古川禎久の発言 (農林水産委員会)

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○古川(禎)委員 やはり御認識が甘いのではないかと思います。
 今、大臣の答弁をお伺いしながら、私は思い出しました。あれは五月六日、ゴールデンウイークの明けた日だったでしょうか、副大臣室において大臣に申し入れをさせていただいた際、あのときに、ワクチンの接種、予防的な対応については、そのようなせっぱ詰まった状況ではないという認識を示されましたね。しかし、どうですか、現状は。後手後手に回っていると言われるゆえんではありませんか。ですから、私は、今の大臣の御答弁を伺っていまして、改めて不安になりましたよ。
 よろしいですか。二〇〇一年にイギリスで口蹄疫が発生した際は、これは前回の委員会でも申しましたが、当時のブレア首相は、休暇を返上して即日ロンドンに帰ってコブラを招集した。そして、予定されていた総選挙を一カ月延期しているんですよ。そしてまた、二〇〇七年でしたか、ブラウン首相のときに口蹄疫が発生したときは、イギリス全土の家畜の移動禁止、全土ですよ、こういう措置をとっておりますよね。
 今回の宮崎の口蹄疫は、FAOが言っておりますように、これは十年来最大級の発生だと言っているんですよ。そして、それが新しいステージに入った。にもかかわらず、今の大臣の御認識というのは、これは私は大変不安であります。したがいまして、こういう状況であるにもかかわらず特別委員会や予算委員会を開くことなく、これは国対の方で開かないということをおっしゃったそうです、与党の方が。これは私は非常に遺憾であるということをこの場で申し上げておきます。
 質問をさせていただきます。
 特措法で、消毒の義務づけとか蔓延防止について措置がとれるということになったんですが、これに対する費用負担というものが明らかになっておりませんね。今お伺いしますと、十八日に政令でということなんですが、特措法ができて十日です。これははっきりしていただかなければなりません。
 そして、県に迷惑をかけないように、地元に迷惑をかけないように全額負担するということは一貫して言っていただいているわけですが、それが予備費をもって充てるのか、あるいは特交の措置なのかというところでいろいろ調整がなされているようですけれども、これは予備費でやるべきでしょう。そのための予備費じゃありませんか。お聞きすると、三千五百億ほどあるということですから、これをもってこの非常の措置に果敢に対応していただきたいと思います。
 先ほど川村委員からも御指摘があったように、特別交付税というのは枠が六%で決まっています。しかも、端的にお伺いしたいわけですけれども、大臣、これは前々回の質問でも赤松大臣に申し上げたんですが、今宮崎県が特交で約三十億円ほどいただいているんですね。今回、県で使う費用が、県単でやる事業が例えば百五十億としましょうか、三十億足す百五十億で百八十億、これを十二月、あるいは三月に分けてでもいただかなきゃ、結局、全額を国が負担するという言葉はうそだったということになってしまいますよ。
 こういう認識でよろしいですか。いかがですか、そういう意味を込めて全額負担ということは、大臣、担保してくださいますね。

発言情報

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発言者: 古川禎久

speaker_id: 19897

日付: 2010-06-14

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会