。
そこで、お願いなんですが、対策本部の方から業界等に対して、こういう早期出荷に当たって、正式に協力要請をかけていただけませんか。そして、そういうことだから、そして消毒等も徹底するので心配はないということを他県に対してもメッセージをいただけるような、そういう御配慮をぜひお願いしておきたいと思います。
それともう一つ。ワクチン接種をして殺処分することになります。そして、奨励金、これは時価評価式で当たっていただくという言葉をいただいております。きのうの質疑等でもいただいております。
申し上げるまでもありませんが、育成牛、繁殖豚、こういうものは、やはり将来の期待利益というものがあるわけですね。失うことによる逸失利益というものがあるわけです。そういったものをきっちり、これはもうわかっていただいていると思いますが、きっちり踏まえていただいた上での評価をしていただくように、お願い申し上げたいと思うんです。
これは、銭金の問題ということを言っているんじゃありません。これは本当に現場で副大臣がまさに御苦労なさっているように、農家の皆さんは、我が子のような、家族同然の家畜を守りたいという気持ちをすごく強く持っているわけですよね。そういう方々と話をされるときに、やはり丁寧に丁寧に人の心に対して、そして人の心でもって相対するという、その丁寧な対処というものを、応じ方というものを常に持っておいていただきたいと思う。その意味で、今申し上げたように、奨励金の時価評価ということに当たっても、しっかりそこを評価していただく、ちゃんと見ているよということが伝わるような形でお願いをしたいと思うんです。
でなければ、口蹄疫というのは、今回、宮崎で早期に鎮圧しなきゃいけないんですけれども、しかし、今後ほかの県においてまたいつ発生するかわからないわけですよね。そのときに、仮にそういうふうにして発生したとしても、いや、政治がこうやってきっちり現場の実情を把握した上で対処してくれたんだな、率先して自分たちも協力してやるんだ、そういう思いになるような事例を今回確立していただきたいと思うんです。そのような趣旨でお願いを申し上げておきます。
この発言だけを見る →ですから、私は、自分がここで何を申し上げておるかというのは重々理解した上で、最後に一言申し上げますけれども、今、宮崎の畜産農家に必要なのは、心の支え、望みなんです。この事態を収束させた後、復興に向けて、再起するために、よし、もう一遍やってみようと、親として、子供が、よし、もう一遍再起しようというそのときのために、やはり望みは残しておいていただきたいと僕は思うんです。
わかります。大臣のお立場として、苦しい胸の思いを持ちながらも、そうおっしゃらなければならないこともよく理解をいたしておりますから、もうこれは御答弁は求めません。
牛に引かれて善光寺参りという言葉がありますけれども、牛は観世音菩薩だったんですよ。種牛だから、種牛ということだけで申し上げているんではないんです。やはり全般的に、先ほどのワクチンのエリアの問題もそうですけれども、大臣や副大臣の言葉は重いですよ。こうだと言ったら、そこでたちまち何万頭の、何千頭の牛や豚の命が左右される。でも、それは命だということをやはり胸に置きながら、御苦労だと思いますが、現場の対応にお取り組みいただきたいとお願い申し上げます。
さて、幾つかあるんですけれども、ちょっと時間がなくなってまいりましたが、一つ、現場の指揮をとっておられる山田副大臣にお願いを申し上げたいことがあります。
実は、これは風評被害と言っていいと思いますが、例えば宮崎ナンバーのトラックが県外に行きますと、追い返されちゃうのです。あるいは、県外のトラックも、野菜を初めいろいろなものを宮崎に運ぼうと思ったら、結局、宮崎に行った車は帰ってくるなというようなことになってしまうということで、なかなか持ってきていただけない。それで野菜が値上がりしたなんということも起こっていまして、宮崎県は今、孤立しております。
この十キロから二十キロの間の早期出荷ということを打ち出していただいております。牛の約一万六千頭だったか、豚の三万二千頭ほどだったでしょうか、これを早期出荷というときに、やはりトラックに積んで運ぶんですね。ところが、宮崎県の畜産農家のみんなが困っているんだから応援してあげたいと思っても、そういう業者だったら取引お断りですよということが、現実の問題として今、目の前にあるんです。
そこで、お願いなんですが、対策本部の方から業界等に対して、こういう早期出荷に当たって、正式に協力要請をかけていただけませんか。そして、そういうことだから、そして消毒等も徹底するので心配はないということを他県に対してもメッセージをいただけるような、そういう御配慮をぜひお願いしておきたいと思います。
それともう一つ。ワクチン接種をして殺処分することになります。そして、奨励金、これは時価評価式で当たっていただくという言葉をいただいております。きのうの質疑等でもいただいております。
申し上げるまでもありませんが、育成牛、繁殖豚、こういうものは、やはり将来の期待利益というものがあるわけですね。失うことによる逸失利益というものがあるわけです。そういったものをきっちり、これはもうわかっていただいていると思いますが、きっちり踏まえていただいた上での評価をしていただくように、お願い申し上げたいと思うんです。
