土堤内昭雄の発言 (少子高齢化・共生社会に関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(土堤内昭雄君) 私が先ほど御説明に使ったグラフは、二〇〇五年までは国勢調査の実績値でございます。それから、二〇一〇年から三〇年は、資料のところに書いているとおり、国立社会保障・人口問題研究所が平成二十年三月に行った推計値を基にして作ってございます。
 お一人様社会、ひとり社会がなぜ来るかということなんですが、高齢者がお一人になるというのは、結婚をしないから配偶者がいないからお一人になるということでは実はなくて、男性と女性の平均寿命というのが大体今七年、差がございます。平均初婚年齢が約三歳の差がございます。したがって、統計的に単純な足し算をすると、有配偶の人でも、要は連れ合いが亡くなってから十年は女性はお一人になるということでございます。
 それから、あとはやはり先ほど書いていましたけれども、結婚をしない、生涯未婚率が高まっているという、そういう非婚が進むこと、あるいは結婚してもその時期が遅くなる晩婚化が進むこと、それから結婚してもやはり離婚をする方が増えると、そういったようなことからお一人の世帯が増えてくるということでございます。
 実はこの一人世帯が、ひとり社会が進むということは、人口減少とともに私は非常に大きなやっぱりインパクトがあるというふうに考えております。なぜならば、家族というのは、夫婦と子供がいわゆる核家族と呼ばれたわけですね、ニュークリアファミリー。核家族、その名が示すとおり、それは家族を構成する最小単位なんですね、核ということは。しかしながら、それが現在更に細分化が進んでいるということです。
 したがって、そういうひとり社会が大宗を占めるような、四割を占めるような時代というのは、やはり家族の在り方としては、非常に現在とは異なる状況、異なる、つまり社会的な様々な課題を生み出すんではないかなと、こんなふうに認識しております。
 以上です。

発言情報

speech_id: 117414533X00120100210_024

発言者: 土堤内昭雄

speaker_id: 16300

日付: 2010-02-10

院: 参議院

会議名: 少子高齢化・共生社会に関する調査会