山内俊夫の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○山内俊夫君 まさに大臣おっしゃったとおり、私も十二年前に国会議員になってきたときに、私のやるべき仕事は国政の中で二つ。それは外政と内政、内政についてはこういうジャンル、外政についてはODAをやろうということで、私もほとんどこのODA委員会に所属をして、何かあれば、参議院の特性であります、即、皆さんの理解があるものですから、派遣をさせていただきます。
 特に藤末先生なんかと一緒にベトナムのカントー橋の崩落について、衆議院はもたもたしている間に参議院だけは一気に現場へ入ったと。そして随分ベトナム政府からも評価をいただきました。その結果、外務省が手に入れられていなかったドラフトを帰りにいただいて、外務省が慌てふためいたということもございますけれども、やはり議員がいかに迅速に動くかということは非常に大切なことなんです。
 この後、少しハイチの議員派遣についてちょっといろんな話が入ってきたものですから、今日は榛葉副大臣にも来ていただいて自衛隊さんとも少し確認をしてみたいなと思って質問をさせていただきますけれども、これは後ほどやらせていただこうと思っておりますが。
 まさにODAの国民理解というのが私は非常に少ないなと思っております。私も地元へ帰って、今地元で四国新聞が我々の行動を全部書いてあるんですよね、一週間の行動。そうすると、私の場合は非常に外国へ行く機会もあったり、昨年は一年間文科の副大臣をやっておりましたから、非常に外国の交渉、また外国からの要人の来訪というのがありまして、随分そういったところに時間割かれておりましたら、山内さんもう外国ばっかり行っているんじゃないかと、こういう少しやゆされた言い方もされましたけれども、その都度私も言うのは、日本は武器を持たない外交をやっていますよ、武器に代わるものが実は私はODAなんだよと、そういうような説明で少しずつ理解はしていただいております。
 まさに大臣が先ほどおっしゃったように、これだけ国民が疲弊して、経済が悪くて困っているのに何でそんなに外国に何千億も持っていくんだという意見がありました。これも事実であります。私のところも大体六、七割、そのような意見が私のところに返ってきます。それを乗り越えて、やはりODAというものは国の顔、また国と国との地球上でのお互いの国の助け合い、これはもう家の中でもそうです、地域でもそうです。それと同じ感覚で是非後退せずにやってほしいなと思っております。
 その流れの中で、実は歴代、これは我々が与党であった時代にODA全体の国際公約というのがありますね、先ほども姫井委員と福山副大臣とのやり取りの中で、国際公約は是非遵守したいというような御意見も聞いておりました。私も非常に力強いなと思ったわけでございますけれども、例えばグレンイーグルズ・サミットで小泉総理が今後五年間のODA事業量を百億ドルを積み増すというような約束されて、今現在五十八億ぐらい実行されておりますけれども、まだ十分、一〇〇%事業量がなされていない。
 それともう一つ別の角度から見ますと、七・九%予算が下がったわけでございますけれども、実は償還金が随分返ってきているんですよね。これは、東南アジアも非常に景気も良くなってきた。かつては、円借款だったらもう貸しっ放しで取りはぐれるんじゃないかと心配しておりましたけれども、中国辺りからもどんどん返還金が返ってきている。そのお金もあって結局事業量そのものはボリュームアップしている、これは私は非常にいいことだと、それを有効に使っていけばいい循環がなされるんではないかなと思っております。
 ですから、この国際公約、これ非常に歴代の総理が決めております。福田さんのときにはTICADⅣの話ですね、先ほどから出ております。それと、麻生さんのときにはG20、東アジア首脳会議の中での話、それと太平洋・島サミットですかね、そういったいろんな国際公約がなされておりますけれども、岡田大臣、この国際公約についての方向性、そして大臣の考えておられる現在の考え方というものを是非お聞かせいただけたらと思います。

発言情報

speech_id: 117414580X00520100323_053

発言者: 山内俊夫

speaker_id: 30703

日付: 2010-03-23

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会