これは、銭金の問題ということを言っているんじゃありません。これは本当に現場で副大臣がまさに御苦労なさっているように、農家の皆さんは、我が子のような、家族同然の家畜を守りたいという気持ちをすごく強く持っているわけですよね。そういう方々と話をされるときに、やはり丁寧に丁寧に人の心に対して、そして人の心でもって相対するという、その丁寧な対処というものを、応じ方というものを常に持っておいていただきたいと思う。その意味で、今申し上げたように、奨励金の時価評価ということに当たっても、しっかりそこを評価していただく、ちゃんと見ているよということが伝わるような形でお願いをしたいと思うんです。
でなければ、口蹄疫というのは、今回、宮崎で早期に鎮圧しなきゃいけないんですけれども、しかし、今後ほかの県においてまたいつ発生するかわからないわけですよね。そのときに、仮にそういうふうにして発生したとしても、いや、政治がこうやってきっちり現場の実情を把握した上で対処してくれたんだな、率先して自分たちも協力してやるんだ、そういう思いになるような事例を今回確立していただきたいと思うんです。そのような趣旨でお願いを申し上げておきます。
赤
赤松広隆#9
○赤松国務大臣 二点お答えしたいと思います。
まず一つは、トラックの風評被害ですが、これは既に対策本部の中で、前原国土交通大臣からも、そういうことを聞いておるのでということで、トラック協会ばかりじゃなくて、問題は荷主さんですから、荷主さん等も含めてしっかりとその辺は周知徹底していきたいということが一点。
それからもう一つは、そういう荷主さんにも安心感を持っていただくために、国土交通省としては、全面的に車両の消毒その他について、人も十分あるので協力したいということで、大分箇所もふやしていただいて、今やっております。
委員の趣旨は当然だと思いますので、さらに徹底して、そのあたりを所管の国交大臣にも伝えまして、しっかりやってもらいたいと思います。
二つ目の時価評価の問題ですが、これについては、疑似患畜の手当金と同様に、原則としては、三名以上の評価人でやるということになっていますが、今、こんな大混乱の中ですから、概算でとりあえずお支払いして、その後、しっかり時間をかけて、しかもその評価人の中には、県とか市とか町とかの、近くの役所の皆さん、それから農協の皆さん、そういう方にも入っていただいて、血統だとかあるいはいろいろございますね、そういうものもきちっと評価をしていただく中で、適正な時価評価をしていきたい、このように思っております。
この発言だけを見る →まず一つは、トラックの風評被害ですが、これは既に対策本部の中で、前原国土交通大臣からも、そういうことを聞いておるのでということで、トラック協会ばかりじゃなくて、問題は荷主さんですから、荷主さん等も含めてしっかりとその辺は周知徹底していきたいということが一点。
それからもう一つは、そういう荷主さんにも安心感を持っていただくために、国土交通省としては、全面的に車両の消毒その他について、人も十分あるので協力したいということで、大分箇所もふやしていただいて、今やっております。
委員の趣旨は当然だと思いますので、さらに徹底して、そのあたりを所管の国交大臣にも伝えまして、しっかりやってもらいたいと思います。
二つ目の時価評価の問題ですが、これについては、疑似患畜の手当金と同様に、原則としては、三名以上の評価人でやるということになっていますが、今、こんな大混乱の中ですから、概算でとりあえずお支払いして、その後、しっかり時間をかけて、しかもその評価人の中には、県とか市とか町とかの、近くの役所の皆さん、それから農協の皆さん、そういう方にも入っていただいて、血統だとかあるいはいろいろございますね、そういうものもきちっと評価をしていただく中で、適正な時価評価をしていきたい、このように思っております。
古
山
山田正彦#11
○山田副大臣 トラックのことについては今大臣からお答えがありましたが、私が気にしているのは、野菜、根物の出荷。これは土がついておりまして、それが市場から入荷を拒否されているというようなうわさがございました。
それで調べさせていただきましたが、今のところそこまでには至っていませんでしたので何とか解決できましたが、これから先もそういうことは予測されると思います。そういう意味では、市場関係者にもしっかり、野菜等についてもいずれ周知しなきゃいけないときが来るんじゃないかなとは考えているところです。
また、いろいろ、古川委員の話としては、特に繁殖牛のときに、これから本当にいい子牛を産むときの評価を単なる月齢でやってもらっちゃ困るというお話じゃないかと思うんですが、私も、その辺の事情はよくわかっています。血統ももちろんありますし、これまでどういう牛が、前の牛がどういういい牛であったとか、そういった、それまでの牛の価格等々も考えながら、この牛だったら、この繁殖牛、親牛だったらどれぐらいの価値があるというところは、きちんと評価員に評価していただくように、私からもそういうきめ細かいお話はさせていただきたい、そう思っております。
この発言だけを見る →それで調べさせていただきましたが、今のところそこまでには至っていませんでしたので何とか解決できましたが、これから先もそういうことは予測されると思います。そういう意味では、市場関係者にもしっかり、野菜等についてもいずれ周知しなきゃいけないときが来るんじゃないかなとは考えているところです。
