阿部知子の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。
季節は立春を過ぎ、本当は来る春を喜びたい子供たちが、しかし喜べない状況があることについて御質問をいたします。
私は、新政権が取り組んだ最大の、本当にこの社会を希望のものに変えていこうとする施策は、子ども手当、そして高校の無償化と、大きなかじを切ったと思います。無償化はことし春、四月から始まりますが、現在この段階で、いわゆる授業料の未納、滞納などを抱えているために卒業がままならないという子供たちがおります。
皆さんのお手元、「増加する授業料滞納者」という一枚目のレジュメをごらんください。上段には私立高校、下段には県立高校のいわゆる滞納者の数が書いてございますが、十九年度、二十年度末、この間、経済状況の悪化によってこの滞納者の数は確実にふえてきております。
さて、二十一年度末がどうであるかということに関してのお尋ねでありますが、実は前政権において、二十年度末において、私立九千六十七人、県立八千二百四十五人となっておりますが、一昨年は経済状況の悪化、親御さんの失業等が懸念されるということで、先んじて、年度末ではなくて十二月の段階で滞納者の調査をかけました。
ここに、私立高校、例えば九千六十七人となっておりますが、十二月末段階では二万四千四百九十人おられました。三倍余りが滞納状況になっておりました。恐らく、それを見た前政権の皆さんは、きちんとそこから施策を展開されたものと、私はこの点については敬意を払っております。
さて、新政権は四月には無料化いたしますが、現に今ここにある子供たちの大事な大事な卒業を控えた時期に何をなすべきか、文部科学大臣にまずお伺いをいたします。
やはり調査も先んじて、先に先に手を打って、一人でも、お金がないために卒業できないという子たちを未然に防ぐ、社会に送り出すということは、私は、私どもの世代の政治家の使命だと思います。党派を超えた使命だと思いますが、この点について文部科学大臣にお尋ねをいたします。