舟山康江の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○大臣政務官(舟山康江君) おはようございます。
 六次産業化についての御質問がありました。
 まず、六次産業化についてですけれども、六次産業化というのは非常に広い概念でありまして、農林水産物だけではなく、農山漁村に存在する土地、水、その他の資源を有効に活用して、一次産業としての農林漁業、二次産業としての製造業、そして三次産業としての小売業等の事業の融合を図る、一体的に行っていくという、そういう取組であって、これを応援していこうというものであります。
 御質問にありました一足す二足す三なのか、一掛ける二掛ける三なのかと。いろんなとらえ方があると思いますけれども、やはり一体的にとらえるということを考えると、足し算よりは掛け算なのかなと思っております。それは、やはり相乗効果が出るということ、もう一つは、やはりどれが欠けても、足し算であれば例えば一次がなくても何とか成り立ちますけれども、掛け算は一次がゼロであればすべて答えはゼロになってしまいます。そういう意味からも、やはり掛け算ととらえた方がより実態的なのかなと思っております。
 それから、六次産業化の事例、委員御紹介のそのシックス・プロデュースも拝見させていただきましたけれども、そのような取組というのは今全国に相当たくさん出てきております。是非そういった優良事例を紹介しながら、この取組をもっともっと後押ししたいと思っております。
 今日、二つぐらい少し紹介させていただきたいと思いますけれども、例えば加工に係る優良事例といたしましては、和歌山県の東牟婁郡農事組合法人古座川ゆず平井の里においてポン酢、マーマレードなどのユズ加工、販売に取り組んでおりまして、その結果、平成十一年と比べて加工品の売上高が三千二百万円だったのが、ここ数年で九千四百万円と三倍近くに伸びているという事例。この結果、パートを含め十七名の従業員を雇用、そのうち九名がUターンということで、地元の雇用の拡大にも役立っているという事例であります。
 もう一つ、直接販売に係る優良事例といたしましては、例えば千葉県の柏市で農産物直売所「かしわで」において、農家が設立した直売所で農産物の直接販売に取り組んでおります。その結果、直売所を開設した平成十六年度と比べまして、これも三・七億円から九・三億円と売上高が相当大きく伸びているとともに、パートを含めて今六十五名の従業員が雇用されているということで、非常にこういった農山漁村にある様々な資源を利用して六次産業化を進めていくということはいろんな効果が上がっていると思っておりまして、是非こういったものをどんどん広げていきたいと思っております。

発言情報

speech_id: 117415007X00320100316_005

発言者: 舟山康江

speaker_id: 29872

日付: 2010-03-16

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会