また、いろいろ、古川委員の話としては、特に繁殖牛のときに、これから本当にいい子牛を産むときの評価を単なる月齢でやってもらっちゃ困るというお話じゃないかと思うんですが、私も、その辺の事情はよくわかっています。血統ももちろんありますし、これまでどういう牛が、前の牛がどういういい牛であったとか、そういった、それまでの牛の価格等々も考えながら、この牛だったら、この繁殖牛、親牛だったらどれぐらいの価値があるというところは、きちんと評価員に評価していただくように、私からもそういうきめ細かいお話はさせていただきたい、そう思っております。
古
古川禎久#12
○古川(禎)委員 済みません、先ほど申し上げたのは、十キロから二十キロの中にいる家畜を早期に出荷するということを打ち出しておられますよね。出荷するときにはトラックに乗せなきゃいけないんですよ。ところが、業者がそれをトラックに乗せて運びたいけれども、協力したいけれども、しかし、それに協力してしまったら、ほかのところの仕事を失うんじゃないかという事態なんです。ですから、ぜひ対策本部として、出荷するときの運搬について、例えばトラック協会なりなんなりに対して公式にオファーしてください、そういうことです。お願いしておきます。
この発言だけを見る →山
山田正彦#13
○山田副大臣 十キロ—二十キロ内で運ぶ、一たんそういう豚を運んだ場合において、その同じトラックでよそに行くときには、そこで使ったトラックだから困るということでは、やっていけないというお話なんですね。(古川(禎)委員「いや、済みません、ちょっと時間があれなんですけれども」と呼ぶ)
この発言だけを見る →筒
古
古川禎久#15
○古川(禎)委員 ですから、要するに、その家畜を扱った業者は、ほかの荷主さんから仕事を切られちゃうんです。車を分けていますよといろいろ言っても、消毒をしていますよと言っても、やはり風評被害というのはあるんです。
ですから、それを防止するために、ここは対策本部として腰を上げていただいて、きっちり正式に要請して、本部からの要請を受けて業者もその仕事を請け負うというふうにしていただくとやりやすいということなんです。
この発言だけを見る →ですから、それを防止するために、ここは対策本部として腰を上げていただいて、きっちり正式に要請して、本部からの要請を受けて業者もその仕事を請け負うというふうにしていただくとやりやすいということなんです。
筒
古
山
古
筒
小
小里泰弘#21
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。
引き続き、口蹄疫の関連についてお伺いをしてまいります。
四月二十八日に、私ども、谷垣口蹄疫対策本部長を先頭にいたしまして宮崎の現地入りをいたしまして、現地の市町村、生産者の関係者の皆様を初め、意見交換をさせていただきました。そのときの意見として、何をしていいかわからない状況が続いている、あるいは、今の国の対応では再起はできない、そういった声が相次ぎました。
そしてまた、五月九日、谷垣本部長が鹿児島に入りましたときに、それを聞きつけた宮崎の被災地の首長さんがわざわざお越しになりまして、今に至るまで国からほとんど指示がおりない、ただ穴を掘って埋めろと言っているにすぎない、そう憤慨を込めておっしゃったのであります。
これまでの間、赤松農林大臣は、宮崎の現地入りを一度も果たさず、陣頭指揮をとらないどころか、四月三十日から五月八日までの九日間、メキシコ、キューバ、コロンビアへの外遊に旅立ったのであります。そして、やっと宮崎入りをしたのは五月十日、発生から実に三週間を経過していたのであります。日本の畜産の危機、そして国の食料安保の危機に係るこの重大な危機において、何という危機感のなさ、危機管理能力のなさであろうかと現地からも大変な怒りの声が沸き上がったわけであります。赤松大臣が、火の手が燃え盛る中に、我々のまさに制止を振り切ってかの地へ行かれた。そのときに現地の人々は、国から見放されたと思ったでありましょう。現に、現地のかなりの方々からそういった声を寄せられたのであります。
かの地における大臣の日程につきまして御答弁をいただきました。私もまた何度も議事録を読み返させていただきましたが、何度聞いても、何度読んでも、大臣がわざわざかの地に赴くべき緊急性を要する日程であったとは思えないのであります。ましてや、この国内の重大危機において、それをおいて大臣が行かれるべき理由は何もなかったと思います。
本当に外遊をしてよかったと思っておられるのか、改めて大臣にお伺いをいたします。
この発言だけを見る →引き続き、口蹄疫の関連についてお伺いをしてまいります。
四月二十八日に、私ども、谷垣口蹄疫対策本部長を先頭にいたしまして宮崎の現地入りをいたしまして、現地の市町村、生産者の関係者の皆様を初め、意見交換をさせていただきました。そのときの意見として、何をしていいかわからない状況が続いている、あるいは、今の国の対応では再起はできない、そういった声が相次ぎました。
