山内俊夫の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○山内俊夫君 ありがとうございます。
 ODAの件については少しここで区切りを付けさせていただいて、今、大臣が答弁いただいたところ、しっかりと与党の中でも議論していただいて、我々も野党としてもしっかりとその辺り、よりODAに対する考え方をしっかりと取りまとめていかなきゃいけない、このように思っております。
 さて、ちょっとテーマが変わるんですが、冒頭にハイチ地震に関して私もテーマを掲げさせていただきました。通告もさせていただきましたが、ハイチ地震における外務省の対応というものについていささか疑問な点が随分今回かいま見られたものでございますから、今日も、公明党の谷合先生なんかも二月の十八日ぐらいから行かれたんですかね。(発言する者あり)そうですね、十日過ぎに行かれて。実は与党として民主党さんは、日本時間の十三日に地震があって、十八日に、五日目に調査団を送っておりますね。
 これで少し私自身疑問な点があったというのは、その前段がありまして、実は私も議員外交というのを非常に重視をいたしております。その中で、我々自民党・改革クラブは二国間の議員連盟とかそういったものを随分、何百と今つくっておりまして、場合によれば超党派で会もつくっております。
 当然各当時の野党さんも参加をいただいて、一緒に国際問題を考えていこうということで議連をしっかりと進行させていただいていたんですが、どうも最近どこからか声がいろいろ聞こえてきますのは、与野党が参加している議連については与党側で会長を取れという指令が出たと、それが認められないんだったら単独で民主党だけでも議連をつくれというような話が随分ちまたに出ておりまして、議連の進行について我々も非常に苦労させていただいた、ここ半年間。随分なしのつぶてで、役員の提案をしてもなかなか役員の答えが返ってこない、場合によっては我々は別に議連をつくりますよとか、そういう今動きがあるんでしばらく待ってくれとか、非常に大事な問題について先送りされてこられた。そこへハイチの地震が起きた。
 私も、自民党サイドの報告書、そして民主党サイドの報告書、両方読ませていただきました。中身も確認をさせていただきました。自民党側については非常にシンプルでページ数も五ページぐらいなんですが、民主党さんの報告書は随分分厚くていろいろ複雑な話も入っておりますが。基本的に私が感じたのは、やはりテーマについては、このハイチ地震の検証というところにおいては同じなんですね。間違いなく的確な報告をしていただいております。我が国のこういった緊急援助に対する対応の仕方というのはこれも同じです。
 ただ、根本的に違うところがございました。これは、五日目に藤田さんですかね、国際局長の、それと首藤さん、衆議院の、お二人が入っておられまして、この報告書の冒頭にいきなり、自己完結型で入るんだと、こういうことで入られております。ですから、寝袋からテントから全部持っていくんだということで入ったんですが、結果的にはあの混乱の中、五日目ですからね、現地に入ったのは例えば六日目ぐらいになろうかと思いますけれども、ホテルもありません。多少残っていたしっかりしたホテル、それはもう既に予約でいっぱいであります。ところが、その人たちが追い出したのか、倍払ったのか三倍払ったのか分かりません、お二人はちゃんとそのホテルに泊まっておられる。自民党サイドは井上先生と中谷元先生、お二人が入る。谷合先生も入られた。ところが一切対応をしてくれない。
 これはちまたの話ですから、私が確認しているわけではございませんので、時と場合によったら確認をさしていただきますが、一切対応しちゃ駄目だというような指令が出たやに聞いております。これは私、人道的な観点から、やはり与野党こういうのは関係ないですね、イデオロギーも関係ないと思うんですよね。やはりこういったときには声を掛けてでも一緒に現地入りますかと、入れなければ当然、両方、与野党が独自に動いてでも。向こうも混乱していますから余り無理は言えません、けれども行けば当然何らかの一生懸命対応はしてくれますよね。与党側についてはしっかりと対応している実績があります。この報告書にも書いております。ところが、野党側が行くときには全部ノーです。迎えにも行くなという話です。
 そして、例えば今日、榛葉副大臣お越しいただきましたが、自衛隊のテントがもう既に設営されていますから、隅の方でいいから泊めていただけぬかなというような話をしたら、自衛隊も元防衛庁長官でありますから内諾はいただいたと。でもやはり政府の了解が要りますからということで、政府側に問い合わせを掛けると政務三役のところで一蹴されたと。駄目だと。そういう実態があるんです。それを今日少し確認をさしていただくことでやらしていただきます。
 今までの大体のアウトラインお聞きになって、大臣、いかがでしょうか。そういう事実があるんでしょうか。この指令はまさか大臣が、私は信頼しております、非常にまじめで清廉潔白な大臣、まさかこんな、関西弁で言えばせこい話はないだろうと、ここまで与野党の対立を持ち込むという話、私はないんじゃないかなと思いますが、これはだれがそういったところでよしんば命令が出たのなら出たのか、例えば、外務省がおもんばかって勝手にやったのか、その辺りちょっと聞きたいんですが、いかがでしょう。

発言情報

speech_id: 117414580X00520100323_059

発言者: 山内俊夫

speaker_id: 30703

日付: 2010-03-23

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会