そしてまた、五月九日、谷垣本部長が鹿児島に入りましたときに、それを聞きつけた宮崎の被災地の首長さんがわざわざお越しになりまして、今に至るまで国からほとんど指示がおりない、ただ穴を掘って埋めろと言っているにすぎない、そう憤慨を込めておっしゃったのであります。
これまでの間、赤松農林大臣は、宮崎の現地入りを一度も果たさず、陣頭指揮をとらないどころか、四月三十日から五月八日までの九日間、メキシコ、キューバ、コロンビアへの外遊に旅立ったのであります。そして、やっと宮崎入りをしたのは五月十日、発生から実に三週間を経過していたのであります。日本の畜産の危機、そして国の食料安保の危機に係るこの重大な危機において、何という危機感のなさ、危機管理能力のなさであろうかと現地からも大変な怒りの声が沸き上がったわけであります。赤松大臣が、火の手が燃え盛る中に、我々のまさに制止を振り切ってかの地へ行かれた。そのときに現地の人々は、国から見放されたと思ったでありましょう。現に、現地のかなりの方々からそういった声を寄せられたのであります。
かの地における大臣の日程につきまして御答弁をいただきました。私もまた何度も議事録を読み返させていただきましたが、何度聞いても、何度読んでも、大臣がわざわざかの地に赴くべき緊急性を要する日程であったとは思えないのであります。ましてや、この国内の重大危機において、それをおいて大臣が行かれるべき理由は何もなかったと思います。
本当に外遊をしてよかったと思っておられるのか、改めて大臣にお伺いをいたします。
赤
赤松広隆#22
○赤松国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。
再三にわたって、この委員会でもそれから本会議でもお尋ねをしていただいていますので、私は率直に申し上げておりますけれども、四月の二十日に口蹄疫の発症が明らかになったということで、直ちに対策本部を立ち上げて、そして専門家の御意見も聞きながら、あるいは十六年にできました指針もございますので、過去の例にも倣いながら、その時点でやらなければならないこと、今何が必要なのかということについて指示を出させていただいた。
専門家は、とにかくまず消毒が大切なんだと。とにかくまず消毒を、全額国庫補助で消毒薬を確保し、直ちにまいてもらうようにということで、そういう手配もしながら、そして、この口蹄疫については、患畜あるいは疑似患畜については直ちに殺処分をする、そして埋却をする、焼却でもいいんですけれども、そのことが大切なんだということで、それを指示させていただいた。そして、それぞれ、現地の農政局の部長も派遣をし、また本省からも何人かの職員も派遣しながら、そして獣医師さん、宮崎県は二十人ぐらいしか獣医師さんがいないという話だったものですから、それではだめだということで、そういう手配をまずきちっとしたということでございます。
それで、今、ゴールデンウイーク、三十日から八日まで行ったことにつきましては、議会の御理解も得る中で、かつて、OECDとか、マグロをやりましたCITESも私は出しまして、野党の皆さんがだめだと言われたときは行っていないんです。今回の場合は、御了解をいただいたので、じゃ、後の対策をきちっとやっていこうということで、臨時大臣は、これは大臣じゃないといけませんので福島大臣、そして省内における口蹄疫対策本部は、山田副大臣を本部長代理ということでその指揮に当たってもらう、そしてその期間はきっちり政務二役が東京へ残ってその指揮をとる。私とは……ヤジ答えていないですか。
そして……ヤジだから、出張そのものは、皆さん方は意味がなかったとか、そんなものはどうでもよかったと言われますけれども、私は、FTA、EPAの、ことしの秋に最終の、五年後の見直しということで、もう去年からずっとやってきているんです。そして、マジョルガ大臣は二月、三月に来ているんです。今度はうちから行って、最後の決着をしなきゃいけないところだということで、メキシコの仕事もきちっとやってまいりました。
キューバについてもそれぞれ、これもおとといのことですけれども、長期債務問題について、この金額の半額、五百万ドルも、私が行って、もう振り込ませるようにしてきたんです。現に振り込んできたんです。そして、その債務問題について、これは直接私が申し上げて、向こうの中央銀行、そして国立銀行の代表者が来て、日本で今、二十四日から交渉しているんです。
そして、ウリベ大統領とはコロンビアで、ペルーの次はぜひコロンビアだということで、そのことについての最終の確認をしてきたということで、もちろん口蹄疫は非常に重要な問題ですけれども、すべてこれだけでいいんだということではない、それも重要だけれども、あわせてこうした問題についてもやらなければならないということで、私は、自分の役割をきちっと果たしてきたというふうに思っております。
この発言だけを見る →再三にわたって、この委員会でもそれから本会議でもお尋ねをしていただいていますので、私は率直に申し上げておりますけれども、四月の二十日に口蹄疫の発症が明らかになったということで、直ちに対策本部を立ち上げて、そして専門家の御意見も聞きながら、あるいは十六年にできました指針もございますので、過去の例にも倣いながら、その時点でやらなければならないこと、今何が必要なのかということについて指示を出させていただいた。
専門家は、とにかくまず消毒が大切なんだと。とにかくまず消毒を、全額国庫補助で消毒薬を確保し、直ちにまいてもらうようにということで、そういう手配もしながら、そして、この口蹄疫については、患畜あるいは疑似患畜については直ちに殺処分をする、そして埋却をする、焼却でもいいんですけれども、そのことが大切なんだということで、それを指示させていただいた。そして、それぞれ、現地の農政局の部長も派遣をし、また本省からも何人かの職員も派遣しながら、そして獣医師さん、宮崎県は二十人ぐらいしか獣医師さんがいないという話だったものですから、それではだめだということで、そういう手配をまずきちっとしたということでございます。
それで、今、ゴールデンウイーク、三十日から八日まで行ったことにつきましては、議会の御理解も得る中で、かつて、OECDとか、マグロをやりましたCITESも私は出しまして、野党の皆さんがだめだと言われたときは行っていないんです。今回の場合は、御了解をいただいたので、じゃ、後の対策をきちっとやっていこうということで、臨時大臣は、これは大臣じゃないといけませんので福島大臣、そして省内における口蹄疫対策本部は、山田副大臣を本部長代理ということでその指揮に当たってもらう、そしてその期間はきっちり政務二役が東京へ残ってその指揮をとる。私とは……ヤジ答えていないですか。
そして……ヤジだから、出張そのものは、皆さん方は意味がなかったとか、そんなものはどうでもよかったと言われますけれども、私は、FTA、EPAの、ことしの秋に最終の、五年後の見直しということで、もう去年からずっとやってきているんです。そして、マジョルガ大臣は二月、三月に来ているんです。今度はうちから行って、最後の決着をしなきゃいけないところだということで、メキシコの仕事もきちっとやってまいりました。
キューバについてもそれぞれ、これもおとといのことですけれども、長期債務問題について、この金額の半額、五百万ドルも、私が行って、もう振り込ませるようにしてきたんです。現に振り込んできたんです。そして、その債務問題について、これは直接私が申し上げて、向こうの中央銀行、そして国立銀行の代表者が来て、日本で今、二十四日から交渉しているんです。
そして、ウリベ大統領とはコロンビアで、ペルーの次はぜひコロンビアだということで、そのことについての最終の確認をしてきたということで、もちろん口蹄疫は非常に重要な問題ですけれども、すべてこれだけでいいんだということではない、それも重要だけれども、あわせてこうした問題についてもやらなければならないということで、私は、自分の役割をきちっと果たしてきたというふうに思っております。
小
小里泰弘#23
○小里委員 大臣の今のような答弁は、もう何度も聞かされました。何度聞いても、本当に、大臣がこれだけの宮崎の悲劇と引きかえにしてかの地に行かれるような、そんな理由には私には全く思えません。
前回、答弁の中で大臣は、例えばキューバとの民間の間の長期債務の問題がある、この問題は、民間から要望を受け、そして自民党の古屋圭司代議士から、これは大臣が行かないと解決にならぬと強い要望を受けて行ったんだ、そのような御答弁でありました。
古屋代議士から私のところに連絡が入った。とんでもない話だ、全く事実と違うと。古屋代議士は、赤松大臣がキューバに行かれると決定をしてから、それを大臣から聞いて、どうせ行かれるのであれば、こういう問題が今はありますよということを申し上げたのにすぎないのであります。決して、古屋代議士が、この件でもって大臣に行ってくださいと要望を申し上げたわけではありません。ましてや、この長期債務の問題は、長年かけて、キューバ議員連盟会長である古屋代議士あるいは先輩の議員の方々が取り組んできて、いよいよ最後のフォローの段階、別に大臣に行ってもらわなければ解決できないような、そんな話ではない、これがまた古屋代議士の話でありました。
事ほどさように、今回の外遊につきましては、全くもって大臣の説明では納得ができないのであります。ちなみに、古屋代議士の名誉のために申し上げておきますと、彼は、もし大臣が相変わらずそういうことをおっしゃるのであれば、この場に来て証言を申し上げたい、そうおっしゃっていたことを申し添えさせていただきます。
なおまた、いろいろキューバについては日程の中身についてお伺いしようと思っておりましたけれども、大分、これでもう半分以上時間を経過してしまいました。
また、かなりの空白の時間があるんですね。もともと型どおりの会談であって、そして、農園とか芸術学校とか、実に視察の多い日程になっております。それに加えて空白の時間がある。これは、例えば五月の一日、五時間、あるいは二日午前中、あるいは五月の五日、五時間、いろいろ空白の時間がある。こういったところはホテルで休憩していたんだ、そんなふうにお答えになるのかもしれません。
しかし、この古屋代議士の一件にしましても、そういった説明で簡単に納得をするわけにはいかないのであります。我々はまた、理事会を通じて、向こうでの証拠書類、車の運行記録を差し出していただきたい、そういうこともお願いをしておりますが、お答えはないままであります。
赤松大臣の外遊中に、被害頭数は十倍になりました。さらに、その後の爆発的な感染拡大を考えますと、まさにこの連休中が、外遊期間中が対策の分水嶺であったなと私は思います。なおまた、赤松大臣以外にも、連休中に、中井国家公安委員長、前原国土交通大臣を初め、実に十一人もの閣僚が大挙して外遊に行ったのであります。国の危機管理の観点からいかがなものかと、私どもは警鐘を鳴らしておりました。
また、連休期間中、業務日を除いて、政務三役のだれ一人、登庁をしていないのであります。農林水産省に出勤をしていないのであります。すなわち、五月一日、二日、三日、四日、五日そして八日、九日と、七日間、政務三役は対策本部を留守にしたのであります。
この事態をどのように考えておられるか、赤松大臣、お答えください。
この発言だけを見る →前回、答弁の中で大臣は、例えばキューバとの民間の間の長期債務の問題がある、この問題は、民間から要望を受け、そして自民党の古屋圭司代議士から、これは大臣が行かないと解決にならぬと強い要望を受けて行ったんだ、そのような御答弁でありました。
古屋代議士から私のところに連絡が入った。とんでもない話だ、全く事実と違うと。古屋代議士は、赤松大臣がキューバに行かれると決定をしてから、それを大臣から聞いて、どうせ行かれるのであれば、こういう問題が今はありますよということを申し上げたのにすぎないのであります。決して、古屋代議士が、この件でもって大臣に行ってくださいと要望を申し上げたわけではありません。ましてや、この長期債務の問題は、長年かけて、キューバ議員連盟会長である古屋代議士あるいは先輩の議員の方々が取り組んできて、いよいよ最後のフォローの段階、別に大臣に行ってもらわなければ解決できないような、そんな話ではない、これがまた古屋代議士の話でありました。
事ほどさように、今回の外遊につきましては、全くもって大臣の説明では納得ができないのであります。ちなみに、古屋代議士の名誉のために申し上げておきますと、彼は、もし大臣が相変わらずそういうことをおっしゃるのであれば、この場に来て証言を申し上げたい、そうおっしゃっていたことを申し添えさせていただきます。
なおまた、いろいろキューバについては日程の中身についてお伺いしようと思っておりましたけれども、大分、これでもう半分以上時間を経過してしまいました。
また、かなりの空白の時間があるんですね。もともと型どおりの会談であって、そして、農園とか芸術学校とか、実に視察の多い日程になっております。それに加えて空白の時間がある。これは、例えば五月の一日、五時間、あるいは二日午前中、あるいは五月の五日、五時間、いろいろ空白の時間がある。こういったところはホテルで休憩していたんだ、そんなふうにお答えになるのかもしれません。
しかし、この古屋代議士の一件にしましても、そういった説明で簡単に納得をするわけにはいかないのであります。我々はまた、理事会を通じて、向こうでの証拠書類、車の運行記録を差し出していただきたい、そういうこともお願いをしておりますが、お答えはないままであります。
赤松大臣の外遊中に、被害頭数は十倍になりました。さらに、その後の爆発的な感染拡大を考えますと、まさにこの連休中が、外遊期間中が対策の分水嶺であったなと私は思います。なおまた、赤松大臣以外にも、連休中に、中井国家公安委員長、前原国土交通大臣を初め、実に十一人もの閣僚が大挙して外遊に行ったのであります。国の危機管理の観点からいかがなものかと、私どもは警鐘を鳴らしておりました。
また、連休期間中、業務日を除いて、政務三役のだれ一人、登庁をしていないのであります。農林水産省に出勤をしていないのであります。すなわち、五月一日、二日、三日、四日、五日そして八日、九日と、七日間、政務三役は対策本部を留守にしたのであります。
この事態をどのように考えておられるか、赤松大臣、お答えください。
赤
赤松広隆#24
○赤松国務大臣 まず、副大臣の名誉のために言っておきますが、一日も登庁していないということですが、平日の六日、七日は山田副大臣は登庁いたしております。ヤジいやいや、じゃ、それは後から、日程はちゃんとありますから、言うと思います。
それから、空白の期間で何かがあったかのごとく言われておりますが、これは全くそんなことはありません。遺伝子研究センターというのは、メキシコから約二時間から二時間半かかるところでございますし、それから、一たんホテルへ戻って夜の会議まで一時間、二時間あるとか、そういうことはありますが、じゃ、五時間あいているところというのはどこにあるんですか。それがわからないんです。
それから、メキシコからキューバへ行くときは非常に便がなくて、二日の日曜日、この一時十五分しかないんです。ですから、私は、もっと早く一番で出て有効に使えるあれはないのかということで向こうでもやらせたんですが、この便しかないということで、そして、これは、ちょっと今、また正式に日程がありますからわかりますが、一つ、パナマ経由かどこかだったと思いますが、それで行ったというのと、あと、時差がありますから、一時十五分に出て十六時五十分にハバナに着いたということでございます。
この日は事実上移動日ということで、約五時に着いて、六時にホテルに着いた。それから、この夜は日曜日でそういうあれですから、食事をしてそして休んだということで、特に何かをしたとか、これも事実じゃないことがわかって、当然のことですけれども、ゴルフをしていたんじゃないかとかなんとかいうようなことが全くでたらめだったということがわかりましたので、これは私としては名誉を守れたと思っていますが、全くこれほど多い日程を組むのかというぐらい、この旅行期間中、組んでいた。
ただ、最後の飛行機が、直接コロンビアから日本にはないものですから、これはどうしてもニューヨーク経由なり、トロント経由なり、どこか経由で帰ってこないといけないものですから、そういう形で、帰るためにニューヨークで夜だけ泊まって、次の日の便で帰ってきたということでございます。(山田副大臣「委員長」と呼ぶ)
この発言だけを見る →それから、空白の期間で何かがあったかのごとく言われておりますが、これは全くそんなことはありません。遺伝子研究センターというのは、メキシコから約二時間から二時間半かかるところでございますし、それから、一たんホテルへ戻って夜の会議まで一時間、二時間あるとか、そういうことはありますが、じゃ、五時間あいているところというのはどこにあるんですか。それがわからないんです。
それから、メキシコからキューバへ行くときは非常に便がなくて、二日の日曜日、この一時十五分しかないんです。ですから、私は、もっと早く一番で出て有効に使えるあれはないのかということで向こうでもやらせたんですが、この便しかないということで、そして、これは、ちょっと今、また正式に日程がありますからわかりますが、一つ、パナマ経由かどこかだったと思いますが、それで行ったというのと、あと、時差がありますから、一時十五分に出て十六時五十分にハバナに着いたということでございます。
この日は事実上移動日ということで、約五時に着いて、六時にホテルに着いた。それから、この夜は日曜日でそういうあれですから、食事をしてそして休んだということで、特に何かをしたとか、これも事実じゃないことがわかって、当然のことですけれども、ゴルフをしていたんじゃないかとかなんとかいうようなことが全くでたらめだったということがわかりましたので、これは私としては名誉を守れたと思っていますが、全くこれほど多い日程を組むのかというぐらい、この旅行期間中、組んでいた。
ただ、最後の飛行機が、直接コロンビアから日本にはないものですから、これはどうしてもニューヨーク経由なり、トロント経由なり、どこか経由で帰ってこないといけないものですから、そういう形で、帰るためにニューヨークで夜だけ泊まって、次の日の便で帰ってきたということでございます。(山田副大臣「委員長」と呼ぶ)
筒
小
筒
山
山田正彦#28
○山田副大臣 いつも赤松大臣の今度の連休中というお話ですが、実は、連休に入って旅行に行く前、政務三役を集めまして、赤松大臣から、今いわゆる十キロの範囲、最初の発生、二例目の発生、三例目の発生、川南の三キロから五キロの間に集中しておりますが、この十キロの範囲から外に出てよそに、例えばえびの、えびのは一回飛び火したんですが、そのように都城とかほかのところに出てくることがあったら、山田さん、そのときは対策本部をすぐ開いてくださいと。(小里委員「もうちょっとですから」と呼ぶ)ちょっと待ってください。そして、こういう方向でやりましょうと大臣から細かく指示を受けておりました。
ですから、その間、私もずっと東京におりまして、絶えず動物衛生課に電話を入れて、そして、きょうの発生はどこどこで今検体はどこから来ているのかと。あるいは、いわゆる県外からもいろいろ、ずっとそのころありました。その都度、よし、今度そこから出たら対策本部を大臣に報告してやらなきゃいけないと。
それまでは、実は、最初の二十三日の対策、三十日の対策等々でもってきちんと大臣がすぐに本部長として指示した、例えばえびの、ああいうところとか都農町とか木城町とか、非常にしっかりと、最初の私どもが示した指針どおりに一生懸命やって食いとめているところもあるわけなんです。たまたま、埋却地がどうしてもああいう形でごたごたした川南とかそういうところでクラッシュしたわけなんですが、そういう意味では大臣は的確に指示をしてやっておられた。
私ども政務二役も、連休中それなりに絶えず待機しておったということは間違いございませんし、大臣にはその都度、朝昼夕報告をしておって、絶えず連絡もとっておった。そういう事実ですので、そこは誤解ないようにしっかりと、大臣もそれなりに本当に心配されておったということはわかっていただければと思います。
この発言だけを見る →ですから、その間、私もずっと東京におりまして、絶えず動物衛生課に電話を入れて、そして、きょうの発生はどこどこで今検体はどこから来ているのかと。あるいは、いわゆる県外からもいろいろ、ずっとそのころありました。その都度、よし、今度そこから出たら対策本部を大臣に報告してやらなきゃいけないと。
それまでは、実は、最初の二十三日の対策、三十日の対策等々でもってきちんと大臣がすぐに本部長として指示した、例えばえびの、ああいうところとか都農町とか木城町とか、非常にしっかりと、最初の私どもが示した指針どおりに一生懸命やって食いとめているところもあるわけなんです。たまたま、埋却地がどうしてもああいう形でごたごたした川南とかそういうところでクラッシュしたわけなんですが、そういう意味では大臣は的確に指示をしてやっておられた。
私ども政務二役も、連休中それなりに絶えず待機しておったということは間違いございませんし、大臣にはその都度、朝昼夕報告をしておって、絶えず連絡もとっておった。そういう事実ですので、そこは誤解ないようにしっかりと、大臣もそれなりに本当に心配されておったということはわかっていただければと思います。
小
小里泰弘#29
○小里委員 委員長、全く審議が進みません。どうかお取り計らいをよろしくお願いします。
別に、大臣、私はゴルフの話なんてしていませんよ。ちゃんと裏をとった質問をしているわけであります。
連休の期間中に七日間、政務三役は出勤をしていないんです。このことについてのお答えはありませんでした。この連休期間中、我々は何度か農水省へお伺いをし、また役人の皆さんに来ていただいて要請をいたしました。農水省の幹部は、まず三役に相談しなければ、政務三役に相談をして了承をとらなければと、それぞれのお答えでありました。即応できずに、そして決定をすべき、決断をすべき政務三役は持ち場にすらいなかったのであります。政治主導の名のもとに対策がさらにおくれていったことは言うまでもありません。
現地対策本部設置の話もありました。一体、いつ設置したんですか。おくれにおくれたじゃないですか。見かねた私どもが五月十四日の衆議院農林水産委員会で、国が主導して徹底した対策を打つためには現地対策本部の設置が必要であると。そのときに山田副大臣は、今の体制で十分であると答弁をされました。しかしながら、方針を転換して現地対策本部を設置したのは五月十七日であります。発生から一カ月近くを経過していたではありませんか。
この委員会で同僚議員が、江藤議員が、人工授精師、繁殖農家、肥育農家、酪農家の経営の問題、屠畜場の確保、あるいは排せつ物の処理など、具体例を挙げて、今目の前にある現場の窮状を訴え、課題を訴えましたときに、まるで今初めて聞いたかのような答弁でありました。ここに現地との大きな距離があったことは否めないのであります。
現地の状況を目で見て、肌で感じて、東京との温度差を埋める、距離を埋めるために現地対策本部はあるんです。だからこそ、発生と同時に大臣もしくは副大臣が現地本部で陣頭指揮に当たるべきでありました。おくればせながら現地対策本部を設置して、山田副大臣が現地に常駐をするということを私は確認させていただいた。なのに、どうしてここにおられるんですか。いつ東京に帰ってこられたんですか。現地で陣頭指揮をとるはずじゃなかったんですか。全くもって私はこの対応が信じられないのであります。
大きな災害時には、まず国のリーダーが現地に行く。そして、予算も制度もおれに任せろ、全責任はおれがとる、それで初めて現地は奮い立ち、対策が動いていくのであります。初動態勢のおくれは明らかであります。初動態勢のおくれと稚拙な対応がこういう際限なき被害を生んでいったのであります。
現地対策本部の設置、時期的に十分適切であったとお考えですか。では一言、山田副大臣、お答えください。
この発言だけを見る →別に、大臣、私はゴルフの話なんてしていませんよ。ちゃんと裏をとった質問をしているわけであります。
連休の期間中に七日間、政務三役は出勤をしていないんです。このことについてのお答えはありませんでした。この連休期間中、我々は何度か農水省へお伺いをし、また役人の皆さんに来ていただいて要請をいたしました。農水省の幹部は、まず三役に相談しなければ、政務三役に相談をして了承をとらなければと、それぞれのお答えでありました。即応できずに、そして決定をすべき、決断をすべき政務三役は持ち場にすらいなかったのであります。政治主導の名のもとに対策がさらにおくれていったことは言うまでもありません。
現地対策本部設置の話もありました。一体、いつ設置したんですか。おくれにおくれたじゃないですか。見かねた私どもが五月十四日の衆議院農林水産委員会で、国が主導して徹底した対策を打つためには現地対策本部の設置が必要であると。そのときに山田副大臣は、今の体制で十分であると答弁をされました。しかしながら、方針を転換して現地対策本部を設置したのは五月十七日であります。発生から一カ月近くを経過していたではありませんか。
この委員会で同僚議員が、江藤議員が、人工授精師、繁殖農家、肥育農家、酪農家の経営の問題、屠畜場の確保、あるいは排せつ物の処理など、具体例を挙げて、今目の前にある現場の窮状を訴え、課題を訴えましたときに、まるで今初めて聞いたかのような答弁でありました。ここに現地との大きな距離があったことは否めないのであります。
現地の状況を目で見て、肌で感じて、東京との温度差を埋める、距離を埋めるために現地対策本部はあるんです。だからこそ、発生と同時に大臣もしくは副大臣が現地本部で陣頭指揮に当たるべきでありました。おくればせながら現地対策本部を設置して、山田副大臣が現地に常駐をするということを私は確認させていただいた。なのに、どうしてここにおられるんですか。いつ東京に帰ってこられたんですか。現地で陣頭指揮をとるはずじゃなかったんですか。全くもって私はこの対応が信じられないのであります。
大きな災害時には、まず国のリーダーが現地に行く。そして、予算も制度もおれに任せろ、全責任はおれがとる、それで初めて現地は奮い立ち、対策が動いていくのであります。初動態勢のおくれは明らかであります。初動態勢のおくれと稚拙な対応がこういう際限なき被害を生んでいったのであります。
現地対策本部の設置、時期的に十分適切であったとお考えですか。では一言、山田副大臣、お答えください。